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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

スネイプに対するベラトリックスの追及は続きましたがどうやら訊ける事は全て訊いてしまったようでベラトリックスは黙り込んでしまいました。その沈黙に乗じてスネイプは妹のナルシッサに水を向けたというわけです。しかしスネイプからは意外な言葉が返って来ました。(全3項目)

3-1.何故ハリーを生かしておいた?
闇の帝王は騎士団については我輩がお伝えした情報で満足していらっしゃる。ご明察の事と思うがその情報が過日エメリーン・バンスを捕えて殺害する事に結びついたしシリウス・ブラックを始末するのにも役立ったはずだ。

もっともシリウス・ブラックを片付けた功績は全て君のものだが。こう言うとスネイプは頭を下げてベラトリックスに杯を上げました。しかしベラトリックスは硬い表情を変えずにスネイプに最後の質問の答えを求めました。

最後の質問を避けているぞ。ハリー・ポッターだ。この5年間いつでも殺害できたはずだ。お前はまだやっていない。何故だ?ベラトリックスがこう言うとスネイプは「この件を闇の帝王と話し合ったのかね?」と訊きました。

ベラトリックスは動揺したように言葉を途切れがちにして「あの方は。最近私たちは-お前に訊いているのだスネイプ!」と言いました。するとスネイプはハリーを殺害しなかった理由の説明をようやく始めたというわけです。

もし我輩がハリー・ポッターを殺害していたら闇の帝王はあやつの血を使って蘇る事ができず無敵の存在となる事もできなかった。スネイプがこう言うとベラトリックスはスネイプの事をこう嘲ったというわけなんですよね。

「あの方が小僧を使う事を見越していたとでも言うつもりか!」

これにスネイプは「そうは言わぬ。あの方のご計画を知る由もなかった」と言葉を返しました。既に白状した通りスネイプは闇の帝王が死んだと思っていました。ただここでスネイプが言うのはそういう事ではないそうです。

ここでスネイプが説明しているのは闇の帝王が少なくとも1年前まではハリーの生存を残念に思っていない理由なんだそうです。そこでベラトリックスは「それなら何故小僧を生かしておいた?」とスネイプに訊いたのでした。

3-2.セブルス・スネイプの大きな価値
ベラトリックスのこの問いにスネイプは「我輩の話が分っていないようだな?」と言いました。前にもう言ったようにスネイプがアズカバン行きにならずに済んだのはダンブルドアの庇護があったればこそだったんですよね。

そのダンブルドアのお気に入りの生徒ハリーを殺害すればダンブルドアが我輩を敵視する事になったかもしれない。しかし単にそれだけの事ではなかった。それはハリーが初めてホグワーツに来た時の事だったんだそうです。

ハリーに関する様々な憶測が流れていたのだそうです。ハリー自身が偉大なる闇の魔法使いではないか?だからこそ闇の帝王に攻撃されても生き残ったのだという噂だったんだそうです。そのためだったというわけですよね。

事実闇の帝王のかつての部下の多くがハリーこそ我々全員がもう一度集結し擁立すべき旗頭ではと考えたそうです。スネイプは興味があったのでハリーが城に足を踏み入れた瞬間に殺害しようという気には到底なれなかった。

もちろんハリーには特別な能力などは全くない事がスネイプにはすぐ読めたのだそうです。ハリーは何度かピンチに陥りましたが単なる幸運とより優れた才能を持った友人との組み合わせだけで乗り切って来たんだそうです。

徹底的に平凡な奴でもっとも父親と同様に独り善がりの癇に障る奴ではあるがスネイプは手を尽くしてハリーをホグワーツから放り出そうとしたのだそうです。それはハリーが学校にふさわしくない奴だからなんだそうです。

しかしハリーを殺害したり自分の目の前で殺害されるのを放置するのはどうかというわけです。ダンブルドアがそばにいるからにはそのような危険を冒すのは愚かというものとスネイプはそう言ったというわけなんですよね。

「それでこれだけあれこれあったのにダンブルドアが一度もお前を疑わなかったと信じろというわけか?お前の忠誠心の本性をダンブルドアは知らずに未だにお前を心底信用しているというのか?」

今度はベラトリックスはこう訊いてスネイプは「我輩は役柄を上手に演じて来た」と答えました。さらにスネイプはベラトリックスに君はダンブルドアの大きな弱点を見逃しているとそう指摘をしたというわけなんですよね。

ダンブルドアには人の善なる性を信じずにはいられないという弱みがあるのだそうです。スネイプがまだ死喰い人時代のほとぼりも冷めない頃にダンブルドアのスタッフに加わった時に心からの悔悟の念を語って聞かせた。

するとダンブルドアは諸手を挙げてスネイプを迎え入れたんだそうです。ただし先刻も言った通り出来得る限りスネイプを闇の魔術に近づけまいとした。ここでスネイプは「ダンブルドアは偉大な魔法使いだ」と言いました。

するとベラトリックスは痛烈な反論の声を上げましたがスネイプは構わず言葉を続け「ああ確かにそうだとも。闇の帝王も認めている」と言いました。ただ喜ばしい事にはダンブルドアは年老いて来たとの事なのだそうてす。

闇の帝王との先月の決闘はダンブルドアを動揺させたんだそうです。その後も動きにかつてほどの切れがなくなりダンブルドアは深手を負ったのだそうです。しかしながらスネイプへの信頼は途切れた事がないんだそうです。

それは長年に渡ってでそれこそが闇の帝王にとってのセブルス・スネイプの大きな価値との事だそうです。

3-3.沈黙に乗じて
ベラトリックスはまだ不満そうだったもののスネイプにどうやって次の攻撃を仕掛けるべきかどうかを迷っているようでした。その沈黙に乗じてスネイプは妹のナルシッサのほうに水を向けてこう話しかけたというわけです。

「さて。我輩に助けを求めにおいででしたなナルシッサ?」

ナルシッサはスネイプを見上げました。その顔には絶望がはっきりと書いてあります。ナルシッサは「ええセブルス。わ-私を助けてくださるのはあなたしかいないと思います。他には誰も人がいません」と言ったのでした。

それから「ルシウスは牢獄でそして」と言うとナルシッサは目を閉じました。二粒の大きな涙が瞼の下から溢れ出しナルシッサは目を閉じたままで「闇の帝王は私がその話をする事を禁じました」と言うとこうも言いました。

「誰にもこの計画を知られたくないとお望みです。とても。厳重な秘密なのです。でも」

するとスネイプが即座に「あの方が禁じたのなら話してはなりませんな。闇の帝王の言葉は法律ですぞ」と言いナルシッサはまるでスネイプに冷水を浴びせられたかのように息を呑みました。そしてだったというわけですね。

「ほら!スネイプでさえそう言ってるんだ。しゃべるなと言われたんだから黙っていなさい!」

ベラトリックスはこの家に入ってから初めて満足気な顔をして勝ち誇ったように妹のナルシッサにこう言いました。しかしスネイプは立ち上がって小さな窓のほうにつかつかと歩いて行ったというわけですよね。そしてです。

スネイプはカーテンの隙間から人の気配のない通りをじっと覗き再びカーテンをぐいと閉めました。そしてナルシッサを振り返り顔をしかめて低い声で「たまたまではあるが我輩はあの方の計画を知っている」と言いました。

今日の最後に
ベラトリックスの「何故ハリー・ポッターは今も生きているのだ?」という問いに対してスネイプはハリーは何度かピンチに陥ったが単なる幸運とより優れた友人との組み合わせだけで乗り切って来たとそう答えていますね。

それはハリーには特別な能力など全くなくて徹底的に平凡な奴だからなんだそうです。そして父親と同様に独り善がりの癇に障る奴で学校にふさわしからぬ奴なので手を尽くしてホグワーツから放り出そうとしたそうですね。

しかしダンブルドアがそばにいるからにはハリーを殺害したり自分の目の前で殺害されるのを放置するなどという危険を冒すのは愚かというものなんだそうです。だからハリー・ポッターは今もまだ生きているのだそうです。

徹底的に平凡な奴だが単なる幸運とより優れた友人との組み合わせだけでハリーは乗り切って来た。スネイプがハリーについてこう評するのはヴォルデモートにそうだと思わせるためなのではないかという気が私はしますね。

後にヴォルデモートはハリー・ポッターに関してはこれまであまりにも失態が多くハリーが生きているのはハリーの勝利というより自分の思わぬ誤算すなわち幸運と偶然というつまらぬ奴に阻まれてしまったと言っています。

私はスネイプはヴォルデモートにそう思わせるためにハリーの事を徹底的に平凡な奴だと言っているようなそんな気がしますね。

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