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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ついに運命の懲戒尋問の日がやって来ました。ウィーズリーおじさんもルーピンもシリウスにトンクスも異口同音に「大丈夫だ」と言ってくれるものの、やはり不安な気持ちが拭い切れないハリーでしたが・・・思わぬ事態がハリーを待ち受けていたのでした。(全4項目)

4-1.尋問の日の朝
「その日」の朝早々と5時半に目覚めたハリーはしばらくの間は横になっていましたが尋問のことが頭の隅々まで埋め尽くし、ついに耐えられなくなってベッドから飛び出しました。

着替えて厨房に降りて行くとウィーズリー夫妻、シリウス、ルーピン、トンクスがハリーを待ち受けていたかのように座っていました。

時間をチェックしていたウィーズリーおじさんが「そろそろ出かけよう」とハリーに声をかけハリーは「オーケー」と反射的に答えながら立ち上がりました。

おじさんが玄関の閂を外して2人は外に出ました。普段は「姿現し」で出勤しているおじさんなんですがハリーが一緒ということで今日は地下鉄で魔法省に行くことになったのでした。

4-2.地下鉄で魔法省へ
歩いて小さな地下鉄の駅に辿り着くと、そこはすでに早朝の通勤客で一杯でした。いつものことですがおじさんはマグルの日常の生活に触れると喜びを隠し切れない様子でした。

自動券売機を見て感心し自動改札口に切符が吸い込まれるのを見て大喜びし、ロンドン中心部までの短い地下鉄の旅を大いに楽しんだようでした。

何分にも地下鉄で魔法省に出勤するのは初めてだったため何かと戸惑うウィーズリーおじさんでしたが赤い古ぼけた電話ボックスを指差して「さあ着いた」と明るく言ったのでした。

狭い電話ボックスに無理やりぎゅうぎゅう詰めになって2人が入るとウィーズリーおじさんはハリー越しに受話器を取り「62442」とダイヤルを回しました。

すると電話ボックスの中から落ち着きはらった女性の声が、まるで2人のすぐそばに立っているかように大きくはっきりと聞こえて来ました。

「その声」におじさんが返事をするとお釣りが出て来る返却口から「ハリー・ポッター懲戒尋問」と書いた銀色の四角いバッジが出て来ました。ハリーはそれをTシャツの胸に留めました。

その直後電話ボックスの床がガタガタ揺れたかと思うと、ゆっくりと地面に潜り始めました。電話ボックスそのものがエレベーターになっていたのでした。

電話ボックスの戸がさっと開くと、そこは長い豪華なホールの一番端で黒っぽい木の床はピカピカに磨き上げられていてハリーはあまりの別世界に口をあんぐり開けてしまいました。

そこがハリーが初めて足を踏み入れた魔法省でした。
4-3.時間と場所が変更に!
ホールの中ほどに噴水があって丸い水盆の真ん中に実物大より大きい黄金の立像が幾つも立っていました。2人は人波に混じり魔法省で働く人たちの間を縫うように進みました。

杖のチェックを終えるとゲートをくぐって反対側の小ホールに出ました。そこには少なくとも20機のエレベーターがあってハリーはおじさんと一緒にそのうちの1台に乗り込みました。

魔法使いや魔女が数人物珍しげにハリーを見るのでハリーは目が合わないよう足下を見つめ前髪を撫でつけました。2人は2階でエレベーターを降りました。

途中ウィーズリーおじさんは「闇祓い本部」に立ち寄ってキングズリー・シャックルボルトと会いました。2人はほとんどお互いに知らない者同士のような話し方をしました。

「闇祓い本部」を出るとおじさんは薄暗くてとびきりみすぼらしい廊下へとハリーを導いて右側の扉に黒ずんだ真鍮の表札が掛かった部屋に案内しました。

そこが「マグル製品不正使用取締局」でした。

おじさんが羊皮紙の束の中から「ザ・クィブラー」という雑誌を出して笑いながら見ているとメモ飛行機が入って来ました。

ベスナル・グリーンで3つ目の逆流公衆トイレが報告されたので調査をして欲しいとのことでした。逆流トイレのことを2人で話していると同僚のパーキンズさんが息を切らして部屋に入って来ました。

パーキンズさんがハリーの尋問の時間と場所が変更になって8時開廷で場所が下にある10号法廷になったと言うのです。今の時刻は何と!8時5分過ぎ。短い叫び声をあげ立ち上がるおじさん!

慌てて部屋を飛び出すと2人は急いでエレベーターに乗りました。エレベーターを降りてさらに階段を!10号法廷のある階にはエレベーターすら行っていなかったのです。

ようやく10号法廷を見つけるとおじさんはゼイゼイ言いながら親指で扉を指して「ここから入りなさい」と言いました。

ハリーの心臓がドドドドドッと激しく喉仏を打ち鳴らしました。ぐっと息を呑み重い鉄の取っ手を回してハリーは1人で法廷に足を踏み入れました。

4-4.この場面でのダンブルドア
ダンブルドアが何故ハリーに尋問を受けさせたのか?というと当然「先を見据えて」様々な予習をしてもらうためだったんですよね。

1つ目はまず魔法省の外来者用の入り口の使い方を覚えてもらうこと。電話ボックスに入って「62442」と回して訪問の目的を言うと魔法省に入ることができます。

2つ目は魔法省に入ってから「どのような手順」で神秘部の入り口に辿り着けるのか?を覚えてもらうためです。エレベーターを降りて、さらに階段を降りなくてはなりません。

後にハリーがスネイプの閉心術の訓練の際に夢に出て来る扉が実在するものだと気づいたのも「この時」神秘部の入り口を見たからでした。

本日の最後に
そんなわけで1人10号法廷に足を踏み入れたハリーでしたが「ここ」が第5巻の序盤では非常に重要な節目の場面になります。

後々のストーリーに大きな影響を及ぼす要素が数多く含まれています。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第5巻「不死鳥の騎士団」より第7章「魔法省」でした。

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