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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先回の記事では魔法界には様々な移動方法があると紹介しましたが「姿現わし術」という魔法もまたそうだというわけです。しかしこの「姿現わし術」は難しくて魔法省が実施する試験を受けて合格しなくてはなりません。そして無事にめでたくも合格をすると・・・(全3項目)

3-1.姿現わし術
「姿現わし術」という魔法はまあ一言で云えば瞬間移動という事で姿をある所で消して次の瞬間には全く別の場所に姿を現すという事です。ハリーはこの「姿現わし」の難しさを結構早くから知っていたみたいなんですよね。

ハリーは3年生の時のクリスマス休暇前日の土曜日にフレッドとジョージから「忍びの地図」を譲り受け秘密の地下道を通ってホグズミード村に行きました。そしてロンにハーマイオニーと合流した際ロンにこう言われました。

「ウワー!君姿現わし術ができるようになったんだ!」

感心してこう言うロンにハリーは「まさか。違うよ」と言葉を返しました。だからハリーは実は3年生の時にはもう既に「姿現わし」という魔法が存在する事を知っていて難しい魔法だという事も知っていたようなんですよね。

そんなハリーは6年生の夏休みにダンブルドア校長がプリベット通り4番地に迎えに来て途中寄り道をしながら「隠れ穴」に行くのに当時解禁された「付き添い姿現わし」という方法で行く事になったというわけなんですよね。

「君はまだ当然姿現わしテストに合格しておらんの?」と訊くダンブルドアにハリーは「はい」と答えたその後「17才にならないと駄目なのではないですか?」と問い返しダンブルドアは「その通りじゃ」と答えたのでした。

「それではわしの腕にしっかり掴まらねばならぬ。左腕にしてくれるかの。気づいておろうがわしの杖腕は今多少脆くなっておるのでな」

ダンブルドアがこう言って左腕を差し出しハリーはしっかり掴んでダンブルドアが「さて参ろう」と言って姿現わし術が始まったというわけです。ハリーはダンブルドアの腕が捻れて抜けて行くようなそんな感じがしました。

そのため左腕をますます固く握り締めました。気がつくと全てが闇の中でした。四方八方から強く押さえつけられて息ができません。鉄のベルトで胸を締めつけられ目の玉が顔の奥に押しつけられて行くようだったのでした。

さらに鼓膜が頭蓋骨深く押し込められて行くようでした。そしてハリーは空気を胸一杯吸い込んで涙目になった目を開けました。たった今細いゴム管の中を無理やり通り抜けて来たような感じだったというわけなんですよね。

「大丈夫かな?この感覚には慣れが必要でのう」

ハリーを気遣わしげに見下ろしながらダンブルドアはこう言ったというわけです。ハリーは「大丈夫です」と答えた後に耳をこすり「でも僕は箒のほうがいいような気がします」とそう言ったというわけなんですよね。

3-2.6年生のクリスマス休暇明けから
前述のように「姿現わし」は17才つまり成人になってから試験を受けて合格しなければなりません。そして今年度に17才の誕生日を迎える6年生はクリスマス休暇明けから魔法省が実施する練習コースに参加する事になります。

練習コースを受けるには12ガリオンの費用を支払うんだそうです。結構な金額ですよね。ハリーたちの第1回練習は天候の都合で校庭ではなく大広間で行われる事になりました。普段ですとホグワーツの敷地内ではできません。

練習は通常の授業を避けて土曜日の朝に行われ6年生のためにダンブルドア校長が練習の行われる大広間に限って「姿現わし」をできるようにしました。その練習には4人の各寮の寮監の先生方が立ち会ったというわけですよね。

魔法省から派遣されたウィルキー・トワイクロスという人が指導官を務め練習コースは12週間に渡って行われます。そのトワイクロス氏が言うには「姿現わし」で覚えておかなければならないのは「3つのD」なのだそうです。

つまり「どこへ」と「どうしても」と「どういう意図で」なんだそうです。第1のステップは「どこへ行きたいかしっかり思い定める事」で第2のステップは「どうしても」という気持ちを目的の空間に集中させる事だそうです。

そして最後の第3のステップは「どういう意図で行くのかを慎重に考えながら行く」のだそうです。そして最初の試験は3月に行われハーマイオニーは無事合格しましたがロンは惜しくも落ちてしまったというわけなんですよね。

ハリーは誕生日が7月31日なのでまだ17才にはなっておらず3月の試験を受ける事はできません。ところがヴォルデモートの分魂箱を取りに海辺の洞窟に行った際にハリーは無免許で「姿現わし」をする事となったんですよね。

ヴォルデモートの分魂箱は液体が満たされた水盆の底にありました。手を入れて液体に触れようとしても液面から2~3センチの所で見えない障壁が阻み「消失呪文」も「変身呪文」やその他の呪文でも変える事ができません。

この液体は飲み干す事によってのみなくす事ができる。ダンブルドアは水盆を満たす液体を飲み干し弱りました。そのためハリーが「姿現わし」をしてダンブルドアをホグワーツに連れて帰る必要に迫られたというわけですね。

そこでダンブルドアを待ち受けていたのはセブルス・スネイプに「死の呪文」を放たれて死ぬという運命でした。

3-3.やりたくってしかたなくなるらしい
こうして17才の誕生日が過ぎた後に魔法省が実施する試験を受けなくてはならない「姿現わし術」ですがロンは落ちてしまいましたね。何でもこの「姿現わし術」という魔法は体の大きな人ほど習得が難しいんだそうですね。

ウィーズリー家の次男のチャーリーもやはり最初に受けた試験は落ちてしまって二度目に受けた試験で合格したのだそうです。でもそれはチャーリーが体が大きいからでだからフレッドとジョージもあまりからかわなかった。

ハリーはその事をロンから聞かされました。そしてこの「姿現わし術」という魔法は一旦覚えてしまうと「やりたくってしかたなくなる」との事なんだそうです。覚えた直後はする必要がない所でもやたらとやるそうですね。

ハリーがクィディッチ・ワールドカップの観戦のために2年ぶりに「隠れ穴」を訪れた時でした。ビルとチャーリーにパーシーの3人は「移動キー」ではなく「姿現わし」で行くと聞いて「姿現わし」の話題になったんですよね。

フレッドが「俺たちは何で姿現わし術を使っちゃいけないんだい?」と不機嫌に訊くと母親のウィーズリーおばさんが「あなたたちはまだその年齢じゃないのよ。テストも受けてないでしょ」とそう答えたというわけですね。

パーシーは誕生日が8月22日なので2週間前に合格したばかりなのだそうです。それからはできるという事を見せたいがために毎朝1階まで「姿現わし」で下りて来るとの事でした。その事はフレッドとジョージもそうでした。

翌年の夏休みにロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部にハリーが入ったその日でした。ハリーがロンとハーマイオニーと話しているとそこにフレッドとジョージが「姿現わし」して来たのでした。

ロンが「階段を下りたって30秒も余計にかかりゃしないのに」と文句を言うとフレッドが「弟よ時はガリオンなりさ」と応えました。このように「姿現わし術」は覚えた直後にはやりたくて堪らなくなるみたいなんですよね。

今日の最後に
この「姿現わし術」には「バラけ」という問題があるんだそうです。体が2つに分離してしまい身動きが取れなくなる。そのため魔法省が実施する試験に合格して免許取得という事にならないとしてはいけないというわけです。

ちなみにハリーはダンブルドアとした「付き添い姿現わし」が人生で最初の「姿現わし」だと思っているようですが実はホグワーツに入学する前の自分が魔法使いだと知らない時に「姿現わし」をした事がハリーはあります。

それは学校の屋根事件でした。いつものようにダドリー軍団に追いかけられてハリーが食堂の外にあった大きな容器の陰に飛び込もうとしたら気がついた時にはハリーは食堂の屋根の煙突の上に腰掛けていたというわけです。

これには誰よりもハリー自身が驚いたのだそうです。ハリーはジャンプした拍子に風にさらわれたに違いないと思ったそうですが私はハリーはこの時には地上から学校の食堂の屋根の煙突の上に「姿現わし」したと思います。

この「姿現わし術」も私たちマグルが使えたらどれだけいいだろうとそう思いますね。やはり移動時間を劇的に短くする事ができますよね。

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