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ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。
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あの人の名場面集~セブルス・スネイプの場合(6)(8回シリーズ)
ナルシッサ・マルフォイはスピナーズ・エンドのスネイプの自宅を訪れスネイプに「破れぬ誓い」を結ばせました。そして息子ドラコを見守り危害が及ばぬように力の限り護るとそう誓わせたというわけです。そしてその時がやって来たというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.あまりに有り得ない組み合わせ
こうしてセブルス・スネイプは夏休み中にスピナーズ・エンドの自宅を訪れたナルシッサ・マルフォイと「破れぬ誓い」を結びました。ドラコを見守り危害が及ばぬように力の限り護るとそう誓ったというわけなんですよね。

ハリーは8月になって最初の土曜日にダイアゴン横丁で偶然見かけて以来ドラコ・マルフォイの企みを何とか見抜こうとして必死になっていました。そしてそれはクィディッチのレイブンクロー戦を数日後に控えた日の事です。

ハリーは今学期「魔法薬学」の教師としてホグワーツの教壇に復帰をしたホラス・スラグホーンが主催したクリスマス・パーティの夜にマルフォイがスネイプと言い争いをしているのを聞いて確信を持つに至ったんですよね。

マルフォイは確かに何かを企んでいる。スネイプが援助を申し出てマルフォイがそれを拒否していたからです。そしてハリーはマルフォイが「必要の部屋」で何かをしているらしいという事は判っていたというわけですよね。

その日ハリーはつい習慣でいつものように回り道し「必要の部屋」がある8階の廊下に向かいながら「忍びの地図」をチェックしました。ざっと見てマルフォイが見つからなかったので「必要の部屋」に違いないと思いました。

ところがその時でした。マルフォイと記された小さな点が下の階の男子トイレに佇んでいるのを発見しました。一緒にいるのはクラッブでもゴイルでもなく何と「嘆きのマートル」であまりにも有り得ない組み合わせでした。

ハリーは階段を駆け下りマルフォイと「嘆きのマートル」がいる男子トイレにやって来ました。扉に耳を押しつけましたが何も聞こえません。ハリーはそーっと扉を開けました。マルフォイが扉に背を向けて立っていました。

「辞めて。辞めて頂戴。困ってる事を話してよ。私が助けてあげる」

感傷的にこう言う「嘆きのマートル」の声が小部屋の1つから聞こえて来てマルフォイは全身を震わせて「誰にも助けられない。僕にはできない。できない。上手く行かない」とそう言葉を返していたというわけなんですよね。

そしてマルフォイはすぐにやらないとあの人は自分を殺害するって言うんだとそう言っていたというわけですよね。


3-2.そこに飛び込んで来たのは
その時ハリーは気がつきました。あまりの衝撃でハリーはその場に根が生えてしまったかのような気がしました。マルフォイが泣いている。涙がマルフォイの頬を伝い洗面台に流れ落ちていてマルフォイは喘いでいたのでした。

マルフォイはぐっと涙を堪えて身震いすると顔を上げて鏡を覗きました。するとハリーが自分を見詰めている事に気づきました。マルフォイはくるりと振り返ると杖を取り出しました。ハリーも反射的に杖を引き出しました。

こうしてハリーとマルフォイとの戦いの火ぶたが切って下ろされました。甲高い声で「嘆きのマートル」が「駄目!駄目よ!辞めて!」とか「辞めて!辞めて!」と言って戦いを中止するようにと言いましたが止まりません。

マルフォイは顔を歪めて「クルー」と叫びました。床に倒れながらもハリーは夢中で杖を振って大声で「セクタムセンプラ!」と唱えました。マルフォイの顔や胸からまるで見えない刀で切られたように血が噴き出しました。

マルフォイはよろよろと後退りして水浸しの床に倒れ右手がだらりと垂れて杖が落ちました。ハリーは「そんな」と口走ると息を呑みました。滑ったりよろめいたりしながらハリーは何とか立ち上がったというわけですよね。

それからマルフォイのそばに急ぎました。マルフォイの顔は血で真っ赤に光り蒼白な両手が血染めの胸を掻きむしっていました。ハリーは自分が何を言っているのか分らずマルフォイの脇にがっくりと両膝をついたのでした。

マルフォイは自分自身の血の海で激しく震えていました。その時です。ハリーの背後の扉が音を立てて開きました。目を上げたハリーはぞっとしました。憤怒の形相でスネイプが飛び込んで来ていたからというわけですよね。

スネイプはハリーを荒々しく押し退けてひざまずくとマルフォイの上に屈み込みました。そして杖を取り出しハリーの呪いでできた深い傷を杖でなぞりながら呪文を唱えました。まるで歌うような呪文だったというわけです。

スネイプが唱えた呪文で出血は緩やかになったようでした。スネイプはマルフォイの顔から残りの血を拭うと呪文を繰り返しました。今度は傷口が塞がって行くようでした。ハリーは自分のした事に愕然としていたのでした。

そのため自分もマルフォイの血と水とでぐしょ濡れになっている事にはほとんど気づかずにスネイプがしている事を見詰め続けていました。スネイプは三度目の呪文を唱え終わるとマルフォイを半分抱え上げて立たせました。

「医務室に行く必要がある。多少傷痕を残す事もあるがすぐにハナハッカを飲めばそれも避けられるだろう。来い」

スネイプはマルフォイを支えてトイレの扉まで歩くと振り返って冷たい怒りの声で「そしてポッター。ここで我輩を待つのだ」と言ったというわけなんですよね。

3-3.戻って来ると
「セクタムセンプラ!」と唱えて目の前で起きた事のあまりに大き過ぎる衝撃にハリーは逆らおうなどとはこれっぽっちも考えませんでした。10分後にスネイプは戻って来て「去れ」の一言でマートルは姿を消したのでした。

「そんなつもりはありませんでした。あの呪文がどういうものなのか知りませんでした」

マートルがいなくなった後は痛いほどの静けさになりハリーはすぐさまスネイプにこう言いました。しかしスネイプはハリーのこの言葉を無視しました。スネイプはハリーに向かって低い声でこう言って来たというわけです。

「我輩は君を見くびっていたようだなポッター。君があのような闇の魔術を知っていようとは誰が考えようか?あの呪文は誰に習ったのだ?」

ハリーはどこかで読んだとか図書室の本だとか何という本だったのか思い出せないと破れかぶれにでっち上げました。スネイプはそんなハリーに「嘘をつくな」と言ったというわけです。ハリーは喉がからからになりました。

スネイプが開心術で自分の心を覗き込んでいる事は判っていましたがハリーは閉心術を習得していませんでした。スラグホーンの最初の授業で手に入れた半純血のプリンス蔵書の「上級魔法薬」の教科書が頭に浮かびました。

「学用品のカバンを持って来い。それと教科書を全部だ。全部だぞ。ここに我輩の所へ持って来るのだ。今すぐ!」

ハリーはグリフィンドール塔に戻るとロンから「上級魔法薬」の本を借りました。そして半純血のプリンス蔵書の「上級魔法薬」の本は「必要の部屋」に隠しました。それからスネイプの待つトイレに戻って来たんですよね。

しかしハリーのごまかしはスネイプに通じませんでした。スネイプは今学期一杯土曜日の午前10時に自分の研究室での罰則を課したというわけなんですよね。

今日の最後に
スピナーズ・エンドのセブルス・スネイプの自宅を訪れたナルシッサ・マルフォイはスネイプに「破れぬ誓い」を結ばせました。そして息子ドラコを見守り危害が及ばないように力の限り護るとそう誓わせたというわけです。

ハリーの「セクタムセンプラ!」の呪文でドラコ・マルフォイが血まみれになるとスネイプはすぐさま現場の男子トイレに駆け込んで来てマルフォイの応急措置をして出血を止めるとマルフォイを医務室に連れて行きました。

つまりはちゃんとドラコの事を見守っていたというわけですよね。ナルシッサは最後に息子ドラコがヴォルデモートから命じられた任務を遂行する事ができず失敗しそうな時には代わりに実行するとスネイプに誓わせました。

それは実はホグワーツの校長アルバス・ダンブルドアを殺害する事でした。ドラコは「武装解除の術」でダンブルドアの杖を奪って丸腰にしたものの怖気づいて「死の呪文」を放つ事はできず代わりにスネイプが放ちました。

こうしてスネイプは誓った行為を全てやり遂げたというわけなんですよね。
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