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今年はいよいよ5年目!つまり今年度末には「ふくろう試験」が控えているということで、いきなり学期初日から宿題ラッシュ!ということになったハリーとロンでしたが、さらにハリーはさっそくアンブリッジ先生との戦いの火ぶたが切って下ろされたのでした。(全4項目)

4-1.憂鬱な学期初日
9月1日の夜にはさっそく同室のシェーマスと口喧嘩することになったハリーでしたが翌朝そのシェーマスは超スピードで着替えるとハリーがソックスも履かない内に寝室を出て行きました。

ネビルとロンが「君が悪いんじゃない。あいつが悪い」と目配せをしてくれましたが、それでハリーの気持ちが収まるというわけでもありません。

談話室で一緒になったハーマイオニーがハリーを見て「どうしたの?」と訊ねるのでロンが「そのこと」を伝えるとハーマイオニーも「ラベンダーもそう思っているのよ」と憂鬱そうに言ったのでした。

ハーマイオニーは組分け帽子も「団結せよ、内側を強くせよ」と言ったのだから仲間内で争っている場合じゃないと2人に言いましたが・・・

ロンもハリーと同意見でスリザリンと仲良くするなんて無理だし、玄関ホールで一緒になったレイブンクロー生がハリーを見て襲われるのを恐れるように群れを固めるので・・・

思わずハリーも「あんな連中と仲良くするよう努めるべきだな」と皮肉を口にしてしまったのでした。ホグワーツの生徒全員が一致団結することなど遠い夢のようでした。

この後大広間で朝食を食べながらフレッド・ジョージと「ふくろう試験」の話になり2人は「この1年は悪夢だぞ」とハリーたち3人に言ったのでした。

4-2.アンブリッジ先生の初授業
今年は「ふくろう試験」の年!ということで魔法薬学の授業は「そのこと」に関するスネイプの演説で幕を開けることとなりました。

「魔法史」「魔法薬学」「占い学」と3科目連続で宿題が出たので、やはりフレッドとジョージの言う通りだとロンは梯子を下りながら大声で不平を口にしたのでした。

「闇の魔術に対する防衛術」の教室に入って行くとアンブリッジ先生はもう教壇に座っていました。教師としての力量が未知数なので生徒たちは静かに教室に入りました。

アンブリッジ先生の「杖をしまって羽根ペンを出してください」という言葉に大勢の生徒が暗い目を見交わしました。杖をしまった後の授業が面白かった例(ためし)がなかったからです。

大多数の生徒の懸念通りアンブリッジ先生の授業は「防衛術の理論」というつまらない本を読むだけの「本当」につまらない授業でした。

読めと言われた本があまりにもつまらないので退屈の余り周りを見渡したハリーでしたが右のほうを見たハリーは驚いて麻痺状態から醒めました。

ハーマイオニーは「防衛術の理論」を開いてもいないのです。目の前に本を出されて開きたいという誘惑に抵抗をしたことなどないハーマイオニーが!

ハリーは「どうしたの?」という目を向けましたがハーマイオニーは「それどころではないのよ」と目で合図を送りながら手を挙げてアンブリッジ先生をじっと見つめるのでした。
4-3.アンブリッジ先生対グリフィンドール寮5年生
「この後」ハーマイオニーの発言をキッカケにアンブリッジ先生と生徒たちの間で授業の内容を巡っての激しい議論が交わされました。

アンブリッジ先生が「安全で危険のない方法」とか「理論を十分に勉強すれば」などと極めて非現実的な教育方針を口にするので・・・

生徒たちは異口同音に「そんな勉強が役に立つのか?」とか「ふくろう試験に実技はないのですか?」と抗議の声を挙げました。

そしてハリーがヴォルデモート卿の名前を口にすると、それに対してアンブリッジ先生はグリフィンドール10点減点を言い渡した後に・・・

生徒たちに「みなさんはある闇の魔法使いが戻って来たという話を聞かされて来ました」がこれは嘘ですと言い放ったのでした。

なおもハリーが「嘘じゃない!」「僕はあいつと戦ったんだ!」と言うとアンブリッジ先生は勝ち誇ったようにハリーに罰則を課すことを言い渡したのでした。

4-4.この場面でのダンブルドア
そんなわけで「いきなり」アンブリッジ先生の最初の授業で罰則を言い渡されてしまったハリーでしたが8月12日の懲戒尋問以降はダンブルドアは静観の構えで何もしてくれていません。

しかし!今までダンブルドアがハリーに受けさせた罰則で後々役に立たなかった罰則など1つもありません。これも先々のことを見据えて敢えてハリーに罰則を受けさせたというわけです。

ハリーにとっては昨年度より「さらに早く」何と!9月1日から厳しい試練の日々が始まってしまったということになりますが「これ」も新たな行動を起こす際のエネルギー源となるんですね。

本日の最後に
実は今回「この記事」を書くにあたって「この章」を読み返して初めて気づいたことがありました。第5巻が出版されてからもう3年以上経つというのに!迂闊(うかつ)でした。

初授業でハリーがヴォルデモート卿の名前を口にした時のアンブリッジの反応です。ぎくりともせず気味の悪い満足げな表情を浮かべてハリーをじっと見つめています。

ホグワーツでの1年間の発言や行動を見ればアンブリッジもまたシリウスの両親と同様に狂信的な純血主義者であることは明らかでしょう。

ですからアンブリッジもまたヴォルデモート卿のことを崇拝していて本当は「あのお方」とか「闇の帝王」と呼びたかったのを生徒の前だったので・・・

何とか我慢して「ある闇の魔法使い」と呼んだのではないかな?という気が私はしますね。「例のあのひと」とか「名前を言ってはいけないあの人」とは呼んでいないのがミソだと私は思います。

アンブリッジが「この場」でヴォルデモート卿の復活を完全否定したのは「闇の帝王」が自身の復活を表沙汰にするのを望んでいないとの判断で・・・

だからこそヴォルデモートの復活を公然と口にしたハリーに対して罰則を課したのは黙らせようとするための措置だったのではないかな?という気が私はしますね。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第5巻「不死鳥の騎士団」より第12章「アンブリッジ先生」でした。
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