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いよいよ魔法大臣コーネリウス・ファッジと魔法省によるホグワーツへの干渉が本格的に始まりました。今のところは恐ろしいほどに無抵抗で静観の構えを取っているダンブルドアですが、もちろん!それには先々のことを見据えたダンブルドアの思惑が隠されていたのです。(全5項目)

5-1.「改革」という名の弾圧
パーシーが手紙で事前に予告して来た記事は「日刊予言者新聞」を隅から隅まで隈なく探さなければならないだろうと3人は思っていましたが・・・

予想に反して「その記事」は大見出しの下にドローレス・アンブリッジの写真がでかでかと載るほどの大きな扱いで探さなくとも容易に見つけることができました。

記事の内容は「魔法省、教育改革に乗り出す」と題して、新たに「高等尋問官」という職位を設けてホグワーツ魔法魔術学校に対して、これまでにない統制力を持つようにしたというものでした。

新たに設置した職位には「闇の魔術に対する防衛術」の教師として既にホグワーツに入っているアンブリッジ女史が就任することになったとのことです。

「高等尋問官」は同僚の教育者つまり先生方を査察する権利を持ち教師たちが然るべき基準を満たしているかどうかの確認をするのだそうです。

記事を読んで怒りに打ち震えるハリーとハーマイオニーでしたが、ロンは何故か?うれしそうで「なに?」と言う2人にロンはマクゴナガル先生が査察されるのが待ち遠しいと言ったのでした。

5-2.「占い学」の授業に・・・
そんなわけで「その日」の午前中にさっそく「呪文学」の授業にアンブリッジの査察が入りましたが、それを受けたのはフレッドとジョージだったので・・・

ハリーとロンが最初に授業査察を受けたのは昼食後の「占い学」のクラスでした。アンブリッジが現れてペチャクチャと楽しげだった雰囲気がたちまち白けてしまいました。

アンブリッジとトレローニー先生のやり取りを見た後にロンと目が合ったハリーは自分とロンが全く同じことを考えていると思いました。敵の敵は味方!つまりトレローニー先生に対して同情心が芽生えたのです。

しかし「その直後」にトレローニー先生がハリーの夢の数々の解釈を(全ての夢がぞっとするような死に方で早死するという内容)説明し終える頃にはハリーの同情心もかなり薄れていました。
5-3.またしても・・・
「占い学」の後のクラスは「闇の魔術に対する防衛術」でハリーとロンは再びアンブリッジと顔を合わせることとなりましたが再び「ここ」で一騒動ありました。

またもやハーマイオニーが手を挙げていたのです。アンブリッジも2度目のことなので今度はキチンと戦略を練って来たようでした。

立ち上がってハーマイオニーの真正面に行くと他の生徒に聞こえないように体を屈めて「今度は何ですか?」と囁きました。それに対してハーマイオニーは・・・

第2章はもちろん第3章も・・・この本は全て読んでしまったと言うハーマイオニーに対してアンブリッジは「だったら第15章の内容を言える?」と突っ込むと・・・

ハーマイオニーが即座に答えてしまったのでアンブリッジは意に反して感心してしまったようでした。しかし!この後ハリーが「余計な一言」を・・・

よせばいいのにクィレル先生の後頭部からはヴォルデモート卿が飛び出していたなどと口を滑らせてしまったため再びアンブリッジの罰則を受けるハメになってしまったのでした。

5-4.今度は「変身術」の授業に・・・
そんなわけで学期2週目もアンブリッジの罰則を受けることになってしまったハリーでしたが最悪だったのはジョージの予想通りアンジェリーナの反応でした。

火曜日の朝食の席でアンジェリーナが大声でハリーに詰め寄りました。騒ぎを聞きつけたマクゴナガル先生が教職員テーブルから来てグリフィンドールから5点減点しました。(自分の寮なのに!)

アンジェリーナからハリーがまた性懲りもなくアンブリッジの罰則を食らったことを聞いた先生は「さらに」グリフィンドールから5点減点しました。

まさに「弱り目に祟(たた)り目」とはこのことで罰則プラス5点減点のあまりに理不尽なマクゴナガル先生に怒り狂うハリーでしたが・・・

「変身術」の教室に入ったとたん「そんな怒り」もどこかへ行ってしまいました。アンブリッジとクリップボードが対になって隅に座っていたからです。

マクゴナガル先生はアンブリッジがいることなど全く意に介さない様子で「すたすた」と教室に入って来ました。アンブリッジには一瞥もくれません。

2度目の咳払いでマクゴナガル先生はようやく「何か?」とアンブリッジに顔を向けました。アンブリッジが査察の日時のメモが届いているのか?と尋ねると・・・

マクゴナガル先生は「当然受け取っております。さもなれれば私の授業に何の用があるかとお尋ねしていたはずです」と言うなりアンブリッジにキッパリ!と背を向けました。

アンブリッジが3度目の咳払いをして授業の進行を邪魔するとマクゴナガル先生は「そのように中断ばかりなさって私の通常の教授法がわかるのですか?」と言ったので・・・

アンブリッジは横面を張られたような顔をして一言も言わず羊皮紙をまっすぐに伸ばして猛烈に書き込み始めましたがマクゴナガル先生は歯牙にもかけない様子で「いつもの」ように授業を続けました。

最後にアンブリッジは査察の結果は10日後に受け取ることになりますとマクゴナガル先生に告げましたが先生は「待ちきれませんわ」と無関心な口調で冷たく答えただけでした。

大いに満足して教室を後にしたハリーたちなのでした。

5-5.この場面でのダンブルドア
ハリーの懲戒尋問の際に魔法大臣コーネリウス・ファッジを煽り立てて挑発したダンブルドアでしたが、この新しい職位の創設も「その効果の現れ」といっていいでしょう。

もちろんアンブリッジが「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツに乗り込んで来たのが「第1弾」ということになるわけですが、それを受けて・・・

いよいよハーマイオニーが「その気」になってきてくれたようです。

本日の最後に
火曜日の真夜中近くアンブリッジの罰則を終えて寮に戻ったハリーでしたが、談話室には誰もいないと思っていましたがロンとハーマイオニーが起きて待っていてくれました。

ハーマイオニーが黄色い液体の入った小さなボウルをハリーに差し出して手を浸すようにと言いました。マートラップの触手を裏ごしして酢に漬けた溶液なのだそうです。

その場でハーマイオニーはアンブリッジが教師としては最低だということ。だから「あの先生」からは何も学ぶことができないので・・・

外の世界で待ち受けているものに準備をするために「闇の魔術に対する防衛術」を自習するのはどうか?と言い出したのでした。

さらに自習する際の先生をハリーがしてはどうか?という突拍子もない提案をハーマイオニーがしてきたのでハリーは一瞬言葉を失いました。

当然ロンも自分と同じ気持ちで呆れ果てているだろうと思って見るとロンが呆れ顔をしていないのでハリーは度肝を抜かれました。

当初は戸惑い腹を立てたハリーでしたがハーマイオニーから静かに「考えてみてね」と言われて「どうしたものか?」と思ったハリーでしたが・・・

考えてみることにしたのでした。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第5巻「不死鳥の騎士団」より第15章「ホグワーツ高等尋問官」でした。
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