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一抹の淋しさを感じつつ今日からいよいよ「謎のプリンス」編に入ります。ハリーポッター・シリーズではこれまでは常に魔法界側からの視点で書いていたローリングさんでしたが、おそらく最初にして最後と思いますが「この章」は私たちマグルの側から描かれた内容になっています。(全4項目)

4-1.マグルの首相の憂鬱
まもなく夜中の12時になろうかというのに首相が1人で執務室にいたのは「さる遠国」の元首からの電話が一向に掛かってこないからでした。

電話を待つ間長ったらしい文書に目を通していましたが内容が全く頭に入らなかったのは「この1週間」の間に起こった不可解な事件や事故のことが頭の中を支配していたからです。

ブロックデール橋の落下事故に世間が大騒ぎになった2つの残酷な殺人事件さらには西部地域に多大な人的・物的被害を与えた異常気象のハリケーンなどなど・・・

頭の痛いことが「これでもかこれでもか」と起きているのに政敵殿が傷口に塩を塗るかのように全てが政府のせいだとおっしゃってくれるので首相の脈拍は早くなるばかりでした。

4-2.来る毎にエスカレートして行く「悪い知らせ」
何故(なにゆえ)に不可解な事件や事故がこうも立て続けに起こるのか?の原因は暖炉の火の中から現れた男によって明らかにされたのでした。

首相が「むこうの大臣」と呼んでいる魔法大臣コーネリウス・ファッジによって一連の事件や事故を起こしているのは「あの人」だということを知らされたのでした。

初めて会った時にファッジは魔女や魔法使いは今でも世界中に隠れ住んでいるが首相を煩わせることは決してないから安心するようにと言っていたんですが「その後」も2人は何度も会うことになったのです。

3年前やはり首相が1人で執務室にいると、ずぶ濡れで慌てふためいたファッジが暖炉からワッ!と飛び出して来ました。シリアス・ブラックとかいう危険人物が監獄から脱走したらしいのです。

ファッジは1時間以上も話しました。1度「ある名前」を口にすることを拒み羊皮紙に名前を書いて首相の手にそれを押し付けました。

「その時」にもファッジは「願わくはもうお目にかかることがないよう!」と言っていたのですが2人はそれからも何度も会うことになったのです。

三校対抗試合のためにドラゴンを3頭とスフィンクスを「この国」に持ち込む話やら集団脱走の話やら首相はさらにファッジの慌てふためきぶりが毎回ひどくなっているのにも気づいていました。

4-3.新魔法大臣登場!
そんなわけで橋が落ちた原因も2つの不可解な殺人事件の犯人が誰なのか?も判った首相でしたが何よりも腹立たしいのは「その原因」を国民に説明できないということでした。

相も変わらず橋の張り線や伸縮継ぎ手の錆とか、そのほか何が飛び出すかわからないような質問に答えなければならないのです。

魔法大臣として手を打つべきだとファッジに訴えた首相でしたが、ファッジはこんなに沢山の事が起こったので3日前にクビになったことを首相に告げたのでした。

そしてコーネリウス・ファッジに代わって新たに魔法大臣に就任したルーファス・スクリムジョールが執務室に姿を現したのでした。

4-4.この場面でのダンブルドア
さて!そんなわけでルーファス・スクリムジョールが新たに魔法大臣に就任して顧問に退いたコーネリウス・ファッジなんですが・・・

ファッジは「ここ2週間」ダンブルドアに毎日2通も手紙を書いたのに頑として動こうとしないと愚痴をこぼしていますね。

さらに「ダンブルドアがあの子をちょっと説得する気になってくれたら私はもしかして」とも言っていますね。「あの子」というのはもちろん!ハリーのことでしょう。

後にダンブルドアはコーネリウス・ファッジが大臣の座に固執する余り政権末期にハリーとの面会を求めたが「その可能性はない」と言ったことをハリーに伝えています。

1年間に渡ってハリーとダンブルドアのことを「嘘つき」「ボケ老人」呼ばわりして散々迫害していたのですから当然のことですよね。

本日の最後に
発売日直前に第6巻の冒頭章は13年間熟成したもので「賢者の石」「アズカバンの囚人」「不死鳥の騎士団」で使用しようとしたが結局うまくいかず、ようやく第6巻で収まったということが・・・

ローリングさんのサイトで発表されたので私も「あれこれ」と「こんな内容かな?」などと予想したり記事を書いてみたりしたのですが結局は表紙をめくってみたら予想とは全く違った内容でした。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第6巻「謎のプリンス」より第1章「むこうの大臣」でした。
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