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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ダンブルドアと共にバドリー・ババートンという村に「付き添い姿現し」でやって来たハリーでしたが、その目的は「かつての同僚」でホグワーツで共に教鞭を取っていた「あの人」を学校に戻って来るよう説得するためでした。果たしてハリーの役割は?またハリーを連れて来たダンブルドアの思惑は?(全4項目)

4-1.バドリー・ババートンに
そんなわけで初めて学校の外でダンブルドアとじっくり話し合う機会を持つことができたハリーでしたがハリーの胸中は幾分複雑なものだったようです。

と!いうのも「わずか2週間程」前にハリーは学校の校長室で散々怒鳴ったばかりかダンブルドアの持ち物を力任せに打ち砕いて暴れたからです。しかしダンブルドアはそんなことは全く気にしていないようでした。

プリベット通りの端に辿り着くとダンブルドアが急に立ち止まってハリーに「君は当然姿現しテストには合格しておらんの?」と訊ねました。

「姿現し」テストは17才にならないと受けられないので「次の移動先」には付き添い姿現しで行くことになりダンブルドアは「腕にしっかりつかまらなくてはならぬ」と言って左腕を差し出したのでした。

到着したのは寂(さび)れた村の小さな広場で広場の真ん中には古ぼけた戦争記念碑が建ちベンチが幾つか置かれていました。

4-2.ホラス・スラグホーン初登場!
ダンブルドアは微笑んで旅行用マントの襟元を合わせ直すと「こっちじゃ」と言ってきびきびした歩調で歩き始めました。通る道すがら近くの教会の時計を見るとほとんど真夜中でした。

ハリーは「ここはいったいどこなのか?」や「これから何をするのか?」などを訊ねながら未だ分らぬ目的地に向かってダンブルドアについて歩を進めて行きました。

ダンブルドアの説明によると到着したのはバドリー・ババートンという村で、ここに来たのは「またしても」先生が1人足りないので・・・

かつての古い同僚を引退生活から引っ張り出しホグワーツに戻るよう説得するために来たのだそうです。何故(なにゆえ)にハリーを連れて来たのか?はいずれ判るとのことでした。

「その人物」の家に到着する途中ハリーは「姿現し」の礼儀についての説明を聞いたり今度新たに魔法大臣に就任したルーファス・スクリムジョールについての見解を聞いたりしました。

2人は話が弾んで魔法省が送ってきたパンフレットの話やら亡者の話やら内容は多岐に渡りましたが、そうこうする内に「かの人物」の家に到着したようです。

狭い玄関ホールを抜けて杖灯りを掲げながら居間に入って行くと乱暴狼藉の跡が目に飛び込んで来ました。バラバラになった床置時計やらピアノの鍵盤やらシャンデリアの残骸が散らばっています。

何やら恐ろしいことが起こったのでは?と思わず息を呑むハリーでしたが「目当ての人物」は実は姿を変えて潜んでいたのです。

ダンブルドアは突然さっと身を翻すと膨れすぎた肘掛椅子のクッションに杖の先を突っ込みました。すると椅子が叫ぶではありませんか!

今の今まで肘掛椅子があった所に堂々と太った禿の老人が下っ腹をさすりながら涙目で恨みがましくダンブルドアを見上げていました。

それがダンブルドアのかつての同僚だったホラス・スラグホーンでした。

4-3.ハリーが説得?
2人が杖を振って全てが元の位置に収まり静寂が訪れてダンブルドアの壁の血は何だったのか?の問いにドラゴンの血だと答えて食器棚のクリスタルの小瓶を調べていたスラグホーンでしたが・・・

その瓶を戸棚の上に戻した後にスラグホーンはようやくハリーの存在に気がついたのでした。やはり真っ先に視線が行ったのは額に刻まれた稲妻形の傷でした。

ダンブルドアがハリーとスラグホーンにお互いを紹介するために進み出ました。スラグホーンは抜け目のない表情で「その手で説得しようと考えたわけだな?」とダンブルドアに食ってかかりました。

その後は「昔のよしみ」で一杯飲むぐらいのことはしてもいいだろうというコトになりましたがダンブルドアがあれこれと言葉を尽くして説得してもスラグホーンはなかなか首を縦には振りません。

そうこうする内に突然ダンブルドアが立ち上がるものだから「帰るのか?」と期待顔で言ったスラグホーンでしたが何故か?ダンブルドアはトイレに行ってしまいました。

初対面のハリーと2人だけになってスラグホーンは何やら落ち着かない様子で沈黙が訪れましたが、やがてハリーに声を掛けて来ました。

例によって例のごとくハリーが姿形は父親そっくりで目だけは母親そっくりだと言うスラグホーンでしたが、その後ハリーの母親の学生時代のことを懐かしそうに話したのでした。

そして話の中でスラグホーンがダンブルドアの教職復帰の要請に首を縦に振らないのは「不死鳥の騎士団」に入りたくないからだということが判って来たのでした。

ハリーは大多数の先生方は騎士団員ではないし誰も殺されてはいないことを言ってダンブルドアが校長でいるホグワーツこそが一番安全な場所なのでは?と言いました。

ダンブルドアが部屋に戻って来てハリーに「暇(いとま)する時間じゃ」と声を掛けるとハリーは躊躇せずにすぐに立ち上がりました。スラグホーンは気持ちが揺れているようでした。

2人が玄関口まで行った時に後ろから叫ぶ声がしました。ダンブルドアが振り返るとスラグホーンは居間の出口に息を切らせて立っていました。

これでスラグホーンが教職に復帰することになったのでした。

4-4.この場面でのダンブルドア
ダンブルドアにとって「この旅」には4つの大きな目的があったのではないかな?と私は思いますね。1つ目はダーズリー夫妻にハリーに対する処遇と我が子(ダドリー)の育て方を反省してもらうこと。

2つ目はハリーに「姿現し術」を体験してもらうことで3つ目はスラグホーンを説得してもらうことだったのでは?ないかと私は思います。

そして最後の仕上げが「隠れ穴」についてからハリーを待ち受けていたというわけです。

本日の最後に
ダンブルドアは「隠れ穴」に到着してから別れる前に2人だけで話がしたいと言ってハリーをウィーズリー家の箒小屋に招き入れました。

そこでダンブルドアは予言の内容を2人の友人であるロンとハーマイオニーには話すべきだとハリーに説いたのでした。2人に打ち明けないのは2人にとってかえって仇になると・・・

さらにダンブルドアは予言と関連のあることだからということで今学期わしの個人授業を受けて欲しいとも言ったのでした。ハリーの教育に大きく関わる時が来たと・・・

最後にダンブルドアはこれからはずっと「透明マント」を携帯することと「隠れ穴」にいる間は敷地の中に留まるようにと言われて「隠れ穴」の台所の敷居を跨いだのでした。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第6巻「謎のプリンス」より第4章「ホラス・スラグホーン」でした。

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