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先回で「謎のプリンス」編が終了したので本日は恒例になっている巻ごとの総括を行ないたいと思います。今回第6巻を読み返して改めて感じたのは「やっぱり!このシリーズの主役はハリーとダンブルドアなんだ!」ということでしたね。(全4項目)

4-1.破れぬ誓い
第2章「スピナーズ・エンド」でセブルス・スネイプがナルシッサ・マルフォイと結んだ「破れぬ誓い」これが第6巻を一本の太い線で貫く重要な要素となりました。

ドラコ・マルフォイがヴォルデモートに命じられたのが「ダンブルドア殺害計画」そして「破れぬ誓い」を破った者は「死ぬ」ということで・・・

誓いを結んだ時点でアルバス・ダンブルドアとセブルス・スネイプのいずれかが必ず死ななければならない運命を背負ってしまったわけですね。

下巻422ページより
スネイプは無言で進み出て、荒々しくマルフォイを押しのけた。

スネイプは一瞬、ダンブルドアを見つめた。その非情な顔の皺に、嫌悪と憎しみが刻まれていた。

杖もなく丸腰で自分の前に弱った姿をさらしているダンブルドアに「死の呪文」を唱えるスネイプの心情はどのようなものだったんでしょうね。

ここでダンブルドアを殺さなければ自分が死ぬことになるという、まさに断崖絶壁状態だったわけですからね。

4-2.改めてホラス・スラグホーンについて
夏休みに入って2週間後にダンブルドアがハリーを連れてバドリー・ババートンという村に行き、ハリーのお手柄で見事!説得に成功して教職に復帰することになったホラス・スラグホーンですが・・・

どうして?ダンブルドアは「このタイミング」でスラグホーンを教職に復帰させたんでしょうね?それには幾つかの理由が挙げられますよね。

スラグホーンが「闇の魔術に対する防衛術」の教師になると思い込ませたことでダンブルドアの目論見通りハリーはプリンスの「上級魔法薬」の本を手にすることになりました。

そして「その教科書」のお陰でハリーはフェリックス・フェリシスを獲得することができたというわけです。「この薬」があったればこそ・・・

ハリーはヴォルデモートの「分霊箱」の最も重要なスラグホーンの『記憶』を回収することができましたし学期末の死喰い人との死闘でも「こちら側」に1人の死者も出さずに済んだというわけです。

さらにスラグホーン本人にもホグワーツの教職に復帰して安住の地を得ることができたという「大いなるメリット」があったというわけです。

そもそも何故?スラグホーンはヴォルデモートが復活してからの「1年間」住居を転々としていたんでしょうか?私は当然ダンブルドアが知らせたからだと思いますね。

ヴォルデモートは復活を果たし肉体を取り戻しましたが魔法省はそれを認めず「日刊予言者新聞」も沈黙したので「このこと」を知っていたのは極々一部の人間だけでした。

スラグホーンが「この1年間」引っ越しを頻繁に繰り返してマグルの家を渡り歩いていたのはスラグホーンがヴォルデモートの「分霊箱」のことを知っている唯一の人間だったからでしょうね。

そのことをスラグホーン自身が一番よく知っていたからこそ復活した今こそ「名前を言ってはいけないあの人」は私を抹殺しようとするのではないか?と恐れていたので・・・

スラグホーンは住居を転々としてヴォルデモートから逃げ回っていたというわけです。

4-3.ダンブルドアの個人教授
第5巻ではハリーとは視線を合わせようとすらしなかったダンブルドアでしたが自身の死を目前に控えてヴォルデモートの「分霊箱」のことを教えるため今年度は一転してハリーの教育に積極的に関わって来ました。

ハリーを校長室に迎え入れての「個人教授」を行なったのでした。その内容はヴォルデモートの生涯を祖父の代からつまびらかにするものでした。

●最初の授業(第10章「ゴーントの家」)
新学期最初の週末に行なわれましたが校長室に入ったハリーは「どのような授業が行なわれるのか?」と部屋の中を見渡しましたが校長室は以前と全く変わりない様子でした。

授業の内容は「憂いの篩」で様々な人たちの「記憶」を見るというもので最初の授業でハリーが見たのは魔法省の役人ボブ・オグデンの記憶で・・・

ヴォルデモート卿の父親トム・リドル・シニアと母親のメローピー・ゴーントが「どのような経緯」で知り合ったのか?というものでした。

●2度目の授業(第13章「リドルの謎」)
10月の半ばの土曜日に学期最初のホグズミード村行きの日があって「例の」ネックレス事件が起き授業は直後の休み明けの月曜日に行なわれました。

何故?最初の授業との間に1ヵ月以上の間隔が空いたのかと訝しく思ったハリーでしたが結局「5回」しか行なわれなかったのですから「このくらい」のゆったりペースで良かったということのようですね。

「この日」の授業でハリーが見たのはダンブルドアがトム・リドルを孤児院に訪ねて魔法使いであることを初めて告げた時の記憶でした。

●3度目の授業(第17章「ナメクジのろのろの記憶」)
クリスマス休暇明けの新学期初日に行なわれました。ハリーはスラグホーンのクリスマス・パーティで漏れ聞いたスネイプとマルフォイの会話や・・・

休暇中に「隠れ穴」で魔法大臣ルーファス・スクリムジョールと会って話したことやらでダンブルドアに話すことが山ほどあった「この日」の授業でした。

ダンブルドアもまた何故(なにゆえ)魔法大臣がハリーと会いたがったのか?の理由を説明する「いい機会」となったわけです。

その結果ハリーは夏休み期間中に「日刊予言者新聞」で報道された新大臣とダンブルドアの確執の真相を知ることとなったわけです。

また「この日」の授業ではダンブルドアから最初で最後の「宿題」が出されたんですよね。

●4度目の授業(第20章「ヴォルデモート卿の頼み」)
3月1日の土曜日がロンの誕生日で「その日」に例の毒入り蜂蜜酒事件が起きてロンが医務室に入院するアクシデンドが起きて・・

さらに翌週の週末の土曜日にハッフルパフ対グリフィンドール戦が行なわれてハリーもまたロンを追うように頭蓋骨骨折で病棟に入院することとなり・・・

週明けの月曜日に2人揃って退院をすることができたわけですが「その日」の夜に「授業」が行なわれているので、つまりは3月の第2月曜日に開催されたということになりますね。

「この日」の授業でハリーは宿題をやり遂げることができなかったことを「こっぴどく」ダンブルドアから指摘されることとなってしまったんですよね。

●5度目の授業(第23章「ホークラックス」)
ダンブルドアから「それ」を入手しないことには意味がないのでスラグホーンの「記憶」を手に入れるまでは授業をしないと言われてしまったハリーだったのですが・・・

ハリーが「フェリックス・フェリシス」を使ってスラグホーンの「記憶」を回収し、その足で校長室に行ったので「かなり」遅い時間の授業になったのでした。

そしてそして・・・ついに!授業でヴォルデモートの最大の秘密「複数の分霊箱」のことが明らかにされたんですよね。

4-4.ダンブルドアの死について
本当に・・・本当に・・・今更言うのも何なんですがダンブルドアが死んだのはショックでした。何故なら「まさか」死ぬとは思わなかったからです。

何故?私が「ダンブルドアは絶対に死なない」と思っていたのか?という理由は1つしかありません。それはダンブルドアには「予知能力」未来を予見する力があるからだということです。

当然危険を「事前」に察知して先回りをして敵の動きを封じることができるのですから「そんなこと」は起こるハズなどないと思っていたからです。

しかし!事実上の自殺だったとは!殺されると解っていたのに「それ」を承知の上で飛び込んで行くなんて「あらゆる意味」で凄い人だなと思いますね。

簡単ですが既に「かなり」長くなっているのでこれにて終了させていただきます。

本日の最後に
と!いうわけで本日をもちまして昨年4月からやってまいりました超ロングランの「本シリーズ」は完結ということになりました。

1つのことをやり遂げて「感慨無量」という気持ちもありますが、やはり寂しいという気持ちもあって両極端な気持ちが入り混じって今は複雑な心境です。

まあこれで1年ぶりに1週間単位で記事の内容を考える日々が戻って来るということになるんですが、実は「もう1週間」だけ「本シリーズ」を引きづらさせていただきます。

来週はこの「ダンブルドア・シリーズ」の主要な部分だけを抜き出して「もう一度」振り返ってみたいと思っています。
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