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先週で超ロングランの「ダンブルドア・シリーズ」が完結しましたが今週は「その中」から主要な部分のみを抜き出して振り返ってみたいと思います。第1回目の今日は第1巻「賢者の石」と第2巻「秘密の部屋」の主な場面を取り上げています。(全4項目)

4-1.「賢者の石」を巡る攻防、その1
1才3ヵ月のハリーを襲って忽然と姿を消したヴォルデモート卿が再び活動を開始したのはハリーが11才になる目前でヴォルデモートが潜んでいたアルバニアの森にクィレルが偶然訪ねて来たのがキッカケでした。

ヴォルデモートが肉体を取り戻すために狙いを定めたのは「賢者の石」でした。ハリー11才の誕生日に「石」を奪うために当時保管されていたグリンゴッツ銀行にクィレルを侵入させました。

しかし!当然ハリー11才の誕生日にクィレルが「石」を奪いにグリンゴッツに侵入することを予見していたダンブルドアはクィレルが銀行に侵入する直前にハグリッドに命じて「石」を引き取らせたというわけです。

●「賢者の石」ポイント、その1
ヴォルデモートが「石」を狙っていたのが事前に解っていたのなら何故ダンブルドアはクィレルがグリンゴッツに侵入する直前にハグリッドに引き取らせたんでしょうね?

賢者の石428ページでクィレルはグリンゴッツから「石」を奪うことに失敗した後「あの方」は私をもっと間近で見張らなくてはいけないと思ったと言っています。

つまりクィレルが侵入する直前にハグリッドに「石」を引き取らせたのはヴォルデモート卿をむしろ学校内に招き入れるための誘導作戦だったということなんでしょうね。

●「賢者の石」ポイント、その2
ダンブルドアはハグリッドに「石」を引き取らせる際に「その場」にハリーを同行させました。何故ダンブルドアはハグリッドが「石」を引き取る瞬間をハリーに見せたんでしょうね?

これは・・・もちろん!今年度末のヴォルデモートとの直接対決に向けてハリーに「石」の手がかりを与えるためだったんでしょうね。

ダンブルドアがこうして小出しにハリーに情報を与えて行くのは今後も繰り返し行なわれていく常套手段となっています。

4-2.「賢者の石」を巡る攻防、その2
学期末試験が終わってホッとするロンとハーマイオニーでしたがハリーだけは疼(うず)く額の傷にイライラしていたのでした。

ふと気づいたことがあってハリーがハグリッドを問い質したところ「石」を守っている三頭犬のフラッフィーの手なずけ方を見知らぬ誰かに教えてしまったことが明らかになり・・・

加えてダンブルドアが学校を留守にしていることまでもが判明して3人は「石が狙われるのは今夜だ!」と気づいたのでした。そこで3人は「石」を守るべく動き出したのでした。

●「賢者の石」ポイント、その3
「石」をヴォルデモートに奪われないために数々の罠が仕掛けられていましたが、それはまるでハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が入って来ることを「あらかじめ」想定されていたかのようでした。

「羽の生えた鍵」はハリー、マクゴナガル先生の巨大チェスはロン、最後の魔法薬の言葉のパズルはハーマイオニーと、それぞれ役割分担が決められていました。

そして数々の罠は最終地点に到着してヴォルデモートと直接対決するのはハリー1人だけになるように仕組まれていました。

この「直接対決」で再びハリーに敗れたヴォルデモート卿は自身の体を取り戻す時には、どうしてもハリーの血が必要になると考えたんですよね。

4-3.「秘密の部屋」を巡る攻防、その1
何故か?魔法省が各家庭の「抜き打ち検査」を行なうようになり自宅に保管している「闇の物品」が発見されれば都合の悪いことになるのでは?と考えたルシウス・マルフォイは・・・

まずは「ボージン・アンド・バークス」に行って幾つかの小物を引き取るよう要請した後は「闇の帝王」から預かった「大物」の処分に取りかかったのでした。

あの!「リドルの日記」をギルデロイ・ロックハート目当てでごった返すフローリッシュ・アンド・ブロッツ書店に持ち込んで・・・

混雑のドサクサに紛れてウィーズリー家の末っ子で一人娘のジニーの荷物の中に紛れ込ませたのでした。ルシウス・マルフォイの狙いは・・・

「リドルの日記」を預かった時ルシウスは「闇の帝王」から「この日記」は「秘密の部屋」を再び開かせる物になるだろうと聞かされていたので・・・

アーサー・ウィーズリーの娘の元に「日記」を忍び込ませることでウィーズリー氏の信用を傷つけ、ダンブルドアをホグワーツから追放させ・・・

さらに自分にとって非常に都合の悪い物品を処理することができるという「一石三鳥」を狙ってのことだったのです。

●「秘密の部屋」ポイント、その1
何故魔法省は「このタイミング」で各家庭の「闇の物品」の調査を始めたのでしょうか?やはり!影でダンブルドアが動いていたのは間違いないでしょうね。

ダンブルドアの提案・提言で調査が始まったのはルシウス・マルフォイに「リドルの日記」を手放させるのが真の目的だったんでしょうね。

ヴォルデモートの「分霊箱」がルシウス・マルフォイの手元で安全に保管されたままでは「いつ?」「誰の手で?」ヴォルデモートが復活してしまうのか?が分らないので・・・

ハリーによって破壊されてしまうようルシウス・マルフォイが手放すようにと措置を施したということなんでしょうね。

4-4.「秘密の部屋」を巡る攻防、その2
そんなわけでヴォルデモートの魂の欠けらが内包された「リドルの日記」がホグワーツに持ち込まれてしまったため校内でマグル出身の生徒が次々と襲われてしまう事態となってしまったのでした。

ハリーはハリーでロックハートの主宰した「決闘クラブ」がキッカケで蛇語を操る能力があることが明らかになって昨年度に引き続き苦境に立たされることになりますが・・・

当の本人にとっては意外なことに最後の最後になってハリーの「その能力」が役に立つこととなったのです。「秘密の部屋」から解き放たれた怪物の正体が判ったのです。

マグル出身の生徒たちを襲っていたのは毒蛇の王「バジリスク」でした。パイプの中を通って校内を徘徊していたのですが・・・

他の人には聞こえなくともハリーには蛇語を解する能力があったのでバジリスクの話す言葉を聞くことができたというわけです。

最後は「秘密の部屋」でハリーとリドルの対決ということになりましたが「組分け帽子」と不死鳥フォークスの助太刀もあってハリーは勝利を収めヴォルデモートの「分霊箱」の1つは破壊されたのでした。

そして「秘密の部屋」は毒蛇の王バジリスクと共に葬られ永遠に閉ざされることとなったのでした。

●「秘密の部屋」ポイント、その2
ホグワーツ入学直前に思わぬアクシデントがあってハリーが蛇語を操ることが明らかになりましたが「この件」にもまたダンブルドアが関わっていたんでしょうね。(笑)

フィッグばあさんが足を骨折したのでハリーを預かれないと言ったことがキッカケになってハリーはダーズリー一家と共に動物園に行くことになりました。そして動物園で蛇語を解する能力を発揮したのです。

当然フィッグばあさんが足を骨折したというのは「嘘」でハリーの蛇語使いの能力を引き出させるのが目的だったんでしょうね。

当初は蛇語を操り解することなど「闇の魔法使いしか持ち得ない能力だ」と非難の対象となり、さらに襲撃事件の犯人なのでは?と疑われることになってしまい・・・

蛇語使いの能力をどうして自分は持ち合わせているのだろう?と「その能力」をむしろ重荷にすら感じていたハリーでしたが・・・

ダンブルドアから本当に大切なのは持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんだと諭されてようやく心に背負っていた重荷を解き放つことができたのでした。

本日の最後に
今回改めて第1巻「賢者の石」と第2巻「秘密の部屋」を振り返って私が思ったのはジニーもまたホグワーツに入学した最初の年に厳しい試練を受けていたんだな~ぁということですね。

しかしジニーの「この経験」は後に5年生になった時ハリーが「ヴォルデモート卿に取り憑かれているのでは?」と悩んだ際に役に立っているんですよね。

明日は第3巻「アズカバンの囚人」と第4巻「炎のゴブレット」を振り返ります。
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