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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーにとってシリウスとは!・・・いかなる存在だったのでしょうか?何故(なにゆえ)ローリングさんはシリウス・ブラックを登場させ、第5巻で死なせてしまったのでしょうか?今日はシリウスの死がハリーに「どのような影響」を及ぼしたのか?について考えてみたいと思います。(全4項目)

4-1.最初はやっぱり!「最悪の印象」
当初ハリーの「シリウス・ブラック」に対する印象はそれほど強烈なものではありませんでした。むしろロンやハーマイオニーの反応のほうが過剰なぐらいでした。

ホグワーツ特急内でハリーが「シリウス・ブラックは自分の命を狙っているらしい」と打ち明けた時の2人の反応はハリーの予想を越えるものでした。

ロンとハーマイオニーが何故「ブラック」のことを恐れていたのか?と云えば今まで誰も脱獄したことがないアズカバンから逃げ遂せたからのようでした。

そんなハリーの「シリウス・ブラック」に対する印象が決定的になったのはハグリッドやウィーズリーおじさんなどの大人たちが黙っていた事実をハリーが知ってしまったからでした。

4-2.「憎むべき存在」から「かけがえのない人」へ
バーノン叔父さんが許可証にサインをしてくれなかったためホグズミードに行けなくなってしまったハリーにフレッドとジョージがプレゼントしたものとは?

学校からホグズミード村に抜け出す秘密の道を示した「忍びの地図」という物でした。お陰でハリーは村に行きロンとハーマイオニーと合流することができたのでした。

ところが!村のパブ「三本の箒」で「例の」ハリーの両親がハリーの父親の無二の親友シリウス・ブラックの裏切りが元でヴォルデモートに殺されてしまったという事実を知ってしまったのでした。

「叫びの屋敷」でブラックと対峙したハリーの胸は憎しみで煮えくり返りブラックを恐れる気持ちは全くありませんでした。

ハリーは生まれて初めて身を守るためにではなく攻撃するために杖が欲しいと思ったのでした。それほどまでにブラックに対する怒りは頂点に達していたのでした。

しかし!そこへルーピン先生が駆け付けて来て『驚くべき事実』が明らかにされたのです。ブラックが12人のマグルもろとも殺したと思われていたピーター・ペティグリューが生きていたのです。

当初はブラックとルーピン先生の主張があまりにも突拍子のないもので信じられなかったハリー、ロン、ハーマイオニーの3人でしたが・・・

この後ブラックとルーピン先生によって正体を明らかにされたスキャバーズことピーター・ペティグリューとのやり取りで・・・

ハリーの両親を裏切ったのはブラックではなくピーター・ペティグリューであることが判明してブラックは無実の罪でアズカバンに投獄されていたことが判ったのでした。

こうして誤解が解けた結果シリウス・ブラックは一転して「最も憎むべき存在」から「かけがえのない人」へと劇的な変貌を遂げたのでした。

4-3.再会する?
そんなわけでハリーのシリウスに対する誤解は解けて兄とも父親代わりとも呼べる存在になったわけですが、そういった2人の良好な関係は長くは続きませんでした。

ハリー5年生の学期末に魔法省での死喰い人との戦いの最中(さなか)にシリウスは命を落してしまったのです。ハリーは悲しみの余り自暴自棄になって校長室で暴れるほどでした。

悲しみの耐え難い重みにハリーの心は沈みシリウスを失った生々しい痛みがハリーの心の中で血を吹いていました。名付け親のことを考えまいと思っても考えてしまうハリーだったのでした。

騎士団下巻687ページのルーナの言葉
「それに二度とママに会えないっていうわけじゃないもン。ね?」

「聞いただろ?ベールのすぐ裏側で?」

そんなハリーの心の荷物を「ほんの少し」だけ?軽くしてくれたのがルーナの「この言葉」だったのです。

実は私は第6巻の序盤でハリーとシリウスは魔法省の神秘部の「死の間」で再会を果たして心に背負っていた重荷を解き放つことができるものと予想していたのですが・・・

結局それは実現しませんでしたが最終巻の第7巻でハリーはシリウスとの再会を果たしているのでは?と期待・予想しています。

4-4.「守り」から「攻め」に?
4年生までのハリーはどちらかというと常に守勢に立たされることが多かったと云えるのでは?ないでしょうか。まず1年生の時は「賢者の石」を守るために・・・

2年生の時は一連の襲撃事件を解決しなければホグワーツが閉鎖されてしまうかも?しれないということで、次に3年生の時は・・・

ここでハリーとハーマイオニーが動かないとバックビークは処刑されシリウスは吸魂鬼に魂を吸い取られて「生きた屍」になってしまうということで・・・

さらに4年生の時はハリーはゴブレットに名前を入れなかったのに三校対抗試合の選手に選ばれてしまい最後にはヴォルデモートと正面から戦う事態に追い込まれたということで・・・

それがシリウスの死を境にハリーは「守り」から「攻め」に転じて自らベラトリックス・レストレンジに戦いを挑んで行ったのではないかな?と私は思うんですよね。

そんなハリーにダンブルドアもハリーが生まれる直前に告げられた「予言」の全容を伝えてハリー6年生の学期ではハリーに「いかにしてヴォルデモートを滅ぼすのか?」を直接教えたというわけです。

つまりシリウスの死はハリーが「守り」から「攻め」に転じるために、どうしても乗り越えなければならなかった試練だったのではないかな?と私は思うのです。

最後に
プリンス下巻152ページでハリーはクリーチャーにマルフォイを尾行させるのにあたってクリーチャーがマルフォイに密告などの「裏切り行為」をさせないように・・・

マルフォイにはクリーチャーがハリーに命じられて尾行をしていることを知らせたりすることを「どのような形」でもしないようにと禁止していますよね。

これはクリーチャーがベラトリックス・レストレンジに内通したことがシリウスを死なせることに繋がったことを教訓にしていますよね。

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