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今週と来週の2週間に渡ってセブルス・スネイプを取り上げています。スネイプはもちろん!とっさの判断で無意識に使ったのでしょうが「あの呪文」が後々様々な場面でハリーの窮地を救うことになったのでした。その呪文とは?(全3項目)

3-1.新学期初日のスネイプ
屋敷しもべ妖精のドビーに駅への入口を塞がれてホグワーツ特急に乗り損ねたロンとハリーはロンの発案で空飛ぶフォード・アングリアで学校に向かうことにしたのでした。

しかし中古のフォード・アングリアにはホグワーツまでの長旅はキツかったようで車は学校の一歩手前で力尽き墜落して2人は車から放り出されてしまったのでした。

痛いやら寒いやら傷だらけで散々な目にあって学校に到着した2人でしたが、さらに2人の不幸に追い打ちをかけたのは2人の一番嫌いな「あの先生」の登場でした。

ハリーとロンの背後からひどく冷たい声がして2人が振り向くと口に笑みを浮かべたスネイプが立っていました。スネイプは「ついてきなさい」と言うと2人を自分の研究室に招き入れました。

スネイプが「あの車は、どう片づけた?」と訊くので「どうして車で来たことを知っているのだろう?」と驚いた2人でしたが・・・

スネイプが2人が車で来たことを知っていたのは「そのこと」が日刊予言者新聞に載ったからでした。スネイプはねちねちと2人を責め立てたあとに・・・

残念ながら2人は自分の寮の生徒ではないので2人の退校処分を決定する権限を持った先生を連れて来ると言って部屋を出て行きました。

そしてハリーの予想通りスネイプは極めて厳しい表情のマクゴナガル先生とダンブルドアを連れて戻って来たのでした。

3-2.ポリジュース薬の材料を盗むために・・・
こうして迎えたハリー2年目のホグワーツでの学生生活はマグル出身の生徒たちが相次いで襲われるという事件で騒然となりました。

どうして「このような事件」が起こるのか?と話し合っていたハリー、ロン、ハーマイオニーの3人でしたが怪しいのはドラコ・マルフォイではないか?という結論に至り・・・

それじゃあ一体どうやって「それ」を証明すればいいのだろう?というコトになった時ハーマイオニーがポリジュース薬を使えば私たち3人が直接マルフォイを尋問できると言い出したのです。

ポリジュース薬を作れば一定時間他人に成り済ますことができるので私たち3人がスリザリン寮の誰かになればマルフォイは私たちにベラベラ話すだろうとのことでした。

しかし!禁書の棚から借りて来た「最も強力な薬」を見た結果「二角獣の角」と「毒ツルヘビの皮」はスネイプ個人の薬棚から盗まなければならないことが判明しました。

そこでハリーとロンが「魔法薬学」の授業中に一騒ぎ起こしてスネイプの目を逸らし、その隙にハーマイオニーがスネイプの研究室に忍び込んで「必要なもの」をいただくということになりました。

とある日の木曜日の授業で「それ」は実行に移されました。ハリーが「フィリバスター長々花火」をゴイルの大鍋に投げ込んだのです。ゴイルの薬は大爆発してクラス中に飛び散りました。

騒ぎが静まったあとスネイプは犯人が判ったら必ず「その生徒」を退学にすると宣言しながらハリーを睨みつけましたがハリーを詰問したりはしませんでした。

3-3.決闘クラブでのスネイプ
ハーマイオニーがスネイプの研究室からポリジュース薬の材料(二角獣の角と毒ツルヘビの皮)を盗んだ日から1週間が経ちました。

ハリーたち3人が玄関ホールを歩いていると掲示板の前にちょっとした人集(だか)りができていました。今夜大広間で「決闘クラブ」が開催されるのだそうです。

ハリーもロンもハーマイオニーも大乗り気の興味津々で夜の8時に再び大広間にやって来ました。皆興奮した面持ちで、ほとんど学校中の生徒が来ているようでした。

誰が教えるのだろう?と舞台に注目したハリーでしたが、何と!現れたのはハリーにとっては最悪の組み合わせのロックハートとスネイプでした。

ロックハートがひとしきり口上を述べたあとロックハートとスネイプは向き合って一礼しました。3つ数えると2人は杖を肩より高く振り上げました。スネイプが叫びました。

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

目も眩(くら)むような紅(くれない)の閃光が走ったかと思うとロックハートは舞台から吹っ飛び後ろ向きに宙を飛び壁に激突して壁伝いにズルズルと滑り落ちて床に無様に大の字になりました。

ハーマイオニーは「先生、大丈夫かしら?」と悲痛な声をあげましたが、ロックハートを嫌っていたロンとハリーはそれに「知るもんか!」と答えたのでした。

結局「決闘クラブ」が開催されたのは「この1回」限りでハリーにとっては蛇語使いの能力が学校中に知れ渡ることとなり収穫は「武装解除の術」1つだけという結果に終わったのですが・・・

その「武装解除の術」が!・・・

今日の最後に
今でこそ「開心術」「閉心術」という魔法はハリポタ読者の常識中の常識になっていますがハリーたちが「その魔法」の存在を知ったのは5年生になってからでした。

したがって2年生当時のハリーたちは「そういった魔法」の存在すら知らなかったのですからスネイプがハリーの心を開くことなど造作(ぞうさ)もないことだったでしょう。

だったらポリジュース薬の材料を手に入れるためにハリーが自分の授業で一騒動起こしたことだってスネイプは間違いなく見抜いていたでしょうね。

ハリーもスネイプが自分だと気づいているとロンとハーマイオニーに言っています。しかしスネイプは見て見ぬフリをしてくれたのです。(秘密の部屋280ページ)

何故スネイプが見逃してくれたのか?このあたりもスネイプとダンブルドアの関係を解き明かすヒントの1つになると私は思いますね。
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