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昨日に引き続きさらに深く深くセブルス・スネイプを掘り下げたいと思います。もし私の推測が当たっているとしたならダンブルドアは極めて苛酷な試練と運命をスネイプに背負わせたことになりますね。何ゆえそこまでしなければならなかったのか?(全4項目)

4-1.ダンブルドアの約束
騎士団下巻213ページではロンが「あいつ死喰い人だったんだぜ」さらに「それに本当にこっちの味方になったっていう証拠を見たことがないじゃないか」と言っていますよね。

それに対してハーマイオニーはダンブルドアがスネイプを信用しているのだから「それ」で十分じゃないか!とダンブルドアを信じられなかったら誰を信じるんだと言っています。

さらにプリンス下巻17ページでもルーピンがスネイプが信用できるのか?できないのか?の判断をするのはダンブルドアの役目だと・・・

だからダンブルドアがセブルスを信用すると言っているのだから私もセブルスを信じるとルーピンも言っています。それでは何故?ダンブルドアは「そこまで」スネイプに全幅の信頼を寄せているのでしょうか?

炎のゴブレット下巻383ページ(携帯版831~832ページ)
謎のプリンス下巻351ページ

ハリーも上記の「2度」ダンブルドアに何故スネイプを信用しているのか?の理由を訊いていますがダンブルドアは決して『その理由』を言いませんでした。

つまりダンブルドアは何ゆえセブルス・スネイプに全幅の信頼を寄せているのか?の理由は誰にも言わないと約束しているからというコトなんでしょうね。

つまりは「そのこと」を知っているのはダンブルドアとスネイプ本人の2人だけということになるんでしょうね。

4-2.学生時代のスネイプとダンブルドア
何を根拠にダンブルドアはセブルス・スネイプに対して「あれほどまでに」全幅の信頼を寄せていたのか?いったい「それ」はいかなるコトなのか?

私は「その秘密」を解き明かすにはホグワーツの学生時代のスネイプとダンブルドアが「どのような関わり」を持っていたのか?が大きな鍵を握ると思いますね。

ハリーの「閉心術」の訓練を巡るスネイプの発言にはスネイプとダンブルドアの関係を示唆する言葉が幾つか見られます。

第1に騎士団本部でハリーに「閉心術」を教えるのが自分であることを告げる時のスネイプの態度です。何故「あれほどまでに」不満げだったのでしょうか?

第2に訓練初日のスネイプの言葉「ダンブルドアは極めて強力な魔法使いだ」スネイプは何を根拠にダンブルドアのことを「極めて強力な魔法使い」だと主張するのでしょうか?

●スネイプの時も既に・・・
アズカバンの囚人457ページ(携帯版511ページ)でルーピンはダンブルドアが校長だったから私はホグワーツに入学することができたと言っています。

ルーピンにハリーの両親さらにはシリウス、スネイプは共に同学年なのですから当然スネイプがホグワーツに入学した時もダンブルドアは「校長」だったわけです。

校長になる以前はダンブルドアは「変身術」の先生だったそうですが校長職に就任するにあたってマクゴナガル先生が新たに「変身術」の教職に着任したんでしょうね。

したがってスネイプがホグワーツに入学した時も既に校長だったわけですからダンブルドアに直接教えてもらう機会はなかったハズです。

それじゃあスネイプは「どのような経験」を元にダンブルドアのことを「極めて強力な魔法使い」だと主張するのでしょうか?そう言わしめているのでしょうか?

4-3.スネイプにとってダンブルドアは?
私はセブルス・スネイプはホグワーツの学生時代にダンブルトアから直々に指導を受けて『優秀な閉心術士』になったんだと思います。

騎士団本部にハリーを訪ねて「閉心術」を教えるのが自分であることを告げた時に何故不満げな表情を浮かべていたのか?その理由は?

すなわち「我輩には直接教えてくれたのに何故自分の一番のお気に入りの生徒(ハリー)には自ら教えないんだ」ということでスネイプは不満だったんだと私は思いますね。

騎士団下巻354ページのスネイプの最悪の記憶の中の「いまに・・・見てろ」という言葉には「自分はダンブルドア校長から直々に教えてもらっているんだ」という思いが込められていると私は思いますね。

スネイプがダンブルドアから直接教えてもらって『優秀な閉心術士』になったということは何を意味するのか?と言えば・・・

それはつまり骨の髄までダンフルドアに忠実で「そもそも」スネイプが死喰い人になったのは最初からヴォルデモートと「闇の陣営」をスパイするためだった。

今日という日までセブルス・スネイプが生き延びてこられたのはダンブルドアから直々に教えてもらって「閉心術」を習得したからでしょう。

したがってスネイプにとってダンブルドアは『命の恩人』ということになります。だからスネイプは「あれほどまでに」ダンブルドアに忠実なんだと私は思います。

これがダンブルドアが墓場まで持って行った「2人だけの秘密」なんだと私は思います。

●何ゆえに「そこ」までヴォルデモート卿を恐れる?
スネイプが「あれほどまで」にヴォルデモートを恐れるのは実は心底ダンブルドアに心酔していて骨の髄までダンブルドアに忠実だからでしょうね。

当然本心をヴォルデモートに見抜かれたら待っているのは『死のみ』です。さらにヴォルデモート卿は極めて優秀な開心術士ですから心をガードするのも容易なことではありません。

本当に固く固く心を閉じていないと「本心」を見抜かれてしまうという恐怖心からスネイプは「あそこ」までヴォルデモート卿のことを恐れているんでしょうね。

4-4.和解の時が来る?
ハリーがホグワーツに入学して最初の「魔法薬学」の授業からダンブルドアはハリーがスネイプを憎むよう煽(あお)り立てて来ました。

そしてハリーのスネイプに対する憎悪は6年生の学期末にスネイプがダンブルドアを殺すことで「これ以上」ないというぐらい最高に激しいものとなりました。

何ゆえダンブルドアはハリーのスネイプに対する憎悪心を「これほどまでに」煽り立てたんでしょうね?自分の命を投げ出してまで・・・

騎士団下巻605ページでベラトリックス・レストレンジは「本気になる必要があるんだ。苦しめようと本気でそう思わなきゃ・・・まっとうな怒りじゃ、そう長くは私を苦しめられないよ」と言っています。

つまりヴォルデモート卿に対抗するためには生半可な怒りの克服では勝ち目がない!だからこそダンブルドアは「6年」かけてハリーのスネイプに対する憎悪をここまで煽り立てたんだと私は思います。

私は第7巻ではスネイプが再び「閉心術」を教えるためにハリーの前に姿を現すと思いますね。そして6年かけて熟成させて来たスネイプに対する怒りをハリーが克服した時には・・・

ハリーはヴォルデモートに対抗する力を持った魔法使いに成長することができるというわけです。そしてスネイプに対する怒りを克服したあとには・・・

最後に
「命の恩人」を殺さなければ生き残れない。

ハグリッドが漏れ聞いたというスネイプとダンブルドアの口論の内容は「校長を殺して生き残るぐらいなら我輩が死にます」と言ったのに対して・・・

ダンブルドアは「おぬしには生き残ってやり遂げなければならぬことがある。だから生き残らねばならぬ」といった内容だったのではないかな?と私は思いますね。

ダンブルドアに向かって「死の呪文」を唱える直前の一連の行動もスネイプの「そういった心情」が滲み出ていますよね。

無言で進み出てマルフォイを荒々しく押し退けた後、その非情な顔の皺(しわ)に嫌悪と憎しみを刻ませてダンブルドアを見つめています。

自分にとって最も偉大な魔法使いで「かけがえのない人」を自らの手で殺さなくてはならないという筆舌に尽くしがたい思いが凝縮されたのが「この時」のスネイプの表情だったのでは?ないでしょうか。
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