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半巨人に純粋な巨人にケンタウルスと妙と云えば実に奇妙な組み合わせですが第7巻では「この3人」がセットで活躍していそうな気がするので本日一緒に取り上げてみました。(全3項目)

3-1.フィレンツェとケンタウルス
第1巻「賢者の石」で初めてハリーが受けた罰則の時に「禁じられた森」の中で出会ったのが半人半馬の不思議な魔法動物ケンタウルスでした。(370ページあたりから登場)

この時には「今夜は火星が明るい」とか「いつもと違う明るさだ」などと抽象的な発言しかなく何を考えているのか?分らないといった印象だったのですが・・・

第5巻「不死鳥の騎士団」ではフィレンツェがダンブルドアに請われて「占い学」の教師になったのをキッカケに彼らの考えていることが顕(あら)わになることとなりました。

特に印象深いのが下巻517ページあたりからのアンブリッジと50頭あまりのケンタウルスとのやり取りですよね。ケンタウルスたちの本音がガンガン口をついて出て来ています。

「ヒトに近い知能」などとは我々にとっては非常な屈辱で我々の知能はありがたいことに人間の「それ」をはるかに凌駕しているとか・・・

ヒト類は傲慢な生き物でケンタウルスは自分たちの奴隷として行動し忠実な猟犬のようなものだと思っているのだとか・・・

ダンブルドアがフィレンツェを「占い学」の教師にしたことで皮肉にも彼らの考え方がハッキリと示されることになったんですよね。

3-2.ハグリッドとグロウプ
いまさら説明するまでもないかもしれませんがグロウプはバグリッドの父親違いの弟でボーバトンの校長マダム・マクシームとバグリッドが巨人の居住地に行った際にハグリッドが連れて帰って来ました。

ハリーが5年生の学期末に最後に会った時にはハグリッドのことは「ハガー」ハーマイオニーのことは「ハーミー」としか発音することができず・・・

会話もままならない状態で自分の行動を抑制する能力もなく、ただひたすら本能の赴くままに行動していました。お陰でハグリッドはケガや生傷が絶えない状態でした。

しかし!それから1年後ダンブルドアの葬儀に参列したグロウプはめざましく成長した姿を見せてくれました。きちんと上着とズボンを身につけ、ほとんどおとなしく普通の人間のように座っていました。

ハグリッドがグロウプの隣に座るとグロウプはバグリッドの頭をポンポンと叩きましたが、その強さにハグリッドの座った椅子の脚が地面にめり込むのを見て・・・

ハリーはほんの一瞬愉快になりダンブルドアの葬儀中にも関わらず思わず笑い出したくなるほどでした。

3-3.両者の仲介役?
巨人の居住地から連れて来た直後は手に負えない状態でハグリッドはとにかくケガや生傷が絶えず「その惨状」を見るに見かねたフィレンツェは・・・

最初の「占い学」の授業でハリーを呼び止めハグリッドに私からの忠告を伝えて欲しいと言ったのでした。その忠告内容とは?

バグリッドが今やろうとしていることは上手く行かないので放棄したほうがいいというものでした。当時ハリーはグロウプのことをまだ知らなかったのでポカンとしてフィレンツェの言葉を聞いたのですが・・・

ハリーは苦心の末にようやくフィレンツェの伝言を伝えましたがハグリッドはぎょっとしたようにハリーを見つめたものの・・・

ハグリッドはフィレンツェの心遣いに感謝したものの「あのことはうまくいっとる」と言ってハリーには俺のことは心配するなと言ってハリーを城に戻らせたのでした。

そんな一度はグロウプのことは諦めたほうがいいと言ったフィレンツェですが私は第7巻では「そんな」フィレンツェが「禁じられた森」に住む生き物たちとグロウプの仲介役になるのでは?と予想しています。

ハグリッドがグロウプを「禁じられた森」に住まわせたことで森に住む他の生物との緊張は高まり特にケンタウルスとの関係は最悪になってしまいました。

しかし!そんな緊張状態を解きほぐす役目をフィレンツェが務め、その功績が認められてフィレンツェは追放の身を解かれて「禁じられた森」に戻って行くのではないかな?と私は思いますね。

最後に
ダンブルドアがハグリッドとマダム・マクシームを巨人の居住地に行かせたのはハグリッドの異父兄弟のグロウプを連れて来させることが真の目的だったんでしょうね。

さらにフィレンツェを「占い学」の教師として学校に迎え入れたのも最初からフィレンツェを「禁じられた森」の生き物たちとグロウプの仲介役にするためだったのでは?ないでしょうか。

もちろんケンタウルスの緊張状態を「あそこまで」高めたのはアンブリッジを連れ去ってもらうためでもあったわけですが・・・
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