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第6巻「謎のプリンス」ではダンブルドアの個人教授を通じてヴォルデモート卿の生涯の詳細が明らかになりました。そこで今週は1回ごとの「授業」で明らかになった内容を中心に「この人」の人生を降り返ってみることにします。(全3項目)

3-1.始めに「ダンブルドアの個人教授を通じて」
夏休みに入ってから2週間後と異例の早さでハリーをダーズリー家から連れ出したダンブルドアでしたが、その第1の目的は昔の同僚ホラス・スラグホーンを説得して再び教壇に立たせるためでした。

第2の目的は「隠れ穴」でハリーと2人だけで話す機会を作るためでした。そしてダンブルドアはハリーに今学期自分の「個人教授」を受けて欲しいと告げたのでした。

ハリーが予言の全容を知った以上自分自身がハリーの教育に「より大きく」関わる時が来たと判断したからだそうです。実は「本当の理由」は他にあったんですけどね。

こうして始まったダンブルドアの「授業」でハリーはヴォルデモート卿の生涯の詳細を祖父の代から教えられることになったのでした。

3-2.ゴーント家の人々
ダンブルドアの1回目の「授業」で明らかになったのはサラザール・スリザリンの最後の末裔ゴーント家が「どのような」人たちで構成されていたのか?というものでした。

マールヴォロに息子のモーフィンと娘のメローピーはゴーント家の最後の3人でした。非常に古くから続く魔法界の家柄でしたが・・・

純血を重んじる余り、いとこ同士が結婚をする習慣から何世紀にもわたって情緒不安定と暴力の血筋で知られていました。

常識の欠如に壮大なことを好む傾向が加わりマールヴォロが生まれる数世代前には先祖の財産を既に浪費し尽くしていました。

そのためマールヴォロは惨めさと貧困の中に暮らし非常に怒りっぽい上に異常な傲慢さと誇りを持ち先祖代々の家宝を「2つ」息子と同じぐらい、そして娘よりはずっと大切に持っていたのでした。

3-3.メローピー・ゴーントとトム・リドル・シニア
そんなサラザール・スリザリン最後の末裔の「1人」メローピー・ゴーントの心に到底考えられない気持ちが芽生えたのでした。

それは山の向こうのリトル・ハングルトンに住むハンサムなマグルのトム・リドル・シニアに対する恋心でした。到底考えられない「ありえない」組み合わせだったのです。

しかし!メローピー・ゴーントは魔法(愛の妙薬)を使って「その恋」を成就させたのでした。父親のマールヴォロと息子のモーフィンがアズカバンに収監されて1人になったメローピーは・・・

自分の能力を完全に解き放ち18年間の絶望的な生活から逃れる手はずを整えることができたのでした。こうしてメローピー・ゴーントとトム・リドル・シニアは結婚したのでした。

今日の最後に
ところが!2人の結婚生活はわずか数ヶ月で破綻してしまいました。トム・リドルがリトル・ハングルトンの屋敷に妻を伴わずに1人で帰って来たのです。

近所では「たぶらかされた」とか「騙された」とか話しているとの噂が飛び交ったのだそうです。何故トム・リドルが1人で帰って来たのか?と云えば・・・

どうやらメローピーは夫を深く愛する余り魔法で夫を隷従させ続けることに耐えられなくなり、薬(愛の妙薬)を飲ませるのをやめるという選択をしてしまったようなのです。

自分が夢中だったので夫も自分の愛に応えてくれると考えたのか?あるいは生まれて来る子供のために一緒にいてくれると思ったようなのですが・・・

トム・リドルは妊娠中の妻を捨てて2度と会うこともありませんでしたし、自分の息子がどうなっているのか?を調べようともしなかったのでした。
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