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こうしてホグワーツの生徒となったトム・リドルですが表向きは古着を着た「おとなしくて礼儀正しく物静かな少年」でしたが裏では既に悪事に手を染めていたようです。初めて人殺しをしたのも「この頃」でした。(全4項目)

4-1.ダンブルドアの思い
トム・リドルの魔法力は既にホグワーツ入学前に驚くほど高度に発達しており、さらに「その力」を何らかの方法で操ることができると判っていました。

加えてダンブルドアは蛇語使いという能力よりもトム・リドルの「残酷さ」「秘密主義」「支配欲」という明白な本能のほうを心配しました。

トム・リドルは非常に自己充足的で友人を持っていませんでしたし何でも自分1人でやることを好みました。成人したヴォルデモート卿もまた同様であるとダンブルドアは考えました。

ダンブルドアはむしろ本人のためにではなく他の者のためにトム・リドルからは目を離すまいと意を固めてホグワーツに戻ったのでした。

4-2.ホグワーツ学生時代のトム・リドル、その1
こうして他の新入生と共に組分けの列に並んだトム・リドルはスリザリン寮に入ったのでした。かの有名な創始者が蛇語使いであることを知ったリドルは興奮し、いやが上にも自惚れが強くなったのでした。

しかしながら談話室では蛇語を振りかざしスリザリン生を脅したり感心させたりしても、リドルは教職員の前では何らの傲慢さも攻撃性も見せようとはしませんでした。

稀有な才能と優れた容貌の孤児としてリドルは自然に教職員の注目と同情を集めました。先生方からはリドルは礼儀正しく物静かで知識に飢えた生徒のように見えたのでした。

前述のようにダンブルドアは「あの者」をしっかり見張ろうと決めていました。しかしリドルはダンブルドアを非常に警戒していて観察していても最初の内は多くのことが判ったわけではありませんでした。

どうやら自分を何者と知った時に興奮した余りダンブルドアに多くを語り過ぎたと思ったようでした。そのためリドルは慎重になりはしましたが・・・

口を滑らせてしまったことやミセス・コールが打ち明けたことを撤回することはもはやできませんでした。リドルは他の先生方の多くを惹きつけはしたものの・・・

ダンブルドアまで魅了しようとはしないという思慮分別を持ち合わせていました。

4-3.ホグワーツ学生時代のトム・リドル、その2
高学年になるとリドルは献身的な友人を取り巻きにし始めました。しかしリドルが誰に対しても何らの友情をも感じていなかったのは疑いようがありませんでした。

この集団はホグワーツ内で一種の暗い魅力を持っていました。雑多な寄せ集めで保護を求める弱い者や栄光のおこぼれに与りたい野心家さらには・・・

自分たちより洗練された残酷さを見せてくれるリーダーに惹かれた乱暴者等々。そして集った内の何人かはホグワーツ卒業後に最初の「死喰い人」になったのでした。

リドルに厳重に管理されていたため「その者」たちの悪行が表沙汰になることはありませんでした。リドルがいる「7年」の間にホグワーツでは多くの不快な事件が起こったのでした。

事件と「その者」たちとの関係が満足に立証されたことは一度もありませんでした。最も深刻な事件は「秘密の部屋」が開かれたことで・・・

その結果女子学生1人が死んでハグリッドが濡れ衣を着せられたのでした。

4-4.トム・リドルとモーフィン・ゴーント
トム・リドルはホグワーツ入学後に両親の「どちら」が魔法界の人間だったのか?を知ろうとトロフィー室に置かれた盾から学校の古い監督生の記録さらには魔法史の本まで探しましたが・・・

全てが徒労に終わり父親がホグワーツに一度も足を踏み入れていないという事実を受け入れざる負えないこととなりました。そして・・・

それまで軽蔑していた母親の家族を調べ始めたのでした。何ゆえリドルが父親のほうが魔法使いだと思ったのか?それは人間の恥ずべき弱みである「死」に屈した女(母)が魔女であるはずがないという考えからでした。

リドルは魔法族の家系に関する古い本をつぶさに調べて、ついにスリザリンの末裔が生き残っていることを突き止めました。

そして16才の夏にリドルは毎年夏に戻っていた孤児院を抜け出しサラザール・スリザリンの末裔モーフィン・ゴーントとの対面を果たしたのでした。

モーフィンを見つめるヴォルデモートの顔に浮かんでいたのは嫌悪と、そしておそらく失望だけでした。そこでヴォルデモートはマールヴォロが既に死んだことや・・・

山の向こうに住んでいるマグルの「トム・リドル」が母を捨てて今は自分の両親と暮らしていることを知ったのでした。そして・・・

ヴォルデモートは失神の呪文をかけて伯父モーフィンの杖を奪い、谷を越えて隣の村の「向こうのでっかい屋敷」に行き・・・

そこで魔女の母親を捨てた自分の父親を殺し、ついでに自分にふさわしくないリドルの家系の最後の人たち(祖父母)までも殺したのでした。

今日の最後に
さらに「この当時」16才のトム・リドルは「さらにさらに」恐ろしい闇も闇のまっ暗闇の魔法の探求に全力を傾けていたのです。

トム・リドルはホグワーツの学生時代から既に「ホークラックス」すなわち「分霊箱」を作って自らを不滅にする方策を探していたのです。

そして「分霊箱」を作るたるめにヴォルデモートが「何を」したのか?「何を」望んだのか?は次回の記事(シリーズ最終回)で・・・
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