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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

「闇の魔術に対する防衛術」の教職を欲してホグワーツに戻って来たヴォルデモート卿でしたが「実は」ヴォルデモート卿の真の目的は他にあったのでした。しかし結局ヴォルデモートは「そのこと」については一言も語らずホグワーツを去って行ったのでした。その「真の目的」とは?(全4項目)

4-1.卒業後の進路を決めるのにあたって
トム・マールヴォロ・リドルことヴォルデモート卿は16才にして殺人に手を染めたばかりか殺したのが自分の父親とその祖父母という残虐非道ぶりでした。

さらにヴォルデモート卿は自らを不滅にするために魂を分断して体の外に隠す。すなわち「ホークラックス」「分霊箱」という魔法についての追究を深めていたのです。

スラグホーンから初めて「このこと」を聞いた時のリドルの顔には自身が魔法使いだと知った時と同様のむき出しの幸福感に満ちた表情が浮かんでいました。

ところが幸福感が端正な面立ちを引き立たせるのではなく何故か?非人間的な顔にしていました。そもそも魂を分断するためには・・・

邪悪な行為―悪の極みの行為―すなわち人を殺すことによってしかできないのにヴォルデモート卿はさらに魂を「7つ」に分断することを考えていたのです。

4-2.ホグワーツ卒業後のヴォルデモート
7年生になってトム・リドルの周囲では級友たちがホグワーツ卒業後にどんな仕事に就くのかを決めていました。監督生で首席しかも学校に対する特別功労賞という輝かしい経歴から・・・

スラグホーンを含めた何人かの先生方はリドルに魔法省に入省するよう勧め、面接を設定しようと申し出たり有力な人脈を紹介しようとしたりしました。

ところがリドルが最初に希望したのは教師としてホグワーツに残りたいというものでした。理由は色々あったようですがヴォルデモートは当時の校長ディペットには何1つ打ち明けようとはしませんでした。

ダンブルドアはヴォルデモートが特に権力を持つ職に就くことを欲しなかったためディペット校長にリドルを採用せぬようにと進言したのでした。

その時ヴォルデモートが望んでいた教職は「闇の魔術に対する防衛術」でした。当時はガラテア・メリィソートという老教授がほとんど半世紀に渡って教えていました。

その結果ヴォルデモートはボージン・アンド・バークスへと去りトム・リドルを称賛していた教師たちはあんな優秀な魔法使いが店員とはもったいないと口を揃えて言ったのでした。

4-3.ヘプジバ・スミスとトム・リドル
何ゆえヴォルデモートは魔法省に入省すれば将来の出世も保証されていたのにボージン・アンド・バークスの店員になどなったのか?実はヴォルデモートには『明確な理由と目的』があったのです。

丁寧な物腰でさらにハンサムで賢いヴォルデモートは単なる使用人に留まったりはせず特別な仕事を任されるようになりました。

ヴォルデモートは店で扱っている強い魔力のある品物や宝物を持ち主に手放すよう説得する仕事を任されました。そして「その仕事」に稀有な才能を発揮しました。

そんなヴォルデモートに夢中になった顧客の「1人」にヘプジバ・スミスという老婦人がいました。しかし「ある品物」をヴォルデモートに見せたことがアダとなってヘプジバ老婦人は・・・

その生涯をあっけなく終えることとなってしまったのでした。

それは先祖代々受け継がれて来たヘルガ・ハッフルパフの品物とヴォルデモートの母親メローピーが金に困って手放したスリザリンの金のロケットでした。

「この2つ」をヴォルデモートは欲しがったのです。

ヘプジバ・スミスは「それから」2日後に屋敷しもべ妖精のホキーが誤って女主人の夜食のココアに毒を入れてしまったということで死んでしまったのですが・・・

当然!実際にヘブジバ老婦人を毒殺したのはヴォルデモートで屋敷しもべ妖精のホキーは濡れ衣を着せられたというわけです。

2つの宝物を獲得したヴォルデモートはヘプジバの親族たちが最も大切なその秘蔵の品がなくなっていると気づいた時には既に店を辞めて姿を消していました。

もちろん!ヴォルデモートは「その」2つの品物を自身の「分霊箱」にするために盗んだことは言うまでもありません。

4-4.再びダンブルドアと・・・
それから10年後ヴォルデモートが再びホグワーツに戻って来たのでした。校長はアーマンド・ディペットからアルバス・ダンブルドアに代わっていました。

しかし!校長室に姿を現したヴォルデモートは「あの」ハンサムなトム・リドルではなくなっていました。火傷を負って顔立ちがはっきりしなくなったような顔で奇妙に変形した蝋細工のようでした。

白目は既に永久に血走っているようでしたが現在のヴォルデモートの瞳のように細く縦に切れ込んだような形にはなっていませんでした。

ヴォルデモートはダンブルドアが校長職に就任したことを「すばらしい人選です」と言って称賛した後に何故あなたほどの人物が魔法大臣にならないのか?とさらにダンブルドアを褒め称え・・・

言葉を尽くしてダンブルドアにホグワーツに教師として戻って来たいと訴えましたがダンブルドアはヴォルデモートの願い出を固持したのでした。

さらにダンブルドアは既に互いに判っていることだが望んでもいない仕事を求めるために何故今夜ここを訪れたのか?一度ぐらい率直に話してみてはどうかとヴォルデモートに迫りました。

ダンブルドアは決して君は教えたいなどとは思っていない。真の狙いは何なのか?一度ぐらい正直に願い出てはどうか?とさらにヴォルデモートを追求しました。

さらにさらにダンブルドアは受け入れるという期待が全くないのにも関わらず何ゆえ君はここに来たのか?何か別の目的があるに違いないと言いましたが・・・

ヴォルデモートは鼻先で笑いながら仕事をくれる気がないのならとダンブルドアに背を向けて校長室を出て行ってしまったのでした。

最後に
プリンス下巻283ページでハリーがヴォルデモートは「分霊箱」にするための創始者の1人の品を何か見つけるためにホグワーツに戻ろうとしたのでは?と問うたのに対して・・・

ダンブルドアは「わしもまさにそう思う」と答えてヴォルデモートがホグワーツに戻りたかった「真の理由」は自身の「分霊箱」にするための品を見つけるためだったと言ったのでした。

要するにヴォルデモートが「ホークラックス」と「分霊箱」を知ってからは、ひたすら「そのこと」を追究する旅が続いたということになったわけです。

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