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念願叶って死喰い人となり父親の果たせなかった野望を実現するべくホグワーツに戻ったドラコでしたが、やはり自分の思うようにはコトは進まず苛立ちと焦燥感を深めて行ったのでした。そして最後の最後に待ち受けていたものは?(全3項目)

3-1.親子で死喰い人に
こうして抗(あらが)うことなく無抵抗に父親の考え方を受け入れたドラコは喜び勇んでヴォルデモート卿の配下となったのでした。

死喰い人となってドラコは自分の力を証明するチャンスが来たと期待に心を躍らせてホグワーツに戻ったのでした。

新学期初日のホグワーツ特急内での数々の発言にはドラコの「そういった気持ち」が色濃く反映されていますよね。まさに「この時」がドラコの絶頂期だったと云えるでしょう。

ブレーズ・ザビニがスラグホーンのコンパートメントから戻りドラコはまず招待されなかった腹いせにスラグホーンを徹底的にこき下ろすことから始めました。

そして自分は来年ホグワーツになんかいないかもしれないのだから、あいつ(スラグホーン)が僕に関心を持とうが持たなかろうが知ったことじゃないと言い放ったのでした。

来年ホグワーツにいないかもってどういうこと?と憤慨したように訊ねるパンジー・パーキンソンにドラコは「先のことはわからない」とさらに「もっと次元の高いことをしているかもしれない」と・・・

さらに「闇の帝王」が支配すれば「O.W.L」や「N.E.W.T」が何科目かなんて関係なくなる。「あの人」のためにどのように奉仕し、どのような献身ぶりを示すかが重要になると大口を叩いていたのでした。

3-2.初めての挫折
こうして「闇の帝王」から命じられた任務を実行するべくホグワーツに戻ったドラコでしたが思うように事は進まず苛立ちと焦燥感を深めて行ったのでした。

壊れて何年も使われていなかった「姿をくらますキャビネット棚」を修理すれば学校の警備をかいくぐって援軍の死喰い人たちを城の中に招き入れることができる。

そこで昨年度「ダンブルドア軍団」が使っていた「必要の部屋」にこもってキャビネット棚の修理を始めたドラコでしたが作業は一向に進みません。

「やはり修理は不可能なのか?」と焦ったドラコは呪いのかかったネックレスをケィティ・ベルに持たせて学校内に持ち込ませようとしたり・・・

ダンブルドアの所には届かない可能性が高いのに毒入りのオーク樽熟成の蜂蜜酒をマダム・ロスメルタを通じてスラグホーンに届けたりと・・・

失敗が確実な姑息で拙速な策ばかりを講じてしまったのでした。

そして学期末にようやく「姿をくらますキャビネット棚」の修理ができて援軍の死喰い人集団を呼びこむことができたと思ったら・・・

いざ!「闇の帝王」に命じられた任務を実行する時になってドラコは怖気づいてしまい結局最後の最後に任務を遂行したのはスネイプというお粗末な結果になってしまったのでした。

3-3.待ち受ける現実は?
さて!当然のことながらハリーポッター・シリーズは昨年7月に原書の第7巻・最終巻が出てストーリーは完結しているのでドラコを含めたマルフォイ一家が今どうなっているのか?の結論は出ているわけですが・・・

私の予想では何だかんだと云いつつも「この一家」は3人揃ってしぶとく生き残っていると思います。しかしだからといって生き残ればいいというものではないと私は思いますね。

いくら自分と主義・主張が違うからといってホグワーツの校長を殺した行為は許されるハズがないので世間の批判は免れないと思われます。

第7巻のドラコ・マルフォイは当初はダンブルドアが死んで自分がつき従っているご主人様が台頭するでしょうから死喰い人になってよかったと思うカモ?しれません。

しかしどんな形で決着するのか?は7巻を読んでみないことには分りませんが、ハリーがヴォルデモート卿を倒して自分たちの旗頭がいなくなってしまえば・・・

それまではヴォルデモート卿が盾になっていて直接受けることのなかった批判や世間の厳しい目にさらされることになるでしょうね。

父と子が揃って元死喰い人でしかも息子ドラコは校長殺しの共犯としての前歴を持つ身となれば極々近い友人(クラッブとゴイル)などを除いた人たちは「この一家」から離れて行くでしょう。

父親ルシウスが捕まってアズカバン送りになってしまったことで今まで築き上げて来た「ありとあらゆる」信用もコネも何もかも全てがご破算になってしまいました。

一度失った信用を回復するのは至難の技ですしドラコにその重責を背負わせるのは少しなんてものではなくて相当荷が重いと云わざる負えません。

ヴォルデモート亡き後にドラコを含めたマルフォイ一家を待ち受ける現実は極めて厳しいものになっているでしょうね。

最後に
私はドラコを含めたマルフォイ一家は3人揃って生き残ったものの「こんなひどい有り様だったら死んだほうがマシだった」と嘆き悔やみながら残りの人生を歩んでいるのではないかな?と思いますね。

騎士団下巻611ページでダンブルドアは「たしかに、おまえの命を奪うことだけでは、わしは満足はせんじゃろう」と言っています。

何故ならダンブルドアがヴォルデモートの復活を許したのも魔法省で直接対決した時にヴォルデモートにとどめを刺さなかったのも全ての人々が平和に暮らせる差別のない社会にするためだったと私はそう思うからです。

だからこそ差別主義者は当然の報いを受けていると私は思いますね。
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