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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ダンブルドアと云えば他を寄せ付けない圧倒的な魔法力と知識力があるのにも関わらず極めて謙虚で聡明で直接会った者であれば畏敬と尊敬の念を抱かずにはいられない人格者だと思われて来ましたが、実は若い時に経験した大きな苦悩と挫折が「そういった」人格を形成したことが7巻で明らかになりました。本日の記事も7巻の具体的な内容を含みますので7巻未読者の皆さんは7巻を読み終えてからご覧ください。(全3項目)

3-1.妹アリアナを巡る苦悩と挫折
6才の時に起こった不幸な事件以来アリアナは魔法力を制御できなくなり自分で抑えられなくなると、その力が内側から爆発するようになってしまいました。

魔法省がアリアナの状態を知ることになればアリアナは聖マンゴに一生閉じ込められることになってしまうため家族はアリアナを守るため「ゴドリックの谷」に引っ越しアリアナは病気だと言いふらしたのでした。

そんなアリアナのことを親身になって面倒を見たのは次男のアバーフォースでした。長男のアルバスは家に帰ると自分の部屋にこもりきりで妹の面倒を見ることなど全くありませんでした。

そして更なる不幸がダンブルドア家を襲ったのでした。アリアナの発作を抑えきれなかった母ケンドラが死んだのです。ちょうど長男アルバスがホグワーツを卒業した頃でした。

アルバスはアバーフォースに妹のことは自分が引き継ぐからお前は学校に戻れと言い、それから数週間は何とかやっていましたが・・・

そこに「あの男」が現れたのでした。

3-2.ゲラート・グリンデルバルドとの出会い
第1巻「賢者の石」154ページでハリーが蛙チョコレートのカードで初めてダンブルドアの顔を見た時に同時にグリンデルバルドの名前も登場しています。

ここでグリンデルバルドは『闇の魔法使い』と紹介されていますから当然グリンデルバルドはハリーとヴォルデモートと同様に・・・

最初から「善の側の魔法使い」ダンブルドアと「悪の側の魔法使い」グリンデルバルトと全く相容れない立場にいるものと私も思っていましたし大多数の読者もそう思っていたでしょうね。

ハリーのお母さんもシリウスに出した手紙の中でバチルダ・バグショットから聞いたダンブルドアに関する驚くべき話を下記のように書いています。

ダンブルドアがそのことを知ったら、喜ぶかどうか!実はどこまで信じていいか、わたしにはわからないの。だって信じられないのよ、ダンブルドアがゲラード・グリンデルバルドの友達だったことがあるなんて。

ハリーのお母さんもダンブルドアとグリンデルバルドが当初は友人関係で実はかつては同じ志を持っていたとは到底信じられなかったようです。

しかし!弟のアバーフォースは2人が出会ってから仲違いするまでの詳しい経緯を知っていたのでした。ハリーたち3人がホッグズ・ヘッドのマスターがアバーフォース・ダンブルドアだと知った夜に・・・

時を同じくして事の真相を知ることになったというわけですね。

3-3.3度も断った・・・魔法大臣の座
ゲラード・グリンデルバルドはこれまでの人生でアルバス・ダンブルドアにとって初めての同等な話し相手でした。優秀で才能豊かな魔法使いでした。

2人は新しい魔法界の秩序の計画を練ったり「秘宝」を探しにいったりしました。全ての魔法族の利益のための壮大な計画のはずでした。

しかし妹アリアナの扱いを巡ってアバーフォースが兄アルバスに激しく抗議したのでした。妹を外に連れ出すことなど不可能だと・・・

グリンデルバルドは激しく怒りました。自分と優秀な兄との行く手を邪魔しようとしている。自分たちが世界を変えてしまえばアリアナを隠しておく必要もなくなるのに・・・

口論の末にアバーフォースは杖を抜きグリンデルバルドも杖を抜きました。兄の親友ともあろう者がアバーフォースに「磔の呪文」をかけたのです。

兄アルバスはグリンデルバルドを止めようとしました。それからは三つ巴の争いになりましたが「またしても」ダンブルドア家を大きな不幸が襲ったのでした。

アリアナが死んだのです。

アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドは感情が高ぶると抑制を失うことを常日頃から感じてはいましたが「より大きな善のため」と目をつぶってしまったのです。

父親と母親が命をかけて守って来た妹アリアナを死なせてしまいアルバス・ダンブルドアは一生の負い目と恐ろしい後悔という身から出た錆の代償を払いながら生きることになってしまいました。

妹アリアナの死から権力を持つ自分自身は信用できないことを学び取ったダンブルドアは何度魔法大臣にと請われても決してそれを受けようとはしなかったのでした。

最後に
プリンス下巻183ページでダンブルドアは自分にとって一番大切なことは昔からの技を伝え若い才能を磨く手助けをすることなんだと言っていますね。

さらに次のページでは一生の仕事として魔法省には一度も惹かれたことがないと言っていて私はダンブルドアの「この言葉」を鵜呑みにしていましたが・・・

ダンブルドアが決して魔法大臣になろうとしなかったのには「こんな深い理由」があったからなんですね。

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