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こうして2人がいよいよホグワーツに旅立つ日がやって来たわけですがリリーにはペチュニアとの悲しい別れが待ち受けていたのでした。一方組分けの儀式ではスネイプにとっては先の暗い運命を暗示する出来事が起きてしまったのでした。(全3項目)

3-1.9と3/4番線にて
そんなわけでスネイプ少年にとっては多分待望のホグワーツに旅立つ日がやって来たわけですが当然エバンズ夫妻はマグルということですから・・・

キングズ・クロス駅の9と3/4番線には唯一入り方を知っているスネイプのお母さんが息子とエバンズ一家を導き入れたんでしょうね。

スネイプがエバンズ一家から少し離れて立っていたのはリリー以外の家族の人たちとはあまり馴染みがないのとペチュニアがご機嫌斜めで険悪な雰囲気だったからじゃないかな?と私は思いますね。

ここでペチュニアが「特殊な学校」とか「変人の学校」などと言っていたのは実は自分もホグワーツに入りたいと思って手紙を出したものの・・・

丁寧なお断りの返事の手紙が来ていたことやリリーが勝手に「その手紙」を見ていたことや手紙を見つけたのがスネイプだったということで・・・

やはりスネイプに少々後ろめたい気持ちがあったからだったのでは?ないでしょうか。

3-2.ホグワーツ特急の列車内で
不恰好なマグルの服を一刻も早く脱ぎたかったスネイプは列車に乗るとすぐさま学校のローブに着替えリリーのいるコンパートメントを探したのでした。

リリーを見つけるとスネイプはコンパートメントの扉を開けてリリーの前の席に腰掛けました。リリーはちらりとスネイプを見ましたが即座に視線を戻しました。泣いていたのです。

魔法力なんてかけらもないマグルのくせにホグワーツに行きたいなんて身の程を知らない奴だと言いそうになりましたがリリーの思いを察してスネイプは素早く自分を抑えました。

「とうとうだ!僕たちはホグワーツに行くんだ!」

リリーは目を拭いながら頷き思わず半分微笑みました。リリーが少し明るくなったのに勇気づけられてスネイプは言ったのでした。

「きみは、スリザリンに入ったほうがいい」「スリザリン?」

それまではリリーにもスネイプにも全く関心を示していなかったのに「その一言」で同じコンパートメントにいた他の生徒たちが反応したのです。

それはジェームズ・ポッターとシリウス・ブラックでした。ジェームズはスリザリンになんか入るぐらいなら退学するよとスネイプに反論したのでした。

さらにシリウスはにこりともせずに「僕の家族は全員スリザリンだった」とさらに多分僕が伝統を破ることになるだろうと言ったのでした。

こうしてハリーのお父さんにシリウスとスネイプは初めて顔を会わせた時から敵対関係になったというわけです。

3-3.組分け帽子の残酷な選択
そしてついに!「その時」がやって来たのでした。リリーは震える足で進み出て丸椅子に腰掛けました。マクゴナガル先生が組分け帽子をリリーの頭に被せたのでした。

すると深みのある赤い髪に触れた瞬間1秒とかからずに帽子が叫んだのでした。結果を聞いたスネイプは思わず小さな呻き声を漏らしたのでした。リリーが所属することになった寮は?

「グリフィンドール!」

リリーは帽子を脱いでマクゴナガル先生に返すと歓迎に沸くグリフィンドールの席に急いだのでした。しかし途中でスネイプを振り返ったリリーの顔には悲しげな微笑が浮かんでいたのでした。

そして今度はスネイプが組分けの儀式を受ける時が来ました。マクゴナガル先生がスネイプの名前を呼びスネイプの頭に帽子を載せました。帽子が叫びました。

「スリザリン!」

こうしてセブルス・スネイプはリリーから遠ざかるように大広間の反対側に移動しスリザリン生の歓迎に迎えられたのでした。

その結果2人はよりにもよって「スリザリン」と「グリフィンドール」という敵対する2つの寮に引き裂かれてしまったのでした。

今日の最後に
「スリザリン寮」と「グリフィンドール寮」と云えば4つある寮の中でもハンパじゃなく一番仲が悪い寮同士だということは周知の事実ですが・・・

そんな敵対する2つの寮に分れてもリリーとスネイプの友情関係は途切れることはありませんでした。しかしホグワーツ入学後2人の間には徐々に「見えない壁」ができつつあったのです。
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