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先々週はセブルス・スネイプとハリーのお母さんリリー・エバンズを取り上げましたが今週はスネイプとダンブルドアについて考えてみたいと思います。第7巻「死の秘宝」では何ゆえダンブルドアが「あそこまで」スネイプを信頼・信用していたのか?の真相が明らかになりました。(全3項目)

3-1.再会
第7巻「死の秘宝」の第33章「プリンスの物語」のスネイプの記憶は5年生の学期末から一気にホグワーツ卒業数年後に飛んでいて既にリリーはジェームズ・ポッターと結婚してハリーが生まれています。

シビル・トレローニーによって闇の帝王を打ち破る力を持った者が7月の末に生まれるとの予言が成されましたが、ヴォルデモートが「その者」をハリー・ポッターだとの結論を出したため・・・

このままではリリーが夫のジェームズ・ポッターと息子のハリー共々殺されてしまうためスネイプはダンブルドアに会って何とかリリーを救って欲しいと懇願したのでした。

ダンブルドアはスネイプに「あの女(ひと)」がおぬしにとってそれほど大切な人ならヴォルデモート卿はリリーを見逃してくれるのでは?と言ったのに対して・・・

スネイプはもちろん私はそうしてくれるよう頼んだなどというものだからダンブルドアからは自分の好きな人さえ助かればリリーの夫と息子は死んでもいいと言うのか!と厳しく叱責されたのでした。

そこでスネイプは「それでは全員を隠してください」とポッター一家全員を安全に隠してくださいとダンブルドアに頼んだのでした。

3-2.校長室にて
スネイプの報告を受けてダンブルドアはポッター夫妻にヴォルデモート卿がおぬしたちを狙っているので身を隠すよう進言したのでした。

ポッター夫妻はダンブルドアのアドバイスに従って「忠誠の術」で身を隠しました。ところがポッター夫妻の「秘密の守人」が2人を裏切って秘密を暴露してしまったのです。

こうしてポッター夫妻はヴォルデモート卿に殺されてしまいました。リリー死亡の一報を聞いたスネイプは校長室で傷ついた獣のような呻き声を上げて、ぐったりと前屈みになって椅子に掛けていました。

「あなたなら・・・きっと・・・あの女(ひと)を・・・守ると思った」

スネイプはハァハァと苦しそうな息遣いでした。そんなスネイプにダンブルドアは「リリーの子は生き残っておる」と告げたのでした。リリーの目を持った息子は生きていると!

「私も死にたい」と言うスネイプに対してダンブルドアは「おまえの死が誰の役に立つというのじゃ?」とそしてリリー・エバンズを「それほどまで」に愛していたのならば・・・

ダンブルドアはリリーの息子をわしが守るのを手伝うのじゃとスネイプに言ったのでした。いずれ闇の帝王は戻って来る。そして「その時」ハリー・ポッターは非常な危険に陥ると・・・

ダンブルドアの言葉を聞いてスネイプは次第に自分を取り戻し呼吸も整って来ました。しかし!ようやく落ち着いたスネイプが口にしたのは?

リリー・エバンズを愛していたことは2人の間だけに留めて欲しいと・・・特にポッターの息子などに知られるなんて自分には耐えられない!

ダンブルドアはため息をついて君の最もよいところを明かさぬということじゃな?とスネイプに言いつつも約束することを誓ったのでした。

3-3.ハリーがホグワーツに・・・
10年の時が流れハリー・ポッターがホグワーツに入学して来ましたがスネイプのハリーに対する第一印象は最悪でした。やはり父親似の外見がそうさせたのでしょうか?

「凡庸、父親と同じく傲慢、規則破りの常習犯、有名であることを鼻にかけ、目立ちたがり屋で、生意気で」まあ確かに父親ほど優秀ではないですが・・・

これはあまりにも言い過ぎだということは誰もが認めることでしょう。ダンブルドアも「そう思って見るから、そう見えるのじゃよ」と言っています。

他の先生方の報告ではハリーという生徒は控えめで人に好かれるし、ある程度の能力もあるとのことでした。ダンブルドア個人としての評価は「なかなか人を惹きつける子」とのことでした。

この後ダンブルドアはスネイプに「変身現代」のページをめくりながらクィレルから目を離さないようにと言ったのでした。

今日の最後に
以前にも当サイトでは取り上げましたが第1巻「賢者の石」441ページでダンブルドアは「この1年間」スネイプが全力でハリーを守り続けていたのは・・・

スネイプはジェームズ・ポッターに命を助けられたことがあってハリーのお父さんに借りがあるのが我慢できなかった。

そこで「この1年間」ハリーを守ることによって心安らかにハリーのお父さんの思い出を憎むことができるとダンブルドアは言っていますがスネイプはやはり「ただ単に」・・・

ダンブルドアの命令を忠実に実行していただけなんですよね。

つまり「この時点」ではスネイプが「善の側の人間」なのか?「悪の側の人間」なのか?の判断ができないようにするためのローリングさんの配慮だったんでしょうね。
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