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昨日と今日の2日間はハリポタ読者の間ではすっかりお馴染みになっている「この呪文」のことを取り上げています。本日は後半の3巻での登場シーンを紹介することにします。最後の最後に使われたのは誰もが忘れることのできない「あの場面」でした。(全3項目)

3-1.登場シーン、第5巻「不死鳥の騎士団」では
「この巻」での最初の登場シーンは「必要の部屋」で行なわれたダンブルドア軍団の第1回目の会合でした。ハリーがDAで最初にメンバーに練習させたのが「この呪文」でした。(上巻617ページ)

ハリーがDAで最初に練習する呪文を「この呪文」にしたのは6月にヴォルデモートと対決した時に自分の命を救ったのが「この呪文」だったからでした。

2度目に登場したのはハリー、ロン、ハーマイオニーとジニー、ネビル、ルーナの計6人が魔法省の神秘部にシリウスを助けに行く時でした。

下巻526ページでハリーとハーマイオニーがアンブリッジを追い払って「これからどうするんだ?」と話しているとロンたち4人が2人に追いついて来たのでした。

「どうやって逃げたんだ?」とハリーが訊くとロンが失神光線を2、3発と武装解除術さらにネビルは「妨害の呪い」の凄いやつを一発かましてくれたと何でもなさそうに答えたのでした。

この後魔法省でのハリーたち6人と死喰い人たちの戦いでもネビルが使っていますが死喰い人だけではなく味方のハリーの杖も吹き飛ばしてしまったのでした。(下巻572ページ)

3-2.登場シーン、第6巻「謎のプリンス」では
この巻での登場シーンは1回のみでした。ダンブルドアとハリーがヴォルデモートの分霊箱を手に入れて学校に戻って来た時にドラコ・マルフォイがダンブルドアの杖を奪うために使った時でした。(下巻414ページ)

今改めて第7巻の内容を踏まえて「この場面」を読み返すと様々な思いがこみ上げて来て何と文章を書き加えていったらいいのか?分らなくなって来ますね。(苦笑)

実は夏休みに入って2週間と経たない内に寮監(スネイプ)と校長(ダンブルドア)に、その行動をすっかり見透かされてしまっているのに意気揚揚と学校に戻って来たドラコ!

ホグワーツ始まって以来の最悪の校長ダンブルドアを追い出すのがマルフォイ家の長年の野望・悲願だったハズなのに丸腰のダンブルドアを目の前にして何もできないヘタレっぷり!

第7巻の最終章でもドラコは妻と息子のスコーピウスを伴って登場していますが、まだ36才なのに既に髪の毛が薄くなりかかっているようです。

きっと親戚一同から父親のルシウスと比べられて頼りないとか?器が小さいとか?プレッシャーをかけられているので30代半ばでそうなってしまったんでしょうね。

3-3.登場シーン、第7巻「死の秘宝」では
第7巻では再び「この呪文」は大活躍と云うか?何度も使う場面が登場しています。もちろん一番印象的な場面は最後の「あの場面」ですが・・・

●場面その1「上巻85ページ」
プリベット通り4番地を出たハリーたち一行14人が待ち構えていた死喰い人集団に襲われた時にハリーが使っています。

最初は追って来る死喰い人たちに「失神光線」を放っていたハリーだったのですがフードが滑り落ちた人物がスタンリー・シャンパイクだったため・・・

死なせてはいけないと思ったハリーが咄嗟に使ったのが「エクスペリアームス!武器よ去れ!」だったのです。そのため死喰い人たちに本物のハリーだということを気づかれてしまい・・・

ヴォルデモートに追いつかれたハリーは死を覚悟しましたがハリーの柊の杖がひとりでに動いてヴォルデモートの杖は破壊されヴォルデモートはまたしてもハリーを殺し損ねてしまったのでした。

●場面その2「上巻317ページ」
ヴォルデモートの1つ目の「分霊箱」スリザリンの金のロケットをマンダンガス・フレッチャーがグリモールド・プレイス12番地から持ち去っていったことが判明して・・・

ハリーは屋敷しもべ妖精のクリーチャーにマンダンガスを連れて来るよう依頼したのでした。そしてクリーチャーがマンダンガスを連れて来た時にマンダンガスから杖を奪うために・・・

ハーマイオニーが使ったのが「この呪文」でした。

●場面その3「上巻509ページ」
正直言って「この場面」は当初ノーマークでした。「ひょっとして?」と思って確認したらハリーが使っていたんですよね。でも正確に言うと使っていないと云えるのかも?しれません。

ハリーの柊の杖が!・・・ほんの数ヵ月前にはヴォルデモートに殺されそうになったハリーを救ってくれた杖が折れてしまったのです。

「レパロ!直れ!」の呪文で一度は繋がったもののハリーが「エクスペリアームス!武器よ去れ!」と唱えると杖は負担に耐えきれずに再び折れてしまったのでした。

●場面その4「下巻128ページ」
マルフォイの館(やかた)に囚われの身になったハリーたち3人だったのですが、地下牢を脱出したハリーとロンが客間に飛び込んで・・・

ハーマイオニーを救出したのですが先に客間に入ったロンが「この呪文」を使ってベラトリックス・レストレンジから杖を奪ったのでした。

さらに!この後ドビーが2人を助けに乱入して客間のシャンデリアを凪ぎ落として大破したクリスタルや鎖でマルフォイの館の客間はグチャグチャの修羅場と化したのでした。

●場面その5「下巻365ページ」(11月10日追加)
「必要の部屋」に隠されていたヴォルデモートの分霊箱レイブンクローの髪飾りを発見した!と思ったら、そこに割って入って来たのがドラコ・マルフォイとクラッブ・ゴイルの3人でした。

「やつを殺すな!やつを殺すな!」

闇の帝王は自らの手でハリー・ポッターを殺したいと願っているのだから、ここでお前たちが殺してはいけないんだとドラコが必死に叫びクラッブとゴイルが一瞬躊躇した隙にハリーが・・・

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

と叫ぶとゴイルの杖が手から離れて飛び、脇のガラクタの防壁の中に消えたのでした。ゴイルは杖を取り戻そうとして、その場で虚しく飛び上がったのでした。

●場面その6「下巻537ページ」
そして!そして!最後に登場したのはハリーとヴォルデモートの最後の対決の時でした。「死の呪文」を唱えたヴォルデモートに対してハリーが叫んだのが「この呪文」でした。

2人が回り込んでいた円の真ん中に黄金の炎が噴き出し2つの呪文が衝突した点を印したのでした。ニワトコの杖は高く舞い上がり真の持ち主ハリーの掌中に収まったのでした。

これでハリー対ヴォルデモートの直接対決で勝負を決めたのは、いずれも「この呪文」だったというわけです。

最後に
この「エクスペリアームス!武器よ去れ!」の登場シーンをこうして改めて拾い上げてみると悪用されたことはあまりないことが判りましたね。

しかし!第7巻でこんなに頻繁に使われていたとは正直言って私も驚きました。
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