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あの方の!ご主人様の!闇の帝王の!名誉を回復するためなら何を犠牲にしても構わないとヴォルデモート卿に対する気持ちは揺るがないベラトリックスでしたが最後は悪行三昧の報いを受けることになったのでした。やっぱり行った先は地獄?(全3項目)

3-1.マルフォイの館にて
ハリーポッター・シリーズではもちろんそうでない章もありますが当然ハリーが主人公ですから基本的にはハリーを中心に描かれています。

そんなわけでベラトリックス・レストレンジが第1章の次に本格登場したのは第23章「マルフォイの館」だったというわけです。

当サイトでは種々形を変えて何度も取り上げて来た章ですがハリーたち3人が狼人間のフェンリール・グレイバックらに捕まってマルフォイの館に連れてこられた時に登場しています。

マルフォイ一家(ナルシッサ、ルシウス、ドラコ)とグレイバックの間でハーマイオニーに呪いをかけられて顔を歪められたハリーが本物か?どうか?の議論をしている時に・・・(下巻108ページ)

「どういうことだ?」と議論の中に割って入って来たのがベラトリックスでした。ベラトリックスの声を聞いてハリーは改めて自分の置かれている状況が怖くなったのでした。

どうやら間違い無くハリーたち3人だという結論に達して、最初に「闇の印」に触れようとしたのがベラトリックスでした。しかし!それをルシウスが邪魔したのでした。

ハリーが連れて来られたのは私の館なんだから私の権限でと言うルシウスにベラトリックスは握られた手を振り離そうとしながら「杖を失った時、おまえは権限も失ったんだ」と言い放ったのでした。

しばらくの間はルシウスとベラトリックスの2人で、どちらが「闇の印」に触れるのかを言い争っていましたが、その時ベラトリックスが目にしたのが例の「グリフィンドールの剣」でした。

グリンゴッツの自分の金庫にあるハズの物があったのでベラトリックスは蒼白な顔で「この剣をどこで手に入れた?」とグレイバックに詰め寄ったのでした。

何故ならグリンゴッツのレストレンジ家の金庫には闇の帝王から預かったヘルガ・ハッフルパフの金のカップが預けられていたからです。

ベラトリックスはナルシッサに「事は重大だ!」「どんなに危険な状態なのか、おまえにはわかっていない!」と言ってハリーたち他の捕虜を地下牢にぶち込んでおくようにと言ったのでした。

とにかく事の真相を確かめるまでは闇の帝王を呼ぶわけにはいかないと考えたベラトリックスは1人残したハーマイオニーを責め立て始めたのでした。

その結果ベラトリックスはハリーたちを取り逃がした挙句にグリンゴッツの自分の金庫にご主人様の大事な預かり物(分霊箱)があることをハリーに見抜かれてしまったのでした。

3-2.ご主人様が!
「アレクト!あの方が到着して、もし俺たちがポッターを捕まえていなかったら。マルフォイ一家の二の舞になりてえのか?返事をしろ!」(下巻302ページ)

アミカス・カローの「この発言」と、その後の様子を見ているとハリーを取り逃がした後のマルフォイ一家とベラトリックスは相当悲惨な状況になったみたいですね。

まあ確かにヴォルデモートもグリンデルバルドに無知呼ばわりされて、ご機嫌斜めの時に呼び戻されたわ戻って来たらハリーが逃げた後だったわで・・・

タイミングが最悪だったということもあったのでしょうが、それでもベラトリックスのヴォルデモート卿に対する恭順の気持ちは変わらなかったようです。

ハリーがヴォルデモートに殺されに「禁じられた森」に入って行った時もベラトリックスはヴォルデモートの一番近くに座っていました。(下巻474ページ)

「わが君」とベラトリックスはヴォルデモートに声をかけましたがヴォルデモートが手を挙げて制すると、それ以上は一言も言わず、ただうっとりと崇拝の眼差しでヴォルデモートを見ていました。

ハリーが「透明マント」を脱いでローブの下に収めヴォルデモートの前に進み出るとベラトリックスは弾けるように立ち上がり激しい息遣いでヴォルデモートとハリーを食い入るように見つめたのでした。

そしてヴォルデモートが「死の呪文」を唱えると・・・

3-3.勝った!と思ったら・・・
ご主人様の「死の呪文」でハリーも倒れましたが何故か?同時にヴォルデモートも倒れたのでした。立ち上がろうとするご主人様を手助けしようとしたベラトリックスだったのですが・・・

「わが君、どうか私めに」「俺様に手助けは要らぬ」

ヴォルデモートに冷たく言われてベラトリックスは差し出した手を引っ込めたのでした。今や空き地は完全に静まり返っていました。(下巻509ページ)

「あいつは・・・死んだか?」

ハリーの死亡を確認しに行ったのは妹のナルシッサでした。そしてベラトリックスにとっては喜ぶべきことにダンブルドア亡き後ご主人様にとって唯一の邪魔者だったハリー・ポッターの死亡が宣言されたのでした。

実は妹ナルシッサがご主人様を裏切って大嘘をついているとは露知らずベラトリックスはヴォルデモートに付き従ってホグワーツ城へと向かったのでした。

マクゴナガル先生の嘆きの悲鳴を聞いて声を上げて笑うベラトリックス。しかし!この後思わぬ事態が起こって再び戦闘が再開されたのでした。

戦いの火ぶたを切ったのはカロー兄妹を散々てこづらせたネビル・ロングボトムでした。ネビルの頭に被せた「組分け帽子」に点けた火が戦闘再開の合図になったのです。

最後に
こうして振り返ってみると私は「ある意味」ベラトリックス・レストレンジは生き方が潔(いさぎよ)かったと思うんですよね。良くも悪くも初志貫徹というか自分の主義・主張を最後まで変えなかったわけですからね。

私が許せないのは何と云ってもドローレス・アンブリッジですよね。伝え聞いた話によるとアンブリッジは今でも魔法省で元気に働いているそうです。

第5巻「不死鳥の騎士団」では未承認で吸魂鬼を派遣したにも関わらずお咎めも受けずに魔法省に居座り続けダンブルドアの葬儀にも参列しています。(プリンス下巻490ページ)

シリウスを殺しトンクスも殺しネビルの両親を廃人にするなど悪行三昧のベラトリックスだったわけですが、あの世に行ってくれたのでもう悪いことをするのもできなくなったというわけです。
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