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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーの柊の杖は「あの時」何をしたのか?何故そんなことができたのか?そしてハリーは最後の最後に「史上最強の杖」を手にすることになりましたが・・・ハリーの選択は?(全4項目)

4-1.ハリーの柊の杖が!
アルバス・ダンブルドアを亡き者にして残る邪魔者はハリー・ポッターただ1人となりヴォルデモート卿はハリー・ポッターを始末するため行動を開始したのでした。

セブルス・スネイプの情報によるとハリー・ポッターは来たる7月27日土曜日の日暮れに現在の安全な居所から移動するとのことでした。

オリバンダーから兄弟杖のことを聞いていたヴォルデモートはルシウス・マルフォイの杖を借りて、その日を迎えたのでした。

ハリーがプリベット通り4番地を出たのはスネイプの情報通り27日土曜日の日暮れでした。ところが予想外の事態が死喰い人たちとヴォルデモートを待ち受けていたのでした。ハリー・ポッターが「7人」いたのです。

どれが本物のハリー・ポッターなのか?当初は分らず死喰い人集団は混乱しました。しかしようやく本物が判りヴォルデモートがハリーに追いついて来ました。

ハリーにはヴォルデモートがどこにいるのか?も分りません。姿も見えず声も聞こえません。死喰い人が1人道を開けるのが見えました。

「俺様のものだ!」「アバダ―」

絶体絶命のピンチのハリー!ところが・・・

傷痕の激痛でハリーは目を固く閉じました。その時です。ハリーの杖がひとりでに動いたのです。まるで巨大な磁石のように杖がハリーの手を引っ張って行くのを感じました。

閉じた瞼の間からハリーは金色の炎が杖から噴き出すのを見ました。バシンという音とともに怒りの叫びが聞こえました。1人残っていた死喰い人が大声を上げ何故か?ヴォルデモートは「しまった!」と叫んだのでした。

「おまえの杖だ。セルウィン、おまえの杖をよこせ!」

ヴォルデモートの姿が見える前にハリーは「その存在」を感じました。ハリーは死を覚悟しました。ヴォルデモートは再びハリーに「死の呪い」をかけようとしましたが・・・

その時ヴォルデモートの姿が忽然と消えたのでした。

再びハリーはヴォルデモートから逃げ遂せることができたのです。

4-2.ハリーの杖と、ヴォルデモートと「ニワトコの杖」
「誰か他の者の杖を使えば問題は解決すると、貴様はそう言ったな!」

「ヴォルデモート卿に対して、嘘をついたな、オリバンダー」

「おまえはポッターを助けようとしたな。俺様の手を逃れる手助けをしたな!」

「それなら、なぜあのようなことが起こったのだ。言え。ルシウスの杖は破壊されたぞ!」

ハリー・ポッターをまたしても殺し損ねヴォルデモート卿の怒りは頂点に達していました。しかしオリバンダーは嘘をついてはいないようでした。

何ゆえ「あのようなこと」が起こったのか?またしても逃げられるとは!それほどまでに「あの小僧」はできるということなのか?俺様のほうが劣っているというのか?

ヴォルデモート卿は悩みました。そして全ての杖を破ると噂に聞く唯一の杖を探しに出かけたのでした。それが「ニワトコの杖」だったのです。

ヴォルデモートにとっては「ニワトコの杖」への執着がハリー・ポッターへの執着に匹敵するほど強いものになって行ったのでした。

何故なら「ニワトコの杖」こそ自らの最後の弱みを取り除き真に自分を無敵にすると信じたからでした。

4-3.「ニワトコの杖」の真の持ち主
一方ハリーは1才3ヵ月まで両親と共に過ごしたゴドリックの谷でヴォルデモートの罠にかかって柊の杖を失ってしまったのでした。

柊の杖はほとんど2つに折れていました。不死鳥の羽根の一筋が細々と2つを繋いでいました。柊の木は完全に割れてしまっていたのでした。(上巻508ページ)

ハリーは深手を負った生き物を扱うような手つきで杖をハーマイオニーから受け取りました。何をどうしていいか分りませんでした。言い知れない恐怖で全てがぼやけていました。

そしてこれから杖の所有権を巡る迷走が始まったのでした。

ディーンの森で再会したロンが人さらいから取り上げて杖を2本持っていたので片方の杖をハリーが譲り受けて使うことになったのですが・・・(上巻565ページ)

ハーマイオニーが調べてくれた結果ハリーがロンから貰った杖はリンボクの木でできているようでしたが試してみた簡単な呪文はどれもが不死鳥の杖に比べて利きが弱いような気がしたのでした。(下巻11ページ)

ハリーとリンボクの杖の付き合いは短い期間で終わりました。ハリーたち3人が狼男のフェンリール・グレイバックらに捕まった時に取り上げられてしまったからです。

ヴォルデモートが「ニワトコの杖」を求めてダンブルドアの前の所有者ゲラート・グリンデルバルドの所にたどり着いている頃マルフォイの館(やかた)では・・・

激しい杖の争奪戦で目まぐるしく杖の所有権が移動していました。口火を切ったのはロンでした。地下牢でロンはピーター・ペティグリューから杖を奪ったのでした。(下巻125ページ)

ハーマイオニーを助けに客間に踏み込んだハリーとロンは今度はロンがベラトリックスの杖を奪いましたがベラトリックスがハーマイオニーに小刀を突き付けて「杖を捨てろ」と言ったため・・・

ハリーとロンは一旦持っていたベラトリックスとピーター・ペティグリューの杖を捨てましたが、そこに屋敷しもべ妖精のドビーの助太刀が入ったので・・・

ハリーはチャンスを逃さずドラコ・マルフォイが握っていた3本の杖をもぎ取った後にマルフォイの館を脱出したのでした。

その結果その時点で「ニワトコの杖」の真の所有者だったドラコ・マルフォイから杖を力ずくで奪ったハリーが「ニワトコの杖」の新しい所有者になったというわけです。

4-4.「あの時」ハリーの杖は何をした?
「死の秘宝」下巻485ページでハリーはダンブルドアに「僕の杖は、どうしてあいつの借り物の杖を折ったのでしょう?」と訊いたのに対してダンブルドアは・・・

ハリーとヴォルデモート卿は前人未踏の魔法の分野を共に旅して来たので専門家の杖作りでも何故あのようなことが起こったのかは説明できなかったと言っていますね。

ハリーとヴォルデモート卿が対決した「あの夜」ハリーは死ぬかもしれないということを受け入れ、むしろ積極的に迎え入れた。その結果ハリーの勇気が勝ちハリーの杖がヴォルデモートの杖を圧倒したのだと・・・

そして2本の杖の間に2人の持ち主の関係を反映した何事かが起こった。

ハリーの杖は「あの夜」ヴォルデモートの杖の力と資質の一部を吸収したと思うとダンブルドアは答えたのでした。ハリーの杖はハリーの並外れた勇気とヴォルデモートの恐ろしい魔力を併せ持っていたと・・・

だからこそルシウス・マルフォイの哀れな棒切れなど敵(かな)うはずなどなかったとダンブルドアは結論付けたのでした。

最後に
「死の秘宝」下巻511ページでヴォルデモートは「ニワトコの杖」でハリーに磔の呪文をかけていますがハリーが予想していた痛みはありませんでした。

何故か?と云えば「この時点」で既に「ニワトコの杖」の所有権はハリーに移っていたので杖は真の所有者たるハリーに対しては正しく働かなかったとのことだったそうです。

このことについてはローリングさんが公式サイトで明らかにしています。

しかし!こうして「ニワトコの杖」を勝ち取ったハリーでしたが「この杖は役に立つどころか厄介なことばかり引き起こしてきた」と言って・・・

「ニワトコの杖」は元の場所に戻すと宣言したのでした。

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