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ハリーとドビーを再会させる仲介役になった以外にはさしたる成果がなかった「S.P.E.W」しもべ妖精福祉振興協会だったのですが・・・まさか「こんな形」で実を結ぶことになるとは思わなかったですね。そしてハリーがヴォルデモートを倒して魔法界に平和が訪れた後のハーマイオニーは?(全3項目)

3-1.「死の秘宝」とハーマイオニー
下巻58ページでハーマイオニーは「死の秘宝」なんてくだらないと言っていますしゼノフィリウス・ラブグッドの作り話じゃないか?とまで言っていて当初は「死の秘宝」の存在をとことん否定していました。

ところが!マルフォイの館から助け出した杖職人のオリバンター翁が一時的に失われたとか隠されたとかで歴史の表舞台から消えることはあったものの間違いなく「ニワトコの杖」は存在すると!

「ニワトコの杖」がたどった跡を歴史上追うことは完全に可能だと断じたのでした。「この杖」に関しては不明瞭な記述も含めて文献も残っていて確実な信憑性があるとのことでした。

このためハーマイオニーは「ニワトコの杖」については実在すると認めざる負えない状況に陥りましたが、今度は「その杖」が邪悪な品だと主張したのでした。

そしてヴォルデモートは考えただけでも汚らわしい手段つまりダンブルドアの墓を暴くという方法で「その杖」を手に入れたのだと言ったのでした。

ハリーはヴォルデモートに勝利して「ニワトコの杖」を手に入れましたがダンブルドアが本当は自分の死と共に「ニワトコの杖」の魔力も死なせるつもりだったということを知って・・・

「この杖」は役に立つどころか厄介なことばかり引き起こしてきたと言って「ニワトコの杖」は元の場所に戻すことにしたのでした。

そんなハリーの英断に対してハーマイオニーは「ハリーが正しいと思うわ」と静かに言ったのでした。

3-2.「S.P.E.W.」しもべ妖精福祉振興協会
クィディッチ・ワールドカップでクラウチ氏がウィンキーをクビにするのを目の当たりにして屋敷しもべ妖精が極めて不当な状況に置かれているという現実を知ったハーマイオニーは・・・

ホグワーツにも100人以上の屋敷しもべ妖精がいて給料も貰わず休みもなして働いていると知って「このままじゃいけない!」ということで設立したのが「この協会」だったというわけです。

しかしハーマイオニーの意気込みとは裏腹に大多数の生徒はハーマイオニーの思いを真剣には受け止めてはくれず数人の生徒が2シックルを払って協会員(?)になってはくれたものの・・・

それはハーマイオニーに睨みつけられるのが嫌だったからで運動に積極的に参加する人は1人もいませんでした。ハリーとロンでさえ例外ではありませんでした。

さらにハーマイオニーは5年生になって「ホグワーツの屋敷しもべ妖精をみんな自由にしてあげるんだ!」と称して自分で編んだ毛糸の帽子や靴下を・・・

屋敷しもべ妖精が拾って自由になるようにと不注意なしもべ妖精ならうっかり拾ってしまいそうな談話室の至る所に隠したのでした。

ところが!ハーマイオニーがしたことはしもべ妖精たちにとっては「ありがた迷惑」「余計なお世話」だったのです。お陰で誰もグリフィンドール塔を掃除しなくなってしまい・・・

グリフィンドール塔の掃除は既にハリーによって自由になっているドビーが1人でするハメになってしまったのでした。それが!何と!第7巻でようやくハーマイオニーの頑張りが実を結ぶ時が来たのです。

それは下巻153ページで小鬼のグリップフックが魔法使いは他の生き物の上位に立っていると!グリンゴッツは魔法使いの支配下に置かれ、屋敷しもべ妖精は惨殺されていると・・・

それなのに魔法使いの中で抗議をしている者がいるのですが?と言った時にハーマイオニーは背筋を正し目をキラキラさせながら「私たちがしているわ!」と応えることができたのです。

自分たち純粋マグル出身の者たちも小鬼やしもべ妖精と同様に厳しく狩り立てられている。新しい秩序の下での私の地位はあなたと違いはないと・・・

ハーマイオニーはグリップフックにドビーを解放したのがハリーだということを知っていた?と、さらに私たちが何年も前から屋敷しもべ妖精を解放したいと望んでいたことを知っていた?と・・・

だからこそヴォルデモートを打ち負かしたい!という気持ちでは誰にも負けないという自信があるんだとハーマイオニーはグリップフックに言ったのでした。

そんなハーマイオニーをグリップフックはハリーを見た時と同じような好奇の目で見つめたのでした。

3-3.改めてハーマイオニーとハリーについて
よくよく考えてみれば7巻ではハーマイオニーとハリーは8月1日に「隠れ穴」を脱出して分霊箱を探す旅に出てからはいつも一緒で「出ずっぱり」だったというわけなんですよね。

そして骨身に染みて色んな意味でハーマイオニーが「純粋マグル出身の魔女」で「穢れた血」なんだということを思い知らされることにもなったわけです。

第1には魔法界では常識中の常識らしい(?)というロンは当然のごとく知っていた「ビードルの物語」をダンブルドアから遺品として贈られた本でようやく知ったということでしょうね。

第2には狼人間のフェンリール・グレイバックらに捕まってマルフォイの館に連れて行かれた時ベラトリックス・レストレンジに拷問されるハメに陥ってしまったのも「それ」が原因だったというわけです。

その一方でソツのなさを見せて何度も窮地を脱してハリーとロンを感心・感服させた場面があるかと思えば「やっぱりまだまだ10代の女の子なんだ」というところも数多くありましたよね。

第7巻ではそんなハーマイオニーにハリーが配慮して本当は口に出して言いたいことを我慢して自分の胸に収めるという場面が幾つかありました。

上巻509ページでハーマイオニーの爆発呪文でハリーの柊の杖が折れてしまった時ハリーはハーマイオニーの心情を察して平気な声を装ったのでした。

下巻198ページでは自分の思い通りにならないベラトリックス・レストレンジの杖にイラつくハーマイオニーを見てハリーは・・・

自分が思い通りにならないリンボクの杖を嫌った時ハーマイオニーが自分の杖と同じように機能しないのは気のせいにすぎないと主張して練習あるのみだと説教されたことを思い出しましたが・・・

その時ハーマイオニーに言われた言葉をそっくりそのまま本人に返すのはグリンゴッツに押し入る前日だということで今ハーマイオニーに反感を買うのはまずいとのことで思いとどまったのでした。

そんなハーマイオニーとハリーだったのですが19年後には2人はそれぞれハーマイオニーはロンと、ハリーはジニーと結婚して2人は学生時代とはまた質の違う深い絆で結ばれたというわけなんですよね。

最後に
前述のように今回改めて第7巻のハーマイオニーを振り返ってみて気づいたんですが、とにかく8月1日からハリーたち3人がヴォルデモートの最後の分霊箱を求めてホグワーツに入るまでは・・・

3人・・・中でもハーマイオニーとハリーの濃密ぶりは凄くてハーマイオニーを単独で取り上げるには相当無理があったというか?限界をひしひしと感じましたね。(苦笑)

それだけ第7巻は主役の3人ハリー、ロン、ハーマイオニーがヴォルデモートの分霊箱を探し出して破壊するという目的に向かって一致結束していたとも云えるのかも?しれません。

改めて3人の絆の深さを再確認した巻と云えるのかも?しれません。
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