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さて!先週は1週間に渡ってアーサー・ウィーズリー氏を取り上げたということで今週はそのウィーズリーおじさんの勤め先である「この機関」を紹介・分析してみたいと思います。首席で監督生のパーシーも就職したということで基本的には成績優秀な超エリートしか入れないハズなんですが・・・(全3項目)

3-1.その役割
魔法省の役割については賢者の石99ページのハグリッドの言葉が一番単純明快で判り易いんじゃないかな?と私は思いますね。ハリーが「魔法省って、いったい何するの?」と問うたのに対してハグリッドは・・・

「そうさな、一番の仕事は魔法使いや魔女があちこちにいるんだってことを、マグルに秘密にしておくことだ」

「どうして?」と重ねて問うハリーに対してハグリッドはマグルが自分たちの存在に気づいたら、何でも魔法で解決したがるようになるじゃないかと言っていますが・・・

何故魔法使いや魔女が隠れなくてはならなかったのか?については昨年の12月に出された「吟遊詩人ビートルの物語」で詳しく説明されているというわけです。

この件については発売直後に当サイトで「ビードルの物語」を取り上げた時にも説明しているので今回は詳細な解説は省きますが・・・

要するにマグルによる魔法使いや魔女に対する迫害が激しさを増して来たため隠れざる負えない状況に魔法界が追い込まれたというわけなんですよね。

3-2.エリート揃い?でも中には・・・
アズカバンの囚人408ページ(携帯版454ページ)ではパーシーがNEWT(いもり)というホグワーツ校が授与する最高の資格テストを受ける準備をしているとのことでした。

パーシーは魔法省に就職希望だったので最高の成績を取る必要があったのだそうです。そのためグリフィンドール寮の談話室でパーシーより気が立っているのはハーマイオニーだけだったのでした。

炎のゴブレット上巻83ページ(携帯版79ページ)でロンが話すところによるとフレッドとジョージは「OWL(ふくろう)試験」でウィーズリーおばさんが期待していたような成績を収めることができなかったため・・・

試験の結果を受けて大論争になったんだそうです。おばさんはやはりパーシーと同様に2人には魔法省に入って欲しかったのですが・・・

フレッドとジョージはホグワーツ卒業後は「悪戯専門店」を開きたいとおばさんに言ったのだそうです。だから2人は試験の結果はあまり重要視していなかったというわけなんですよね。

騎士団下巻378ページではハリーがマクゴナガル先生との進路指導面談の際に「闇祓い」を口にしたところマクゴナガル先生は「それには最優秀の成績が必要です」と即答していますね。

前述の「NEWT(いもり)」は少なくとも5科目以上合格していることが要求され、しかも「E・期待以上」より下の成績は受け入れられないとのことです。

極めて「狭き門」で最高の者しか取らないとのことです。現に「その時点」では丸3年間1人の採用もないとのことでした。つまり魔法省に入るには非常に高い成績を収めなくてはならないようなんですが・・・

なかには「何で?こんな人が入省できたんだ?」という人も混じっているみたいですよね。その最たる人はバーサ・ジョーキンズという魔女でしょうね。

炎のゴブレット上巻94ページ(携帯版88ページ)ではパーシーが「これまで何年も、部から部へとたらい回しにされて、役に立つというより厄介者だし」と彼女のことを評しています。

515ページ(携帯版468ページ)ではシリウスが「とにかく愚かな女だった。知りたがり屋で頭がまったく空っぽ」と彼女のことを酷評しています。

プリンス下巻38ページでは当時の魔法大臣ルーファス・スクリムジョールがハリーに君が闇祓いになりたいと言うのであればハリーの希望は簡単に叶えることができるだろうなどと言っていますよね。(苦笑)

つまり表向きには成績が極めて優秀な者しか入れないことになっているが縁故やコネによる入省もあるということのようですね。

3-3.構成
以下の7部門で構成されているとのことです。

1.魔法法執行部
ここが魔法省内で警察にあたる部門で「闇祓い局」やウィーズリーおじさんが最初に働いていた「マグル製品不正使用取締局」もここに含まれています。

この部門のかつてのトップがアメリア・ボーンズやパイアス・シックネスということなので言ってみれば「この部署の部長」が魔法大臣に一番近い地位ということになりますね。

2.魔法事故惨事部
ここは魔法による大惨事が起きた時にそれを処理する部門でアズカバンの囚人270ページ(携帯版298ページ)で本人が説明していますが・・・

ピーター・ペティグリューが12人のマグルを殺して逃走した時コーネリウス・ファッジは「この部」の次官だったそうです。もちろんファッジは12人のマグルを殺したのはシリウスだと思っているというわけなんですが・・・

3.魔法生物規制管理部
この部署の役割については副読本の「幻の動物とその生息地」に詳しく書かれています。この本の著者のニュート・スキャマンダーはここで働いた経歴を持っているというわけなんですよね。

魔法生物には内気でほっておいてもマグルと接触したがらない生き物については保護をする必要はないのですが、例えばドラゴンのように獲物を求めてマグルの目に触れる領域に飛び出してしまう輩もいるわけで・・・

そういった魔法生物をマグルの目に触れないようにする。あるいはマグルが見てはいけないものを見てしまった時に後始末をするために「この部署」があるというわけなんですよね。

4.国際魔法協力部
言わずもがなの日本でいえば外務省にあたる機関で外国の魔法省の関係者との協議や折衝をするための部署というわけです。当然外国語に堪能な人材が重用されるというわけです。

既に読者の方々はよくご存知のように「ここ」はウィーズリー家の三男パーシーが魔法省に入省して最初に配属された部署というわけです。

5.魔法運輸部
魔法界における移動全般を管理・監督している機関で煙突ネットワーク庁、箒規制管理課、移動キー局、姿現しテストセンターなどの部署があるそうです。(騎士団上巻210ページ参照)

そういえば炎のゴブレット上巻68ページ(携帯版65ページ)でウィーズリーおじさんが煙突飛行規制委員会にちょっとしたコネがあって本当は結んではいけないマグルの暖炉を・・・

この日の午後に限って「煙突飛行ネットワーク」に組み込んだと言っていますが、今にして思えば「その細工してくれた人」というのは直後の第7章の冒頭に登場しているバージルという人なんでしょうか?

どちらも監督している部署はこの魔法運輸部なんですよね。

6.魔法ゲーム・スポーツ部
この部署が唯一にして一番活躍したのは何といっても第4巻炎のゴブレットで30年ぶりにイギリスで開催されたというクィディッチ・ワールドカップと三大魔法学校対抗試合でした。

ここの部長のルドビッチ・バクマンにウィーズリーおじさんが昔恩を売っていたのでハリーたちはワールドカップの決勝戦を貴賓席で観戦することができたというわけなんですよね。

7.神秘部
炎のゴブレット上巻133ページ(携帯版123ページ)でウィーズリーおじさんが「この部署」についてハリーにこう言っているんですよね。

「極秘事項だ。いったいあの部門は何をやっているのやら」

つまり長年魔法省に勤めているウィーズリーおじさんでさえ「何をしているのか?」分らない謎の部署というわけなんですよね。

そして第5巻では意外な形でクローズアップされることに・・・

今日の最後に
最後の「構成」については魔法省の7部門の説明文が「全部できるかな?」と少々自信がなくて疑心暗鬼の気持ちを抱えながら書き始めたんですが何とか7部門全部できました。

明日の記事では魔法大臣の椅子を巡る様々な駆け引きや攻防や個々の人物の心の葛藤などについて取り上げる予定です。
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