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今週は1週間に渡って「この機関」を取り上げて来ましたが最終回の今日は主役2人ハリーとダンブルドアがこの魔法省という組織と「どう関わって来たのか?」について考えてみたいと思います。ハリーにとっては敵になったり味方になったりと翻弄(ほんろう)され続けた「7年間」でしたが最終的には?(全2項目)

2-1.ハリーと魔法省
ハリーの場合1才3ヵ月の時に史上最強の闇の魔法使いヴォルデモート卿に襲われて殺されかかったものの額に稲妻形の傷を受けただけで奇跡的に生き残ったため結果として・・・

物心がつかない時から魔法界では知らぬ者はいないという超有名人になってしまったので他の一般の普通の少年たちとは違って魔法省とも深く関わらざる負えない状況になってしまったというわけなんですよね。

●コーネリウス・ファッジとの関係
アズカバンの囚人59ページ(携帯版64ページ)にハリーとファッジの初対面シーンが描かれています。ハリーは以前にファッジの姿を見たことがあったのですが・・・

その時ハリーは父の形見の「透明マント」に隠れていたので2人がこうして直接会って話をするのは「この時」が初めてだったというわけです。

この時点では魔法使いの監獄アズカバンから脱走したシリウス・ブラックがハリーの命を狙っているらしいと思っていたファッジはハリーの無事な姿を見て心底ホッとしたというわけです。

ファッジにとってもヴォルデモート卿を消し去ってくれた大ヒーローということでハリーの身の安全を確保するために新学期初日の9月1日にはハリーのために運転手付きの車を出してくれたというわけなんですよね。

●一転して険悪な仲に
そんなハリーとファッジのつまり魔法省との蜜月関係が崩れ去ったのはハリーがヴォルデモートが帰って来たと復活したんだとファッジに告げたからでした。

ハリーは目の前で起きた真実を正直に告げただけなのに「その事実」を受け入れられないファッジはハリーに対して露骨な敵対心を示すようになったのでした。

ファッジは「日刊予言者新聞」に圧力をかけてハリーを全く信用できない人間に仕立て上げようとしました。愚かな少年でお笑い種。ありえないバカげた話をする。何故なら有名なのが得意でずっと有名でいたいから。

しかしファッジは1年後にヴォルデモート卿復活の事実を目の前に見せ付けられて認めざる負えない状況となり大臣の椅子から転げ落ちることになったのでした。

こうしてハリーは再びヒーローとなり脚光を浴びることになったのですが魔法大臣が代わっても魔法省の迷走は続きハリーの魔法省に対する不信感はさらに深まったのでした。

●ヴォルデモート卿を倒して・・・
そんなハリーの魔法省に対する不信感が払拭されたのはホグワーツ魔法魔術学校で行なわれたヴォルデモートとの最後の直接対決でハリーが勝利したことが始まりでした。

ハリーがヴォルデモートを倒した夜が明けて太陽が昇ってくるにつれ四方八方から様々な報せが入って来ました。国中で「服従の呪文」にかけられていた人々が我に返ったこと。

死喰い人たちが逃亡したり捕まったりしていること。アズカバンに収監されていた無実の人々が今この瞬間に解放されていること。

しかし!何といっても一番の朗報はキングズリー・シャックルボルトが魔法省の暫定大臣に指名されたことではないでしょうか!

現在ハリーは魔法省に入省して「闇祓い部」のトップの座に就任しているそうです。あれほど強く魔法省に対して不信感を抱いていたハリーだったのですが・・・

今はホグワーツの学生時代に唯一希望していた「闇祓い」の職に就いているというわけなんですよね。

2-2.ダンブルドアと魔法省
「そうなんじゃないかな?」と薄々感じてはいたことなんですが・・・

死の秘宝上巻27ページから始まるエルファイアス・ドージの追悼文でダンブルドアはホグワーツ魔法魔術学校が創立して以来の秀才だったということが明らかにされています。

学校の賞という賞を総嘗めにしたり論文の幾つかが学術出版物に取り上げられたり、その時代の有名な魔法使いたちとの交流や華々しい活躍の数々から・・・

あとはいつ魔法大臣になるのか?の時期の問題だけだと思われたのですが・・・

●何度請われても・・・
プリンス下巻184ページでダンブルドアは実は魔法大臣になるようにと請われたことが最終的には「3度」だったと告白しています。

さらにヴォルデモート卿がハリーを襲って忽然と姿を消しミリセント・バクノールドが引退した時にもダンブルドアを大臣にと願った者が大勢いたにも関わらずダンブルドアは大臣職を望もうとはしませんでした。

死の秘宝下巻498ページでダンブルドアは大臣職を望まなかった理由として権力を持つ自分自身は信用できないことを既に学び取っていたからだと言っていますね。自分は権力とその誘いに弱いと・・・

さらにダンブルドアは興味深いことに権力を持つのに最もふさわしい者は「それ」を一度も求めたことのない者だとも言っていますね。

やむなく指揮を執り、そうしなければならない時に権威の衣を着る者は自らが驚くほど見事に「その衣」を着こなすのだと・・・

しかし!果たしてダンブルドアが大臣職を一度も望まなかったのは本当にそういう理由からだったのでしょうか?

●ハリーと一蓮托生?
さて!当サイトでは折りある毎にダンブルドアには未来を予見する力すなわち予知能力があると何度も繰り返し主張して来ました。

さらにダンブルドアの予知能力は生まれついての先天的なものでしたがダンブルドア自身がそれを自覚したのはシビル・トレローニーの最初の予言が成された時であろうというのも既に指摘済みです。

不死鳥の騎士団を結成してヴォルデモート卿と闇の陣営と対峙したものの多勢に無勢でダンブルドアは先の見えない戦いに臨んでいたのですが・・・

そこでまさに騎士団とダンブルドアの前に現れた救世主がハリーだったというわけなんですよね。それというのも「これから先」どういう過程を経て最後にハリーがヴォルデモート卿を倒して・・・

ダンブルドアが頭の中で描いていた理想的な魔法界が実現するのか?が全て解ったのですからダンブルドアがハリーを何故「あれほど」重用したのか?というのもうなずけますよね。

そんなわけで少々(かなり?)前置きの背景説明が長くなりましたが魔法大臣が代わる?という話が出て来るたびに名前が取り沙汰されていたダンブルドアと魔法省の関係は新たな段階に入って行ったというわけです。

つまり魔法省との関係が良くなるのも悪くなるのもハリー次第ということになったのです。したがってハリー4年生の学期末まではダンブルドアと魔法省の関係もまた極めて良好でした。

そしてハリーがヴォルデモート卿の復活を宣言して魔法省との蜜月関係が崩れると、時を同じくしてダンブルドアと魔法省の良好な関係も同様に終わりを告げることとなったのでした。

国際魔法使い連盟の議長職を投票で失い魔法使いの最高裁にあたるウィゼンガモット法廷の主席魔法戦士からも降ろされ、挙句の果てには勲一等マーリン勲章を剥奪する話まで出る始末。

しかしダンブルドアは蛙チョコレートのカードにさえ残れば何も気にしないと言ったのでした。何故なら1年後にはホグワーツの校長職を含めた全ての要職に復帰できることが解っていたからなんですよね。(笑)

最後に
ローリングさんの公式サイトでハリーはヴォルデモート卿を倒した後は魔法省に入省して以前から希望していた「闇祓い」の職に就き・・・

2007年には「闇祓い部」のトップに就任したということで「この地位」はかつてルーファス・スクリムジョールがいたポジションにあたるんですよね。

つまり!もし続編が出るということになれば「ハリーは魔法大臣になるのか?」という話が当然出て来るんでしょうね。ハリー本人はあまり成りたがらないと思うんですけどね。(笑)

ヴォルデモートが倒されたのでウィーズリーおじさんが局長を務めていた部署はいらなくなったハズですし、魔法大臣付き補佐官だったパーシーが「その後」どうなったのか?も含めて・・・

魔法省については興味が尽きないですよね。
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