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かつてのダンブルドアの同僚で今年度から再びホグワーツの教職に復帰することになったホラス・スラグホーンだったのですが、ロンのことなど存在しないかのごとく無視するので・・・さらに拍車をかけるようにハーマイオニーとの関係もまた?(全3項目)

3-1.ホラス・スラグホーン
プリンス上巻126ページでウィーズリーおばさんはホラス・スラグホーンはアーサー氏にはあまり目をかけなかった。何故なら出世株だとは思わなかったらしいからとのことでした。

そんなわけでダンブルドアも指摘していた通り1才3ヵ月でヴォルデモート卿を消し去り「死の呪文」を受けても生き残った唯一の魔法使いハリー・ポッターには熱い視線を送ったものの・・・

ロンに対しては父親のアーサー氏と同様に完璧に「その存在」を無視したというわけなんですよね。プリンス上巻352ページでもハリーとハーマイオニーには声をかけたんですが・・・

一緒にいたロンのことはまるで存在しないかのように目もくれなかったのでした。そのため1人じゃ行きたくないと言っているハーマイオニーに対してロンは・・・

スラグホーンに無視されたのが気に入らないという表情を浮かべながらジニーが呼ばれるから1人にはならないだろうと言ったのでした。

食事が終わって3人は談話室に戻りましたがスラグホーンと出会ってから機嫌が悪かったロンは腕組みをして天井を睨んでいたのでした。

3-2.ラベンダー・ブラウンと・・・
今回改めてロンの目線で第6巻を読み返して気がついたのは事実上ロンとハーマイオニーの仲を引き裂いたのはホラス・スラグホーンだったということですね。

昨年度にはフレッドとジョージがホグワーツを卒業(?)したのでウィーズリー家で学校に戻って来たのはロンとジニーの2人だけでした。

そしてジニーに続いてハーマイオニーもスラグホーンの「ナメクジ・クラブ」に入ってしまったのでロン1人だけが取り残されてしまったのでした。

そんなロンがハリーとの友情だけは何とか保つことができたのはハリーがクィディッチのグリフィンドール・チームのキャプテンになって・・・

スラグホーンがパーティを開催する時にはハリーが「その日」にクィディッチの練習の予定を入れてくれたのでロン1人だけが「のけ者」にならずに済んだからでした。

そんなわけで「ハーマイオニーはビクトール・クラムとキスしたらい」という不信感やらハリーが講じた策が裏目に出たことやらで・・・

ロンとハーマイオニーの間にはこれまでにない大きな心の溝ができてしまいハリーが2人の間を右往左往する日々が始まったのでした。

スリザリン戦終了後のロンはスリザリン戦直前の「ふさぎ込み攻撃型」から大幅に改善はされましたが改善型ロンには大きな代償がついていたのでした。

ハリーはラベンダー・ブラウンが始終現れるのを我慢しなくてはならなかったのでした。どうやらラベンダーはロンにキスしていない時間は無駄な時間だと考えているようでした。

3-3.17才の誕生日に・・・
結局今回のロンとハーマイオニーの仲違いは「愛深き故に、憎しみもまた深い」といった感じで惹かれ合う気持ちが強いが故に反発し合った時の反動も大きいということになりました。

ロンもまた何か大きなキッカケさえあれば仲直りしたいと思っていたんですが、その「大きなキッカケ」がなかったため2人はケンカ別れしたままクリスマス休暇を迎えてしまったのでした。

クリスマスにラベンダーから贈られたプレゼントのネックレスを見ながらロンはハリーに「ハーマイオニーは本当にマクラーゲンと付き合っているのか?」と訊いたんですが・・・

ハリーがスラグホーンのパーティで2人一緒だったけど上手くいかなかったようだと答えるとロンは少し元気になったのでした。そしてロン17才の誕生日に事は起こったのでした。

魔法界の成人年齢は「17才」ということで両親から贈られた物を見て感激していたロンだったのですがハリーは「忍びの地図」でマルフォイを探していたので上の空で返事をしていたのでした。

ハリーが杖で地図を叩き「いたずら完了」と唱えてロンに朝食に行こうと声をかけたんですがロンの様子が何やらおかしいのです。ロンはベッドの柱に寄り掛かり奇妙にぼけっとした表情で雨の打ちつける窓を眺めていました。

突然ロンが「腹へってない」と言い出したのでハリーは何事かとロンをよくよく観察しました。さらに話せば話すほど会話の辻褄が合わなくなって来るので「誰の話だ?」とロンを問い質すと・・・

ロンは混じりけのない太陽光線を受けたように輝いた表情を浮かべて「1人の女の子」の名前を優しく言ったのでした。名前を聞いたハリーはロンと丸々1分間見つめ合ったのでした。

「ロミルダ・ベイン」

「冗談だろう?冗談言うな」

ハリーはロンに何が起こったのか?の事の真相を理解するのにしばらく時間がかかりました。そしてようやくハリーがクリスマス休暇前に・・・

ロミルダ・ベインから貰った惚れ薬入りの大鍋チョコレートをロンがうっかり食べてしまったことに気づいたのでした。ハリーは笑い出したいのをグッ!とこらえてロンをスラグホーンの部屋に連れて行ったのでした。

今日の最後に
ハリーはスラグホーンに頼んで惚れ薬の解毒剤を作ってもらいロミルダ・ベインが来た時に落ち着いていられるための神経強壮剤だと言ってロンに飲ませました。

そして打ちのめされた表情で近くの肘掛椅子にロンが倒れ込んだので「気付け薬が必要らしいな」と言ってスラグホーンがロンにオーク樽熟成の蜂蜜酒を飲ませた時に事は起こったのでした。

その「オーク樽受精の蜂蜜酒」に毒が盛ってあったのです。ハリーがスラグホーンに「何とかしてください!」と言ってもスラグホーンは衝撃で唖然とするばかりでした。

そこでハリーは咄嗟に開けっぱなしになっているスラグホーンの魔法薬キットから「ベゾアール石」を取り出してロンの口に押し込んだのでした。

結局マルフォイがマダム・ロスメルタに「服従の呪文」をかけてダンブルドアの元に届けさせようとした「毒入りのオーク樽熟成の蜂蜜酒」はダンブルドアのところには届けられず・・・

まさに「災い転じて福と成す」といった感じでロンとハーマイオニーが元のサヤに収まるキッカケになったのでした。

こうしてロンとハーマイオニーの仲違いはスラグホーンで始まり、スラグホーンで終わったというわけだったんですよね。(笑)
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