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今にして思えばスネイプは「闇の魔術に対する防衛術」の教職に着任した人物たちと「どんな思い」を抱きながら対峙していたんでしょうね?そして念願の教職に着任したと思ったら「そこ」に待ち受けていた苛酷で非情な運命とは?(全3項目)

3-1.ムーディとアンブリッジとスネイプ
セブルス・スネイプが「闇の魔術に対する防衛術」の教職の座を狙っていることは周知の事実でスネイプは「その座」に就いた先生に対しての嫌悪感を隠そうともせずきっぱりと態度でも示して来ました。

しかしハリー4年生以降の先生方に対しては今までの「この座」の教師とは違って少々勝手が違うようです。何か?思うところがあったのでしょうか?

●マッド・アイ(アラスター)・ムーディ
ハリーが見た感触ではスネイプはマッド・アイ・ムーディに対しては奇妙なことに正面切って敵意を見せないように用心しているように思われたのでした。

事実スネイプとマッド・アイが一緒にいる所をハリーが目撃した時にはスネイプはムーディの「魔法の目」も普通の目も両方を避けているとハリーははっきりそう感じたのでした。

と!いうことはクィレルの時と同様にダンブルドアはスネイプには「かなり」早い段階で「マッド・アイには気をつけろ」「警戒せよ」と言っていたのでしょうか?

他の先生方に先んじてスネイプにだけは「マッド・アイ・ムーディが怪しい」から監視を怠るなと言っていたんでしょうか?

●ドローレス・アンブリッジ
ハリー5年生の「この年度」はダンブルドアが「闇の魔術に対する防衛術」の新しい教師を見つけることができず、そのため魔法省から「この人」が派遣されて来たのでした。

さらにアンブリッジは学期が始まってから魔法省が新たに創設した「高等尋問官」という職位に就いてホグワーツの他の先生方を査察する権限を持つにまで至ったのでした。

そして!スネイプが査察される時が来ました。スネイプは低い嘲(あざけ)るような声でさり気なく敵意を示しながら「今日は客人が見えている」とアンブリッジを紹介したのでした。(騎士団上巻570ページ)

ここでの2人のやり取りでスネイプがホグワーツの教師になって「14年」経つということやホグワーツの教師になって以来毎年「闇の魔術に対する防衛術」の教職に応募し続けていたことが明らかになっていますよね。

アンブリッジがダンブルドアは何故?あなたが希望する教職に就くのを拒否して来たのかしら?と訊いたのに対してスネイプは「本人に聞きたまえ」と邪険に答えたのでした。

スネイプとて目の前に14年連続で「その教職」に応募している人間がいるのに何故?アンブリッジを受け入れたのか?とダンブルドアに訊きたいでしょうね。

3-2.騎士団員としてのスネイプ
ハリー4年生の学期末にヴォルデモート卿が復活したことを受けてダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再結成して当然スネイプも騎士団員となったのでした。

ハリーがグリモールド・プレイス12番地の騎士団本部に入った夜に騎士団のメンバーが大勢集まっての会議が行なわれて、そこではスネイプが「かなり重要な報告」をしたようなんですよね。(騎士団上巻127ページ)

今にして思えば復活を果たしたヴォルデモート卿の次の狙いが魔法省の神秘部に保管されているハリーとヴォルデモートに関する「予言」が封印されているガラス球だということだったんでしょうね。

ところが!その「予言球」は封印されている予言に関わる者しか手にすることができないのです。ヴォルデモートは他の者を使って盗ませようとした時にそのことに気づいたのでした。

そこでヴォルデモートはハリーに「予言球」を取らせて自分の配下の死喰い人にそれを奪わせようとハリーに罠を仕掛けました。こうしてハリーは罠にハマって魔法省に来てしまったのでした。

ここでスネイプが騎士団員として大活躍したのでした。ハリーが「禁じられた森」に行ったまま帰って来なかったためスネイプはハリーが魔法省に行ったのでは?と推測したのでした。

そこでスネイプの通報を受けて、その時騎士団本部にいたメンバーがハリーたちを助けに魔法省に駆け付けたというわけなんですよね。

3-3.破れぬ誓い
ハリー・ポッターを亡き者にしようとしても必ず「その前」に立ち塞がるのがダンブルドアということでヴォルデモート卿はハリーよりも先にダンブルドアを始末することにしたのでした。

そこでダンブルドアを殺害する計画のために新たに死喰い人に抜擢されたのがドラコ・マルフォイだったというわけです。しかしヴォルデモートは実はドラコにはあまり期待を寄せてはいませんでした。

ダンブルドア殺害の実行役にドラコを指名したのは「予言」を手に入れるのを失敗した父ルシウスへの懲罰という意味合いの濃いものだったのです。ヴォルデモートが実際に期待していたのはセブルス・スネイプでした。

そのことに気づいて危機感を募らせたのが母ナルシッサでした。ナルシッサはドラコを守って欲しいとスネイプに懇願しスネイプに「破れぬ誓い」を結んで欲しいと迫ったのでした。

ベラトリックス・レストンジの予想に反してスネイプはナルシッサと「破れぬ誓い」を結びました。ドラコができなかった時には我輩が代わりにダンブルドアを殺すと誓ったのでした。

しかし!この時既にドラコを殺人者にしないためにスネイプがダンブルドアを殺すということはスネイプと殺される本人の間で約束が交わされていたのでした。

スネイプがドラコを守るということもダンブルドアとスネイプの間で決められていたというわけなんですよね。

最後に
昨日の記事の最後でも言ったようにスネイプは善の側の人間からも闇の陣営の人間からも騎士団のメンバーからも疑われている四面楚歌の状態の中で唯一本当の姿を知っていたのがダンブルドアだったんですよね。

ところが!当の本人との間であらかじめ決められていたこととはいえ「ただ1人の理解者」であるダンブルドアを殺さなくてはならないというのはスネイプにとっては断腸の思いだったでしょうね。

その時のスネイプの心情には察して余りあるものがありますよね。
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