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さて!いつもだと日曜日から木曜日までの1週間単位で記事の内容に統一性を持たせているんですが今週は敢えて「それ」を止めてみようと思います。したがって記事の内容は発表されてのお楽しみというコトになります。初日の今日は第7巻「死の秘宝」の中から私が気に入っている「章」を紹介してみたいと思います。(全3項目)

3-1.第11章「賄賂」
今回この記事を書くために改めてこの章を読み返したら「ここも取り上げたい!」「ここも盛り込みたい!」と思う所が満載で困ってしまいました。そこで個別に挙げてみることにしました。

●リーマス・ルーピンのこと
この章はまずハリーたち3人が隠れていたグリモールド・プレイス12番地にルーピンがやって来るところから話が始まっているんですが、ここでルーピンが驚くべき申し出を3人にするんですよね。

それはダンブルドアが3人に遺した使命の内容は教えてくれなくてもいいから同行したいというものでした。おそらく3人がこれから行く旅には想像したこともないような困難が待ち受けているだろうからということでした。

一番最初に読んだ時には実は私は「ルーピンが同行してくれれば確かに心強いし!それに何といっても私の好きなルーピンの出番がガバッと増える!」と思ったんですが・・・

結局トンクスの妊娠を知らされたハリーが「生まれてくる子供のそばにいるべきだ!」ということでルーピンの申し出を断ったという結果になったんですよね。

●ロンとハーマイオニーのこと
「灯消しライター」をもてあそぶという困った癖がついてしまってルーピンが来る直前には激しい口喧嘩をしていたロンとハーマイオニーだったんですが・・・

ルーピンが出て行って気詰まりな雰囲気の中ハリーが「これで良かったんだろうか?」と思い悩んでいるのにロンとハーマイオニーはハリーの背後で何やら『無言の話し合い』を始めたようなのです。

ハリーが気配を感じて振り向くと2人は慌てて顔を背け合ったのでした。私から言わせてもらえば「どうして?こういう時に?」そういう気持ちになれるんだろう?って感じなんですけど・・・

まあ要するに「ケンカするほど仲がいい」ってコトなんでしょうね。(笑)

●クリーチャーのこと
ハリーポッター・シリーズでは数限りなく繰り返されて来たんですが最初に登場した時には最悪の印象だったのに、それが劇的に変わるという毎度お馴染みのローリングさんの得意技なんですが・・・

まさかクリーチャーがそうなるとは思いませんでしたね。第6巻まではというより第7巻の前の章まででは「あんなに」ハリーのことを毛嫌いしていたのに一転して熱血漢に!

ハリーに対する態度も豹変して極めて忠実な屋敷しもべ妖精になったのでした。

3-2.第27章「最後の隠し場所」
「俺様に何と言った?」

「もう一度言え!」「もう一度言ってみろ!」

「それで、やつらが盗んだ物は?」

「言え!やつらは何を盗んだ?」

グリンゴッツ破りをやり遂せた上に脱出不可能?と思われた状況からドラゴンの背中に乗って逃げるというハリーの発想の見事さに加えてヴォルデモート卿の狼狽ぶりのひどさと慌てぶりを見て・・・

3人と同様に笑いが止まらなかったのは私だけでしょうか?とにもかくにも「お気の毒の極み」はヘルガ・ハッフルパフの金のカップが盗まれたことを報告した闇の陣営の側の小鬼でしょうね。(笑)

「もしかしたら、やつらは怖くてあの人に言えないんじゃないか?」

「もしかしたら、隠そうとするかも」

果たして?ロンが言うところの「盗まれたのは小さな金のカップ1つきりだし、何も盗られなかったと報告してしまおうか?」という選択肢はあったのでしょうか?なかったのでしょうか?

逃げ遅れた者たちは一人残らず殺されるという凄惨なシーンなのに、この後屍(しかばね)の間を行ったり来たりするヴォルデモートの姿を思い浮かべて「何だかマンガチックだな~ぁ!」と思ったのは私だけでしょうか?

ダンブルドアはヴォルデモートの死生観について「魔法使いが死に屈するなどということは恥ずべきこと」と考えていると前年度の個人教授の時にハリーに話していますが・・・

この場面でのヴォルデモートを見ていると「要するに死ぬのが怖いだけじゃん!」と思えてしまいますよね。(笑)

3-3.第36章「誤算」
この章を読み返して今更ながら思うのは開心術の達人中の達人のハズなのに何故ヴォルデモート卿はナルシッサ・マルフォイの嘘を見抜けなかったのか?というコトですよね。

やはりベラトリックス・レストレンジに次ぐ2番目の腹心の妻だから信用したのか?それとも自分の望んでいた言葉をナルシッサが言ったからなのか?それともナルシッサもまた閉心術を習得していたからなのか?

さらにここで特筆すべき目覚ましい活躍をしたのがネビル・ロングボトムでした。ハリーの最後の言葉を重く受け止めヴォルデモート卿に攻撃を仕掛けたのでした。

そして「おまえは純血だし気概と勇気のあるところを見せた。それに高貴な血統の者だから貴重な死喰い人になれる」とヴォルデモート卿が言ったのに対して・・・

ネビルは「地獄の釜の火が凍ったら、仲間になってやる」と応じたのでした。ネビルの「ダンブルドア軍団!」の叫びに呼応して城の仲間からも歓声が湧き起こったのでした。

そしてネビルはヴォルデモートが呼び寄せた「組分け帽子」からグリフィンドールの剣を取り出しヴォルデモートの最後の分霊箱の蛇のナギニの首を見事一発で切り落としたのでした。

この場面での口を開け怒りの叫びを上げるヴォルデモート卿も何だかユーモラスでマンガチックですよね。怒りの叫び声が誰にも聞こえなかったというのが「それ」を象徴していますよね。(笑)

最後に
第7巻「死の秘宝」はハリーポッター・シリーズの最終巻ということで多くの謎の答えが出されるであろうと期待されていたのですが結果は期待外れに終わってしまいました。

何だか大多数の読者は第36章「誤算」の鮮やかな大逆転勝利に誤魔化されてしまったんじゃないかな?という気が私はしているんですが、一般の読者の目は欺けてもハリポタ・フリークの目は誤魔化せないと・・・

私は思っているんですけど、どうなんでしょうね?
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