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さて!12月6日が誕生日ということで昨年12月から一定期間おきにハグリッドを取り上げていますが今週は「アズカバンの囚人」編をお届けすることにします。ハリーたち3人の頑張りで念願の「魔法生物飼育学」の教師になったハグリッドだったのですが・・・(全3項目)

3-1.怪物的な怪物の本
前の年の夏休みハリーは屋敷しもべ妖精のドビーのお陰で魔法界の友達ロン、ハーマイオニー、ハグリッドからの手紙も誕生日カードもプレゼントも一切受け取れないという事態に陥ってしまったのでした。

しかし!今年の夏休みはドビーの妨害もなかったので誕生日にはロンからは携帯のかくれん防止器の「スニーコスコープ」とハーマイオニーからは「箒磨きセット」が送られて来たのでした。

そして最後にハリーが包みを解いたのがハグリッドからのプレゼント「怪物的な怪物の本」だったというわけですが包みを解かれた「その本」はハリーの手を噛もうとしたり部屋の中をシャカシャカ走り回ったりするので・・・

ハリーはあっちこっち引っ張り回された末にスライディングして本を押さえ付け急いで箪笥の中からベルトを出して来て巻きつけ押さえこまなくてはなりませんでした。

何でハグリッドは噛みつく本なんか送って来たんだろう?と訝るハリーでしたがダイアゴン横丁のフローリシュ・アンド・ブロッツ書店で教科書リストを見てようやく納得したのでした。

何と!「怪物的な怪物の本」は「魔法生物飼育学」の必修本として教科書リストに載っていたのです。ハリーはようやくハグリッドが役に立つと言った意味が判ったのでした。

書店には大きな鉄の檻(おり)が設置されていて中では「その本」がレスリング試合のように取っ組み合いロックをかけ合ったり戦闘的にかぶりつくといった有り様で・・・

本のページがちぎれて、そこいら中に飛び交っていたのでした。

3-2.魔法生物飼育学の新任教授
今にして思えば「何で?ハグリッドが送って来た本が魔法生物飼育学の教科書に?」という時点で気づくべきだったんでしょうがハリーも深読みすることなく新学期初日を迎えたというわけです。

ルーピン先生へのパッとしない拍手が終わるのを待ってダンブルドアが2人目の新任教授を紹介するとハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は驚いて顔を見合わせたのでした。

「魔法生物飼育学」の教職に前任者のケトルバーン先生に代わってハグリッドが就任することが発表されるとハグリッドは顔を真っ赤にしながら自分の巨大な手を見つめていたのでした。

ハリーたち3人は先生になるということがハグリッドにとって最上の喜びだということを十二分によく知っていました。ハグリッドは3年生の時に無実の罪でホグワーツを退校処分になったのです。

しかし!3人が昨年度ハグリッドが無実だったことを証明してハグリッドの名誉を回復させたので今回めでたく教職に就くことができたというわけなんですよね。

宴会が終わってハリーたち3人とハグリッドが話すチャンスがようやく訪れました。「おめでとう!」とハーマイオニーが黄色い声で呼びかけるとハグリッドは・・・

「みんな、あんたたち3人のおかげだ」と言った後ダンブルドアと前任者のケトルバーン先生が自分の小屋に来てくれた時の状況を説明したのでした。

念願の教職に就くことができたハグリッドは感極まってナプキンに顔を埋めたのでした。

3-3.最初の授業でいきなり
こうしてめでたく「魔法生物飼育学」の教師に就任したハグリッドだったのですがハグリッドの幸せな気持ちは新学期が始まってからは3日と持たなかったというわけです。波乱はいきなり最初の授業で起こりました。

ハリーたち3人が「禁じられた森」の端にあるハグリッドの小屋に向かって歩いて行くとハグリッドは小屋の外で生徒たちを待っていました。早く授業を始めたくてウズウズしている様子でした。

生徒たちが近づくとハグリッドはみんなを引き連れて森の縁(ふち)に沿って5分ほど歩き生徒たちを放牧場のような所に連れて来ました。そして教科書の開き方を教えた後に大股で森へと入り姿が見えなくなりました。

次に姿を見せた時にはハグリッドはハリーが今まで一度も見たことがない奇妙キテレツな生き物を10頭余り連れていました。胴体、後足、尻尾は馬で前足と羽そして頭部は鷲という半鳥半馬の動物でした。

「ヒッポグリフだ!」「美しかろう、え?」

ハリーは一目見てハグリッドの言うことが判るような気がしたのでした。最初のショックを乗り越えさえすればヒッポグリフの輝くような毛並みが羽から毛へと滑らかに変わっていく様には見応えがありました。

それぞれ色が違っていて嵐の空のような灰色やら赤銅色やら赤ゴマの入った褐色やら艶々した栗毛やら漆黒など色とりどりでした。ハグリッドは両手を揉みながら生徒たちにうれしそうに笑いかけました。

「もうちっと、こっちゃこいや」

しかし!前足の鉤爪は15~16センチほどもあって見るからに殺傷力がありそうなので誰も行きたがりません。ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人だけは恐がりつつも柵に近づきました。

ハグリッドはヒッポグリフの説明を始めました。この生き物は誇り高くて怒りっぽいので絶対に侮辱してはいけないそうです。必ずヒッポグリフが先に動くを待たなくてはならないそうです。

ヒッポグリフに近づいたら「こちら」がまずお辞儀をする。そしてヒッポグリフがお辞儀を返して来たら触ってもいいという合図なんだそうです。説明を終えたハグリッドが・・・

「誰が一番乗りだ?」と呼びかけたんですが・・・

誰も名乗りを上げる者がいないので痺(しび)れを切らしたハリーが放牧場の柵を乗り越えました。午前中の「占い学」の授業でハリーはトレローニー先生から死神犬が取り憑いていると言われていたので・・・

ラベンダー・ブラウンとパーバティ・パチルがあっと息を呑んでハリーに行っちゃだめと囁きましたがハリーは2人を無視してヒッポグリフとの対峙を強行したのでした。

それはやはりハグリッドの最初の授業を何とか成功させてやりたいと思う強い気持ちからでした。そしてここで「あの」バックビークとの運命的な出会いを果たしたというわけです。

今日の最後に
この後よーくご存知のように一騒動起こしてくれたのが例によって例のごとくドラコ・マルフォイだったというわけです。「醜いデカブツの野獣君」などと罵倒したのでバックビークが襲いかかったというわけです。

ハグリッドの初授業を受けた3年生のスリザリン生とグリフィンドール生はそれぞれハグリッドとマルフォイの文句を言いながら自分たちの寮の談話室に戻って行きました。

こうしてハグリッドの苦悩と苦闘の日々が始まったというわけです。
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