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判決が確定してついにバックビーク処刑の瞬間が!来たと思ったら?バックビークは逃げ遂せて命拾いすることができたのでした。ホッ!と一息のハグリッドだったのですが実は裏ではダンブルドアとハリーとハーマイオニーの「見えざる手」が動いていたのでした。(全3項目)

3-1.死刑執行!
いよいよ最後の試験となりハリーとロンは「占い学」でハーマイオニーは「マグル学」でした。ハリーとロンがトレローニー先生の教室に上る螺旋階段に到着すると他の生徒たちが最後の詰め込みをしていました。

2人が座ると「1人ひとり試験するんだって」とネビルが教えてくれました。ロンは頻繁に時計で時間を確かめていてハリーにはロンがバックビークの控訴裁判までの時間を気にしているのだと判ったのでした。

そしてハリーが「あの衝撃的」なトレローニー先生の本物の予言を聞いてロンとハーマイオニーに話そうと急いで談話室に戻って来たのですがハリーは2人の顔を見て言いかけていた言葉を呑み込んだのでした。

「バックビークが負けた」

「ハグリッドがいまこれを送ってよこした」

「行かなきゃ」ハリーは即座に言いました。

ハグリッドに1人で死刑執行人が来るのを待たせるなんてできないとハリーは訴えましたがハリーの言葉に対してロンは「でも、日没だ」と死んだような目つきで窓の外を見つめながら言ったのでした。

「透明マント」さえあれば!と言うハリーがハーマイオニーに隻眼の魔女像の下にある抜け道に置いてきた次第を説明して「スネイプがあの辺でまた僕を見かけたりしたら」と言うとハーマイオニーは・・・

「スネイプが見かけるのがあなたならね」と言ったかと思ったら驚くべきことに魔女の背中のコブの開け方を聞いた15分後には「透明マント」を持って戻って来たのでした。

3-2.判決直前
ハグリッドの小屋に着いて戸をノックしました。1分ほどしてようやく蒼ざめた顔で震えているハグリッドが現れました。ハリーがひそひそ声で「透明マント」を着ていることを告げると・・・

「来ちゃなんねえだろうが!」

ハグリッドはそう囁きながらも一歩下がって3人を中に入れました。3人が中に入るとハグリッドは急いで戸を閉めました。ハリーたち3人はマントを脱ぎました。

ハグリッドは泣いてはいませんでしたし3人にかじりついても来ませんでした。自分がいったいどこにいるのか?どうしたらいいのか?全く意識がない様子でした。

茫然自失のハグリッドを見るのは涙を見るより辛いことでした。

ハグリッドが急に立ち上がりました。目は窓に釘づけになり普段なら赤みが射している顔が羊皮紙色になっていました。ハグリッドの視線を追ってハリー、ロン、ハーマイオニーも振り向きました。

「連中が来おった・・・」

「おまえさんら、行かねばなんねえ」

ハグリッドは体の隅々まで震えていました。しかし!最後の自制心を働かせて3人に城に帰るようにと言ったのでした。3人にバックビークが殺されるところを見せてはならない。3人がここにいるのを見せてはならない。

「裏口から出してやる」

ハグリッドについて3人は裏庭に出ました。むずかる3人にハグリッドは「おまえさんたちが面倒なことになったら、ますます困る。そんでなくても最悪なんだ!」と言ったのでした。

そこまでハグリッドに言われたらしかたありませんでした。ハーマイオニーがハリーとロンに「透明マント」を被せた時、小屋の前で人声がするのが聞こえました。

3人は「透明マント」を被ると城に引き返し始めたのですが・・・

3-3.バックビークは・・・
「大丈夫だ、ビーキー。大丈夫だぞ・・・」

ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が裏口から出て行くのと同時に反対側の入口からはダンブルドア校長、魔法大臣コーネリウス・ファッジに委員会の年寄り委員に死刑執行人のマクネアが入って来たのでした。

「獣(けだもの)はどこだ?」と冷たい声で訊ねるマクネアにハグリッドはかすれ声で「外―外にいる」と答えたのでした。言われたマクネアは小屋の窓から裏庭にいるバックビークを確認したのでした。

続いてファッジが死刑執行の正式な通知を読み上げる旨を宣言しました。そしてハグリッドとマクネアが書類にサインをした後に手続きは完了すると・・・

マクネアが窓から視線を戻すとファッジが判決文を読み始めました。「危険生物処理委員会」はヒッポグリフのバックビーク、以後被告と呼ぶ、が、6月6日の日没時に処刑さるべしと決定した。

死刑は斬首とし、委員会の任命する執行人、ワルデン・マクネアによって執行され、以下を証人とする。宣言文を読み上げた後にファッジはハグリッドに書類に署名をするよう促したのでした。

「さあ、さっさと片づけましょうぞ」と言ったのは年寄り委員でしたがマクネアのサインがまだだとダンブルドア校長が指摘しました。マクネアが署名してようやく手続き完了ということになったのですが・・・

裏戸を開けて関係者一同が裏庭に出て来たのですが先ほどまでいたバックビークは姿がありません。「どこじゃ?」と訝る年寄り委員に「ここにつながれていたんだ!」とカンカンに怒る死刑執行人。

「これは異なこと」と言うダンブルドア校長でしたが心なしか?どこか面白がっているような口調だったのでした。そしてハグリッドもまた「きっと自分で自由になったんだ!」と喜んだのでした。

最後に
「誰かが綱を解いて逃がした!」「探さなければ。校庭や森や」

こう言って悔しがる死刑執行人のマクネアでしたが、それに対してダンブルドアはバックビークが盗まれたのなら盗人はバックビークを歩かせて連れて行くと思うかね?と反論したのでした。

一方バックビークが殺される瞬間を見ずに済んだハグリッドはうれしくて気が抜けたようでした。そして2年後にハグリッドとバックビークは再会を果たすことになったというわけなんですよね。(笑)

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