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当初ハリーはマッド・アイ・ムーディが来て「付添い姿くらまし」で移動する予定になっていたのですが大問題が起きて急遽「13人」の大所帯がハリーを迎えに来たのでした。しかし騎士団が立てた新しい計画には大きな欠陥があったのです。その欠陥とは?(全3項目)

3-1.計画変更
暗がりが波立ち空気そのものが震えているようでした。1人また1人と「目くらまし術」を解いた人影が現れました。ハリーはキッチンの裏戸を開けるのももどかしく人の輪に飛び込んで行ったのでした。

ハリーが全員に笑いかけながら「こんなにたくさん来るなんて思わなかった!」と言うとマッド・アイが「計画変更だ」と唸るように言ったのでした。

ガヤガヤを遮(さえぎ)るように大声を出してキッチンを静かにした後ムーディはハリーを見て事の経緯の説明を始めたのでした。魔法法執行部の部長パイアス・シックネスが寝返ったのだそうです。

シックネスはこのプリベット通り4番地を「煙突飛行ネットワーク」と結ぶことも「移動キー」を置くことも「姿現し」で出入りすることも禁止してしまったのだそうです。

表向きはハリーを保護しヴォルデモート卿がハリーに手出しできないようにするためだという理由でしたがシックネスの真の狙いはハリーをここから無事には出させないようにするためとのことでした。

2つ目の問題はハリーがまだ未成年なので「ここ」で魔法を使うとシックネスにそのことが伝わり死喰い人にも嗅ぎつけられることになるので残り少ない呪文をかける必要のない輸送手段を使うことにしたんだそうです。

それは「箒」「セストラル」それと「ハグリッドのオートバイ」とのことでした。

3-2.7人のハリー・ポッター
さて!当サイトでは折りある毎にハリーは「極めて優秀な開心術士」だと指摘して来ました。したがってハリーはムーディが説明を始めた段階で既に「この計画」の大きな落とし穴を見抜いていたというわけです。

今夜不死鳥の騎士団がハリーに提示したのは12軒の家に考え付く限りの保護呪文をかけ7人のハリー・ポッターが移動して7人それぞれのハリーに随行がついて別々の家に向かうというものでした。

ハーマイオニーは事前に「この計画」を示された時に予想していたようなんですが、その予想通りハリーは自分のために「6人」もの命を危険に晒(さら)すなんて絶対にダメだと言ったのでした。

しかし!ムーディは「ここにいる全員が危険を覚悟している」と!さらに刻々と時間が経っていくし今や魔法省の半分が敵に回っている。しかもたとえ偽の情報を流しておいたとしても・・・

奴(ヴォルデモート)だってバカじゃないから死喰い人の1人や2人は見張りにつけておるだろうから囮を使うのが我らに残された唯一の途(みち)だとハリーを説得したのでした。

ハリーはハーマイオニーとロンをちらりと見ましたがロンが「いいからやれよ」と言うようにハリーに向かって顔をしかめたので全員の目が注がれる中髪の毛を一握り引き抜いて・・・

ポリジュース薬に髪の毛を落とし入れたのでした。

3-3.この場面でのダンブルドア
この時ハリー自身もハリーを迎えに来た13人の面々も知らなかったんですよね。今夜ハリーがプリベット通り4番地を出発することをヴォルデモート卿と死喰い人たちが知っているということを・・・

そして何と!セブルス・スネイプに肖像画のダンブルドアがハリーがプリベット通りを離れる正確な日時を教えなくてはならないと指示していたのです。

したがってムーディは死喰い人側には偽の情報を流しておいたのでヴォルデモートはハリーがここを出るのは「30日」だと思っているとハリーに言っていますし迎えに来た13人もそのつもりでいたのでしょうが・・・

本日の最後に
ポリジュース薬でハリーに変身した時の特にフレッドとジョージのはしゃぎっぷりを見ていると13人はまさか既にヴォルデモートと死喰い人集団が待ち構えているとは夢にも思っていなかったんでしょうね。

13人の中で襲われる可能性を考えていたのはマッド・アイ・ムーディ1人だけだったんじゃないかな?と私は思いますね。こうして14人はムーディの合図で一斉に空に向かって飛び立ったのですが・・・

本日の記事で取り上げたのは・・・
第7巻「死の秘宝」より第4章「七人のポッター」でした。
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