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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

聞き覚えのない男と女性の声を聞いた後気を失ってしまったハリーだったのですが、次に気がついた時には見知らぬ居間のソファに横になっていたのでした。そこでハリーが初対面を果たしたのはハリーがよく知っている「あの人」の両親だったのです。(全3項目)

3-1.初対面!テッド・トンクス
ハリーは金属や革の残骸に埋もれながら起き上がろうともがいていました。ヴォルデモートが今にも暗闇から突然現れるのでは?と思うと気が気ではありませんでした。

ハリーは池から這い出すと地面に横たわるハグリッドによろよろと近づいて声をかけましたがハグリッドは返事もせず微動だにしませんでした。するとハリーには聞き覚えのない男と女性の声が聞こえて来ました。

「誰かね?ポッターか?君はハリー・ポッターかね?」

「テッド!墜落したんだわ。庭に墜落したのよ!」

ハリーはもう一度ハグリッドを呼びましたが、がっくりと膝を折ると気を失ってしまいました。次に気がついた時にはランプに照らされた見知らぬ居間のソファに仰向けに寝ていました。

すると腹の突き出た明るい色の髪をした男がいて心配そうにハリーを見つめていました。男は開口一番「ハグリッドは大丈夫だよ」と言った後ハリーに改めて自己紹介してくれたのでした。

その人こそがニンファドーラ・トンクスの父親テッド・トンクスだったのです。

3-2.これまた初対面!アンドロメダ・トンクス
ハリーはガバッ!と起き上がりました。目の前に星がチカチカして吐き気と眩暈(めまい)がしました。ハリーがヴォルデモートがどうなったのか?を訊こうとすると・・・

トンクス氏は「さあ落ち着いて」と言ってハリーの肩に手を置いてクッションに押し戻しました。ハリーの額の傷痕は生傷のようにズキズキと痛んでいました。

ハリーが大勢の死喰い人たちに追跡されたことを言うとトンクス氏の声が鋭くなりました。ハリーが今夜移動することを死喰い人とヴォルデモートが知っていたことを告げると・・・

テッド・トンクスは天井から空が透視できるかのように上を見上げて「我々の保護呪文が効いたというわけだね」と答えたのでした。死喰い人とヴォルデモートはここから100メートル以内には侵入できないのだそうです。

テッド・トンクスの説明を聞いてハリーはようやくヴォルデモートが何故消えたのか?が判ったのでした。あれはオートバイが騎士団の呪文の境界内に入った時点だったのです。

ハリーは腰をひねってソファから両足を下ろしました。ハグリッドが生きていることを自分の目で確かめないと気が済まなかったからです。

ところがハリーがまだ完全に立ち上がらない内にドアが開いてハグリッドが窮屈そうに入って来ました。顔は泥と血にまみれ少し足を引きずっていましたがハグリッドもまた奇跡的に生きていました。

「てっきり俺たち2人ともお陀仏だと思ったぞ」と感激の対面を果たしたハリーとハグリッドだったのですが、ハグリッドのあとから部屋に入って来た女性を見てハリーは突然言葉を切ったのでした。

「おまえは!」

叫ぶなりハリーはポケットに手を突っ込みましたが空っぽで杖はそこにはありませんでした。テッド氏が杖でハリーの腕を軽く叩きながら今ハリーが怒鳴りつけたのは私の妻だと告げたのでした。

「えっ、あ、僕―すみません」

部屋の中に入って来るにつれてトンクス夫人と姉のベラトリックスの似ている点はあまり目立たなくなりました。髪の毛は明るくて柔らかい褐色でしたし目はもっと大きくて親しげでした。

しかしハリーに怒鳴りつけられたせいか少しつんとしているように見えたのでした。

3-3.この場面でのダンブルドア
昨年度の1年間ハリーの額の傷痕は痛くはなりませんでした。ところが再び痛みが復活したのです。どうしてなのか?と云えば「それ」はヴォルデモートがハリーに決して知られたくない秘密があったからなんですよね。

それは『アルバス・ダンブルドア殺害計画』だったというわけです。

プリンス上巻88~89ページでダンブルドアはハリーに額の傷痕は近頃痛むかな?と訊ねていますが、それに対してハリーは「それがおかしいと思っていたんです」と答えています。

そしてダンブルドアは「そのこと」に対する回答としてヴォルデモート卿はハリーに対して「閉心術」を使っていると言っています。

つまりアルバス・ダンブルドアの殺害を果たしてハリーに秘密にしておくことがなくなったのでハリーに対して使っていた「閉心術」を解いた。その結果再び傷痕が痛むようになったというわけなんですよね。

本日の最後に
怒鳴りつけてしまった上にトンクスに「もしものこと」があったら自分のせいだ。他の誰かが死んだら全部自分の責任だと思ったハリーは恐怖と罪悪感の入り交じった気持ちになったのでした。

そのためハリーはいたたまれない気持ちになり一刻も早くトンクス夫妻の家を離れたいと思ったのでした。そこで移動キーの小さな銀のヘヤブラシに手を伸ばして指を1本乗せて・・・

「隠れ穴」へと向かったのでした。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第7巻「死の秘宝」より第5章「倒れた戦士」でした。

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