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「ご主人様、盗っ人のマンダンガス・フレッチャーを連れて戻りました」ようやく帰って来たクリーチャーのお陰で1つ目の分霊箱がどこにあるのかは判りましたが、驚くべきことに「あの女」の所だとは!いやはや何とも大きなハードルを乗り越えなくてはならなくなったのでした。(全3項目)

3-1.クリーチャー帰還
ルーピンとダンブルドアのことで頭が一杯だったのでハリーは「この3日間」で初めてクリーチャーのことを完璧に忘れていました。とっさにハリーはルーピンがすさまじい勢いで厨房に戻って来たと思ったので・・・

自分の座っている椅子の脇に突如現れて手足をばたつかせている塊が何なのか?一瞬わけが分かりませんでした。ハリーが急いで立ち上がると塊から身をほどいたクリーチャーが深々とお辞儀して嗄れ声で言いました。

「ご主人様、クリーチャーは盗っ人のマンダンガス・フレッチャーを連れて戻りました」

あたふたと立ち上がったマンダンガスが杖を抜きましたがハーマイオニーの速さには敵いませんでした。武装解除の術でマンダンガスの杖は宙に飛びハーマイオニーがそれを捕えました。

今度はマンダンガスは狂ったように目をぎょろつかせながら階段へとダッシュして行きましたがロンがタックルを噛ましてマンダンガスは石の床に倒れたのでした。

身を捩(よじ)りながら「俺が何したって言うんだ?」と繰り返し言って暴れるマンダンガスでしたが、ハリーが「脅しをかけられるような立場じゃないだろう」と言うとマンダンガスは・・・

ジタバタするのをやめ怯えた顔になっていたのでした。

3-2.最初の分霊箱は魔法省に・・・
「ご主人様、クリーチャーは盗っ人を連れてくるのが遅れたことをお詫びいたします」

クリーチャーの説明によるとマンダンガスを連れて来るのに3日もかかったのはフレッチャーは捕まらないようにする方法を知っていて隠れ家や仲間を沢山持っていたからなんだそうです。

それでも最後にはついに盗っ人を追いつめたんだそうです。ハリーが「本当によくやってくれた」と言うとクリーチャーは深々と頭を下げたのでした。

ハリーが一言問いただす度にマンダンガスはその何倍も言葉を連ねて言い訳や言い逃れを並べ立てるので尋問はなかなか進みませんでした。

ついにはクリーチャーが切れてマンダンガスに駆け寄り分厚いソース鍋で頭を殴るという一幕もありました。クリーチャーはさらにもう一度ソース鍋を振り上げるので・・・

「クリーチャー、よせ!」

「ご主人様、もう一度だけよろしいでしょうか?ついでですから」

と!いうわけでハリーの尋問はようやく核心の厨房の納戸から持ち去ったロケットは「どうしたのか?」という質問にたどり着いたのでした。それに対するマンダンガスの回答は・・・

マンダンガスがダイアゴン横丁で盗んだ物品を売りさばいていたところ魔法省の「あの女」が魔法製品を売買する許可を持っているのか?といちゃもんをつけて来たんだそうです。

ハリーが聞きました「その魔女、誰だい?」

「知らねえよ。魔法省のババアだ」
マンダンガスは眉間に皺を寄せて一瞬考えました。

「小せえ女だ。頭のてっぺんにリボンだ」
マンダンガスは顔をしかめて、もう一言言いました。

「ガマガエルみてえな顔だったな」

3-3.この場面でのダンブルドア
こんな日が来るとは!

ハリーも名付け親のシリウスを死に追いやったクリーチャーを所有するなど「おぞましいの極み」でダンブルドアに「どうでもいいんです」「僕いりません」と言っていたんですよね。(苦笑)

そしてクリーチャーのほうも自分はポッター小僧なんぞより新しい女主人様(ベラトリックス・レストレンジ)のほうにお仕えしたいと強く希望していたのに・・・

「相思相愛」とは全く正反対のハリーとクリーチャーだったのにダンブルドアは「ほとんど無理やり」にハリーにクリーチャーを所有させたというわけなんですよね。

そして本日めでたくこうなったというわけなんですよね。(笑)

本日の最後に
ハリーは杖を取り落としました。それがマンダンガスの鼻に当たって赤い火花が眉毛に飛び眉に火が点きました。慌ててハーマイオニーが「アグアメンティ!水よ!」と唱えて火を消しました。

顔を上げたハリーは自分が受けたのと同じ衝撃がロンとハーマイオニーの顔にも表われているのを見ました。右手の甲の傷痕が再び疼くような気がしたのでした。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第7巻「死の秘宝」より第11章「賄賂」でした。
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