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ハリーが「禁句」(ヴォルデモート)を口走ってしまったために3人はマルフォイの館に連行されてしまいましたが、そこで「グリフィンドールの剣」を見たベラトリックス・レストレンジは何故か?狂気の表情を浮かべたのでした。何を?そんなに恐れているんだ?(全3項目)

3-1.マルフォイの館へ
ハリーたち3人は杖を取り上げられて他の囚われ人と背中合わせに縛り上げられてしまいました。ただハーマイオニーのかけた呪いで顔が腫れ上がっていたので即座にはハリーとはバレませんでした。

捕まるのと時を同じくしてハリーの額の傷痕に激痛が走りました。ハリーは真っ黒で人を寄せ付けない不気味な要塞を見ました。ヴォルデモートの想念が突然また鮮明になりました。

当初はその場しのぎの言い逃れで何とかごまかしていたハリーだったのですがハーマイオニーのほうがバレてしまいました。人さらいの1人がハーマイオニーの写真が載った「日刊予言者新聞」を持っていたのです。

「ハーマイオニー・グレンジャー」
「ハリー・ポッターと一緒に旅をしていることがわかっている」

リーダーの狼人間フェンリール・グレイバックを始めとする人さらいの一味が身動きもせずにハリーを見つめていました。そしてグレイバックが近づいて来て膨れ上がったハリーの顔をじっと見つめました。

テントの中にメガネがあるのを見つけてグレイバックは「間違いない!」「俺たちはポッターを捕まえたぞ!」と言いました。人さらい一味は自分たちのしたことに呆然として全員が数歩退きました。

こいつが本人なのは本当に確かなのか?もし違っていたら俺たちは死ぬと一味の1人は弱音を吐きましたがグレイバックは一瞬の弱腰を挽回すべく吠え声を上げたのでした。

人さらい一味はハリーたち3人にディーン・トーマスと一緒に捕えた小鬼を引き連れてマルフォイの館に向かって「姿くらまし」したのでした。

3-2.ベラトリックス・レストレンジ
マルフォイの館に到着してハリーは少しホッとしました。ヴォルデモートが「ここ」にはいないことが判ったからです。しかしだからといってヴォルデモートが戻って来るのに「どれくらいの時間」がかかるのか?は別問題です。

「何事ですか?」と冷たい声で出迎えたのがナルシッサでした。ハリーたち5人はナルシッサを先頭に一味に引かれて客間に連れ込まれました。「人さらい」たちが捕虜を部屋に押し込むと・・・

暖炉の前に置かれた椅子から2つの姿が立ち上がりました。ルシウス・ドラコ父子でした。ハリーは今になって急に恐ろしくなりました。そのことでヴォルデモートの想念を遮断しやすくはなったのですが・・・

当初はやはりハリーの顔が腫れ上がっていたので本当にこいつはハリー・ポッターなのか?で議論になりました。そんなところにハリーの恐怖をさらに強める存在が現れたのでした。

ベラトリックス・レストレンジでした。

現れたベラトリックスはしばらくの間はルシウスと「どちらが?」闇の帝王を呼び戻すのかで言い争いをしていましたが「何か」を見つけると「待て!」と甲高い声を上げて再びルシウスを止めました。

ルシウスは闇の印の上に人差し指を浮かせたまま硬直していました。ベラトリックスはといえば手にグリフィンドールの剣をしっかり握って蒼白な顔をしています。そして狼人間に詰問を始めたのでした。

「この剣をどこで手に入れた?」
「どこでこの剣を見つけた?」
「これは、スネイプがグリンゴッツの私の金庫に送ったものだ!」

「言われたとおりにするんだ!どんなに危険な状態なのか、おまえにはわかっていない!」

ナルシッサが私の家なのにと文句を言うのに対してベラトリックスは金切り声で言い返しました。恐ろしい狂気の形相でした。杖からは一筋の炎が噴き出して絨毯に焼け焦げ穴を開けました。

そしてベラトリックスは他の捕虜は地下牢にぶち込んでおけと命じた後、今度は1人残したハーマイオニーに詰問を始めたのでした。

3-3.この場面でのダンブルドア
ジニー、ネビル、ルーナによる「グリフィンドールの剣強奪未遂事件」が起こった後、肖像画のダンブルドアはスネイプ校長に命じて『本物の剣』は自分の絵の裏に隠しておき・・・

そして「ニセモノの剣」をグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に預けさせたというわけです。その後本物の剣はグロスター州のディーンの森でハリーたちに渡されたというわけです。

自分の金庫にあるはずの「グリフィンドールの剣」を見てベラトリックスはハリーたち3人がレストレンジ家の金庫に入って剣を盗んだものと勘違いしてハーマイオニーを責め立て始めたのでした。

何故か?と云えばグリンゴッツのレストレンジ家の金庫には「大切なあの人」の『大事な大事な預かり物』も収められていたからなんですよね。それも盗まれているのでは?と恐れたというわけです。

ダンブルドアがニセモノの「グリフィンドールの剣」をグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に預けさせたのはハリーに「そのこと」を気づいてもらうためだったというわけなんですよね。(笑)

本日の最後に
「ハーマイオニー!」
「ハーマイオニー!」
「ハーマイオニー!ハーマイオニー!」

ロンが大声を上げ縛られているロープを振りほどこうとして身悶えし始めました。ハリーが計画が必要なんだから叫ぶのは止めてくれと言っていると暗闇から囁く声がしました。

「ハリー?」「ロン?あなたたちなの?」

「ルーナ?」

何と!ハリーがアズカバンで吸魂鬼に囲まれていると思っていたルーナがここにいたのです。地獄に仏とはまさにこのことです。ルーナは地下牢にあった古い釘を使ってロープをほどいてくれたのでした。

ルーナの説明によると地下牢は完全に逃亡不可能になっているそうです。ハーマイオニーの悲鳴が真上の客間から聞こえて来てハリーは居ても立ってもいられない気持ちでした。

ハリーは首に掛けたハグリッドの巾着の中からダンブルドアのスニッチを引っ張り出して振ってみたり、2つに折れた不死鳥の尾羽根の杖を振ってみたりしましたが何事も起こりませんでした。

そんな中・・・唯一反応があったのが!

本日の記事で取り上げたのは・・・
第7巻「死の秘宝」より第23章「マルフォイの館」でした。
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