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ヴォルデモートを輩出している寮ということで、スリザリン=悪というイメージを持つ人が多いようですが意外とそうではないようです。また巻が進むにつれて印象が良くなっていくような気がしますね。

クラウチ一家
法律・規則を厳格に守ることを何よりも優先し、パーシー・ウィーズリーが絶大な信頼を寄せ尊敬していたクラウチ氏。炎のゴブレット下巻257ページでもシリウスが「ヴォルデモートの支持者だったことはない」「闇の陣営にはっきり対抗していた」と言っています。

確かにこういった要素を総合的に考えれば「この一家がスリザリン出身?」と疑問に思う人もいると思うでしょうが、脱獄が絶対に不可能だと言われているアズカバンから息子を救出しています。

『その息子』はハリーをヴォルデモートの元に送り届けるために、自身の狡猾さを余すところなく使わなければならなかったと告白しています。(炎のゴブレット下巻487ページ)

というわけで、この一家は間違いなく全員スリザリン寮出身でしょう。

ローリングさんはよくハリーポッター・シリーズに現実社会に存在する矛盾や問題点などを擬人化したキャラクターを登場させています。

例えばヨーロッパでは・・・我が民族こそが世界で最も優秀な民族なのだから、他の民族と交わって子を生むなどということをしてはいけないのだ!・・・といったことを堂々と主張してしまう人たちがいたりするんですね。というわけで『これ以降』はそういった要素を反映させた人物を紹介していこうと思います。

コーネリウス・ファッジ
炎のゴブレット下巻347~348ページでこの人は半巨人だというそれだけの理由でボーバトンの校長マダム・マクシームを疑っています。またそれをダンブルドアにたしなめられていますね。

それに何と言ってもコーネウス・ファッジが魔法族こそが最も優れた民族なのだ!と考えていることを象徴しているのが騎士団上巻206ページに登場している『黄金の立像』『魔法界の同朋の泉』でしょう。下巻609~616ページではダンブルドアがそれを粉々に打ち砕いています。

イゴール・カルカロフ
元死喰い人で第4巻まではダームストラングの校長でした。炎のコブレット上巻257ページのドラコ・マルフォイの説明によると・・・・・

あいつ(ダンブルドア)は『穢れた血』贔屓だ―ダームストラングじゃ、そんなくだらない連中は入学させない。

とのことです。
以前にも触れましたが秘密の部屋225ページでホグワーツが設立された直後に設立者の1人サラザール・スリザリンは純粋な魔法族の家系の者だけに教育の機会を与えるべきで、マグルの親を持つ生徒には学ぶ資格がないと主張して特にグリフィンドールと激しく言い争い、その結果スリザリンは学校を去ったそうです。

カルカロフの純血の者しか入学させないという『その考え』はサラザール・スリザリンのそういった考えを色濃く反映させたものでしょう。

ドローレス・アンブリッジ
この人のことは以前に詳しく取り上げましたが騎士団上巻506~509ページでは代用教員のグラブリー・プランク先生に対しては「・・・あなたは物がわかっているようね」と合格・丸印をつけましたが、下巻49ページでハグリッドに対する査察になると・・・一転してクリップボードはあら探し・悪口・誹謗・中傷の列挙になるという有様。

今回この記事を書くために関係各ページを読み返して気づいたのですが、明らかにこの人は査察する各先生の出生(純血なのか?ハーフなのか?)を事前に調査していますね。

最後に
ハリーも、そして私も当初はスリザリン寮生とこの寮の出身者を毛嫌いしていましたが、ヴォルデモート全盛時のスリザリン寮出身者が全員死喰い人になったわけではないようですし、全ての人が悪人ではないことが今回これで明らかになりました。

クラウチ親子のようにヴォルデモートに対する気持ちが正反対になるケースもありますし、コーネリウス・ファッジなどは直接名前を言えないほどヴォルデモートのことを怖がっています。

もちろんアンブリッジとイゴール・カルカロフのように差別意識バリバリのいかにもという人もいますが、スリザリン寮出身でも様々な人がいるんだということを「この記事」を通じて知ってもらえたのではないかな?と思います。
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