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セブルス・スネイプが命と引き換えにハリーに差し出した「記憶」には驚愕の新事実が多数含まれていたのでした。ペチュニアを含めたエバンズ姉妹との関係に母リリーとの関係に・・・(全3項目)

3-1.一時停戦
ハリーがスネイプの傍らにひざまずいて「その死に顔」をじっと見下ろしていると一時停戦を呼びかけるヴォルデモートの声が壁や床から響いて来ました。

ホグワーツと周囲一帯に向かって話していることにハリーは気づいたのでした。ヴォルデモートは1時間の内にハリーが「禁じられた森」に来なければ今度は自身も参加して戦いを再開すると宣言したのでした。

ヴォルデモートが「禁じられた森」に行ったというのなら計画を練り直さなくてはならない。ハーマイオニーはそう言うとスネイプの亡骸をチラリと見てトンネルの入口へと急いだのでした。ロンもあとに続きました。

城に向かっているハリーの脳裏にはヴォルデモートの声が響いていたのでした。「お前は俺様に立ち向かうどころか友人たちがお前のために死ぬことを許した」そうなのでは?とハリーは思ったのでした。

城に到着して大広間の入口に立ったハリーは衝撃を受けました。フレッドの隣に横たわる亡骸をハッキリと見てしまったからです。リーマスとトンクスでした。ハリーはよろよろと大広間の入口から後退りしたのでした。

ハリーは大広間に背を向け大理石の階段を駆け上がりました。ハリーはスネイプの『最後の想い』が入ったフラスコを握り締めて走り続けたのでした。そして校長室に到着するまで走る速度を緩めなかったのでした。

「合言葉は?」
「ダンブルドア!」

ハリーは反射的に叫びました。ハリーがどうしても会いたかったのがダンブルドアだったからです。ところが驚いたことにガーゴイルは横に滑りハリーは校長室に入ることができたのでした。

ところが校長室に入ったハリーはガッカリさせられることになったのでした。歴代校長の肖像画はダンブルドアのものも含めて全て空でした。ハリーはダンブルドアのいない肖像画を見て即座に背を向けると・・・

戸棚の中から「憂いの篩」を取り出しとスネイプの「記憶」を注ぎ込んで、もうあとは「どうにでもなれ!」という自暴自棄な気持ちで飛び込んで行ったのでした。

3-2.セブルス・スネイプとリリー・エバンズ
こうしてハリーが飛び込んで行ったスネイプの「記憶」では驚愕の新事実が次々と明らかにされていったのでした。まず前半ではスネイプとハリーのお母さんリリーとの超意外な関係が明らかになったのでした。

●2人はご近所さんで幼馴染みだった!
ハリーがスネイプの「記憶」に飛び込んで最初に見た光景は2人の少女が遊び場でブランコに興じている所をスネイプ少年が背後の潅木の茂みから観察しているところでした。

2人の少女のうちの1人はペチュニアで「もう1人の少女」がハリーの母親リリーだったというわけです。驚くべきことにリリーとスネイプはホグワーツ入学前から知り合いだったのです。

●とんでもない若造とはスネイプのことだった!
第5巻「不死鳥の騎士団」上巻54ページでペチュニア叔母さんは吸魂鬼が魔法使いの監獄アズカバンの看守だと口走ってハリーを驚愕させています。ハリーが「どうして知ってるの?」と叔母さんに訊ねると・・・

ペチュニア叔母さんはずっと昔「あのとんでもない若造」がリリーに奴ら(吸魂鬼)のことを話していたと答えたのでした。ハリーは自分の両親のことなら何で名前で呼ばないの?と言っていたのですが・・・

それはスネイプのことだったんですね。(笑)

●「穢れた血」と呼んでしまったことで・・・
ホグワーツに入学した2人は4つある寮の中でも一番敵対心の強いスリザリン寮とグリフィンドール寮に分れてしまったのでした。それでもホグワーツ入学前から続いていた2人の友情は途切れなかったのでした。

ところが!5年生の学期末、ふくろう試験の「闇の魔術に対する防衛術」の筆記試験が終わった後のことでした。スネイプはリリーのことを「穢れた血」と呼んでしまったのです。

この一言でリリーの堪忍袋の緒が切れてしまったのです。リリーは「この5年間」友達からは「何でスネイプなんかを庇(かば)うの?」と言われていたのにリリーはスネイプを庇い続けていたのです。

その日の夜グリフィンドール寮の入口でスネイプはリリーに「君のことを『穢れた血』と呼ぶつもりはなかった」と必死に訴えましたがリリーは「もう遅いわ」と言ってスネイプを突き放したのでした。

リリーは私はもう自分に嘘はつけないし私は私の道を選んだのよとスネイプに言ったのでした。そしてあなたはあなたの道を選んだのよと言ったのでした。つまり死喰い人になる道を選んだのだと・・・

3-3.この場面でのダンブルドア
「合言葉は?」・・・「ダンブルドア!」

ホグワーツの校長室に入るには外で見張りをしているガーゴイル像に合言葉を言わなくてはなりません。正しい合言葉を言わなければガーゴイル像は決して動いてはくれないのです。

ハリーはどうしても会いたかったのがダンブルドアだったので反射的に言ったのですが当然スネイプが校長職に就任した9月1日から「この合言葉」なわけはないですよね。(苦笑)

当然肖像画のダンブルドアがスネイプ校長に指示して私はレイブンクロー寮の談話室にアレクト・カローが配置された時点で合言葉を変更したんだと思いますね。

こうして校長室に入ったハリーだったのですが驚くべきことに歴代校長は誰1人としてハリーを待ち受けていなかったのでした。壁に掛かっている肖像画は全て「空」だったのです。

しかし!これも当然肖像画のダンブルドアの差し金でしょうね。ハリーが「憂いの篩」を遠慮なく使えるようにとの配慮だったのだと私は思いますね。

本日の最後に
さらに「プリンスの物語」は続きハリーが次に見た光景ではスネイプは既にホグワーツを卒業して死喰い人になっているようでした。大人になったスネイプは侘(わび)しく冷たい丘の上に立っていました。

この後の「記憶」ではダンブルドアとスネイプの赤裸々なやり取りをハリーは見ることになったんですよね。そしてさらに最後の最後にはハリーにとって衝撃の事実が明らかに・・・

本日の記事で取り上げたのは・・・
第7巻「死の秘宝」より第33章「プリンスの物語」でした。

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