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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

何ゆえセブルス・スネイプは凋落以前にヴォルデモート卿を裏切ったのか?それは一途に思い続けたリリーへの愛あればこそ!だったのです。シリーズ最大の謎がここで明らかにされたのでした。(全3項目)

3-1.アルバス・ダンブルドアとセブルス・スネイプ
こうしてホグワーツ卒業後は念願通り死喰い人となったスネイプだったのですが、シビル・トレローニーによって成された予言がハリーのみならずスネイプの人生をも大きく変えることになったのでした。

●トレローニーの予言を受けて
「私は―警告に来た―いや、お願いに―どうか―」
「死喰い人が、わしに何の頼みがあると言うのじゃ?」

スネイプは慌てふためいていました。動揺していました。と!いうのもトレローニーによって成された予言の「7月の末に生まれる男の子」をヴォルデモート卿は「ハリー・ポッター」と断じたのです。

その「ハリー・ポッター」の母親が愛するリリーだったためスネイプは何とかリリーを助けて欲しいとダンブルドアに懇願したのでした。しかし!そんなスネイプに対してダンブルドアは・・・

スネイプが自分の好きな人(リリー)が助かりさえすれば他の家族(夫と子ども)は死んでもかまわないという考えだったためスネイプを激しく叱責したのでした。そこでスネイプは・・・

「それでは全員を隠してください」
「あの女(ひと)を―全員を―安全に。お願いです」

●交わした約束
ところが!スネイプが事前に警告したのにも関わらずリリーはヴォルデモート卿に殺されてしまったのでした。ポッター夫妻の「秘密の守人」がヴォルデモートに2人の居場所を教えてしまったのです。

スネイプはリリーのいない人生なんて考えられない!いっそのこと死んでしまいたいと訴えたのですが、そんなスネイプにダンブルドアは言ったのでした。リリーの子は生き残っていると・・・

「リリーがどのようにして、なぜ死んだかわかっておるじゃろう。その死を無駄にせぬことじゃ。リリーの息子を、わしが守るのを手伝うのじゃ」

闇の帝王はもはやいなくなってしまったのだから守る必要などないと言うスネイプに対してダンブルドアは闇の帝王は必ず戻って来る。そして「その時」ハリー・ポッターは非常な危険に陥ると・・・

こうしてダンブルドアと共にリリーの忘れ形見ハリー・ポッターを守ることになったスネイプだったのですがスネイプはダンブルドアに一連の経緯は決して他言しないよう誓って欲しいと言ったのでした。

そんなスネイプにダンブルドアは君の一番いいところなのにとため息をつきながら「君のたっての望みとあらば」と言って約束を守ると明言したのでした。

3-2.ハリーの非情な運命
こうしてダンブルドアと共にハリーを守ることになったスネイプだったのですが約15年後にはハリーの背負う非情な運命をダンブルドアから聞かされることになったというわけなんですよね。

呪いのかかった指輪をはめてスネイプに「余命1年」と宣告されたダンブルドアは6年生になったハリーに対して個人教授を施すようになったのでした。そんなダンブルドアに対してスネイプは・・・

ハリーと幾晩も密かに閉じこもって何をしているのですか?と問い質したのでした。それに対してダンブルドアはハリーが為すべきことを為すために十分な情報を与えることが極めて重要なのだと答えたのでした。

私には同じ情報をくださらない。あなたはあの子(ハリー)のことは信用しているのに私のことは信用してくれないと不満を漏らすスネイプに対してダンブルドアは「これは信用の問題ではない」とさらに・・・

君も知ってのとおり「わしには時間がない」と・・・

なおもダンブルドアに対して怒りを顕わにするスネイプに対してダンブルドアは「今夜わしの部屋に来るがよい」と言ったのでした。そうすればわしが君を信用していないなどとは言えなくなると・・・

3-3.この場面でのダンブルドア
こうして約束通り夜の11時に校長室を訪れたスネイプにダンブルドアはハリーが背負う苛酷で非情な運命を告げたのでした。

ダンブルドアは自分の死後にヴォルデモート卿が蛇のナギニの命を心配するような気配を見せる時が来るだろうとスネイプに言ったのでした。言われたスネイプは驚愕しました。

そしてヴォルデモート卿がナギニを使って自分の命令を実行させるのを辞め魔法の保護の下に安全に身近に置いておく時が来る。そうなった時であれば多分ハリーに話しても大丈夫だろうと・・・

「何を話すと?」

ダンブルドアは深く息を吸い目を閉じると話し始めたのでした。ヴォルデモート卿がハリーを殺そうとした夜、リリーが盾となって自らの命を投げ出した時に「死の呪い」はヴォルデモートに撥ね返り・・・

その時破壊されたヴォルデモートの『魂の一部』が崩れ落ちる建物の中に唯一残されていた生きた魂つまりハリーに引っ掛かったのだと。つまりヴォルデモート卿の一部がハリーの中で生きているのだと・・・

その部分こそがハリーに蛇と話す力を与え、さらにヴォルデモートとの心の繋がりをもたらしていると言うのです。その魂の一部がハリーに付着して守られている限りヴォルデモートは・・・

死ぬことができない。

本日の最後に
こうしてハリーは実はダンブルドアに「死ぬべき時に死ぬことができるように」と今まで生かされて来たことを知ったのでした。しかもヴォルデモートに殺されなくてはならないのです。

スネイプもまたハリーの非情で余りにも酷(むご)い運命を知って衝撃を受けていたのでした。ダンブルドアのために私は密偵になり嘘をついて死ぬほど危険な立場に身を置いて来たというのに・・・

それも愛するリリーの息子を守るためだったのに・・・

本日の記事で取り上げたのは・・・
第7巻「死の秘宝」より第33章「プリンスの物語」でした。

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