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2009.09.17 忘却術
昨日に引き続き本日も7巻でハリーたちの窮地を救った呪文を取り上げることにします。「この魔法」も例によって例のごとくストーリーの前半では悪用される機会のほうが多かったのですが静かに印象が変わっていったという感じですよね。そして最終巻では?(全2項目)

2-1.最初に「忘却術」について
魔法生物飼育学の指定教科書でもある「幻の動物とその生息地」によると私たちマグルが見てはいけない魔法生物を目撃してしまった場合の最も有効な方法に「忘却術」を挙げていますね。

もちろんその魔法生物を所有する魔法使いがかけてもいいのですが、マグルの気づき方が尋常ではない時などには魔法省が訓練された忘却人チームを派遣することもあるそうです。

こういった魔法省の忘却人チームが出動するのはマグルが見てはならない魔法生物を見てしまった時の他にも不慮の事故が起きてしまってマグルに「その事実」を忘れてもらわなくてはならなくなった時や・・・

多数のマグルが対象者になってしまって1人の魔法使いでは対処し切れなくなった時などにも現地に派遣されて事後処理を行なう場合もあるとのことです。

2-2.どのように使われたのか?
さて!そんなわけでここからは「どんな場面で忘却術が使われていたのか?」について順を追って振り返ることにします。もっとも例によって例のごとく前半は悪用した魔法使いのほうが多かったようです。

●第2巻「秘密の部屋」では
ハリー2年生時の「闇の魔術に対する防衛術」の教師ギルデロイ・ロックハートは「忘却術」を使って他の人たちが成し遂げた手柄を自分のものにしてしまっていたそうです。

438ページでロックハートは手柄を立てた人たちをまずは探し出し話を聞いた後にその人たちに「忘却術」をかけるのだとハリーとロンに説明していますね。

ロックハートは自ら私が自慢できるものと云ったら「忘却術」だと言っていますね。スクイブの一歩手前のロックハートが唯一まともにかけられる魔法が「忘却術」というわけです。

しかし!ご存知のようにロックハートはロンとハリーにかけようとして自分で自分に「忘却術」をかけてしまい聖マンゴに入院することになってしまったのでした。

●第3巻「アズカバンの囚人」では
マージおばさんに両親を罵倒されて怒りが爆発したハリーは魔法力が制御できなくなり、そのためにマージおばさんを風船のように膨らませてしまったのでした。

59ページで魔法大臣コーネリウス・ファッジが事後処理を「どうしたのか?」の説明をしていますね。「魔法事故巻き戻し局」から2名をプリベット通り4番地に派遣して処理したのだそうです。

ミス・マージョリー・ダーズリーはパンクして元通りになり記憶は修正したので事故のことは全く覚えていないとのことです。これで一件落着実害なしだそうです。

●第4巻「炎のゴブレット」では
クィディッチ・ワールドカップの決勝戦が終わった後に死喰い人の残党と思われる集団がキャンプ場の管理人一家を拉致して宙に浮き上がらせるという事件が発生したのでした。

管理人一家のロバーツさんたちは救出された後「記憶修正」を受けたのだそうです。翌朝小屋の戸口にいたロバーツさんは奇妙にドロンとした表情で「メリー・クリスマス」と挨拶していました。

ウィーズリーおじさんの説明によると記憶を修正されると、しばらくの間は少しボケることがあるのだそうです。それに今回は随分大変なことを忘れてもらわなくてはならなかったからなのだそうです。

それにロバーツさんは事件前も相当頻繁に「忘却術」をかけられていたみたいですからね。(苦笑)

●第5巻「不死鳥の騎士団」では
レイブンクロー生でチョウ・チャンが連れて来たマリエッタ・エッジコムがアンブリッジにダンブルドア軍団のことを密告してしまったためハリーはアンブリッジに連れられて校長室に来るハメに・・・

しかし!その場に居合わせた騎士団員で闇祓いのキングズリー・シャックルボルトが咄嗟の判断でマリエッタの記憶を修正してしまったのでした。そのお陰でマリエッタは何を訊いても首を横に振るばかり・・・

ハリーは窮地を免れて退学にならずに済んだのでした。

●第7巻「死の秘宝」では
ハリーの分霊箱を探す旅に同行するためハーマイオニーは両親の記憶を修正してウェンデル・ウィルキンズとモニカ・ウィルキンズという名前だと信じ込ませてオーストラリアに移住することが人生の夢だと思わせたのでした。

それは残念ながらハーマイオニーがハリーのことを随分沢山両親に話してしまったので、ヴォルデモートがハーマイオニーの両親を追跡する可能性があったからとのことでした。

そしてハリーたち3人の中で最初に「忘却術」を使ったのもハーマイオニーでした。トテナム・コート通りで3人を見つけた2人の死喰い人とカフェのウェイトレスに対してでした。

最後に
炎のゴブレット上巻21ページ(携帯版20ページ)でヴォルデモート卿は強力な魔法使いなら「忘却術」は破ることができると言っていますね。だからこそバーサ・ジョーキンズから色々引き出すことができたのだと・・・

と!いうことは「忘却術」という魔法は人の頭から完全に記憶を消し去るわけではなくて思い出すことをできなくしているだけなのかも?しれませんね。

だからこそ聖マンゴの癒者たちはロックハートも回復の可能性がゼロではないと考えているということなんでしょうね。
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