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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

12月6日が誕生日ということで去年の暮れから各巻ごとのハグリッドを取り上げています。今週は第5巻「不死鳥の騎士団」のハグリッドを紹介することにします。昨年度までは見えなかった生き物が見えるようになりギョッとするハリーだったのですが、今学期のハリーは「もう1つ」戸惑うことがあったのです。(全3項目)

3-1.いない!
今年度の夏休みハリーは吸魂鬼に襲われて学校外では使用が禁止されている魔法を使うハメになるわ魔法省に呼び出されて尋問を受けることになるわロンとハーマイオニーが監督生になるわで・・・(特にロン)

異例尽くめの夏休みになったわけなんですが「これでやっと平常通り」と思っていた新学期初日に予想外の出来事が「2つ」も起きることとなってしまったのでした。

ホグワーツ特急がホグズミード駅に到着するとハリーはハグリッドの懐かしい「イッチ年生はこっち」を聞こうとしたのでした。列車を降りると必ず聞こえて来るハグリッドの声を・・・

ところが!「その声」が聞こえて来ないのです。ハグリッドの代わりに呼びかけていたのはグラブリー・プランク先生でした。去年ハグリッドの代わりに一時期「魔法生物飼育学」を教えていた魔女でした。

駅のホームを歩いている間もハリーは暗がりに目を凝らしてハグリッドの姿を探したのでした。しかし!どこにもハグリッドの姿はありません。気配すら感じられなかったのでした。

さらにハリーを戸惑わせたのは2年生以上の生徒を城まで連れて行く馬なしの馬車が待っている所でした。ハリーは馬車をちらりと見たあとロンとハーマイオニーを探しにかかりましたが・・・

途端にギョッ!としたのでした。

馬車はもはや馬なしではありませんでした。馬車の轅(ながえ)の間には何とも奇妙な生き物がいたのでした。爬虫類のような?全く肉がなく黒い皮が骨にぴったり張りついていて骨の1本1本が見えるのです。

頭はドラゴンのようで瞳のない目は白濁しています。さらに背中の隆起した部分にはコウモリのような翼が生えていました。何故こんな恐ろしげな馬に牽かせなければならないのか?ハリーは理解できませんでした。

しかも不思議なことに「この生き物」はロンには全く見えていないようなのです。つまり去年までは見えなかったものが今年からはハリーには見えるようになったということのようでした。

何故ハリーには急に見えるようになったのか?

何故ロンには見えないのか?

3-2.教職員テーブルにもいない!
大広間に入るとハリーは生徒の頭越しに一番奥の壁際に置かれている教職員テーブルを眺めましたが当然そこにハグリッドの姿はなかったのでした。ロンもハーマイオニーもハグリッドの姿を求めて・・・

隅から隅まで教職員テーブルを眺めたのでした。もっとも隈なく眺めなくともハグリッドの大きさなら即座に発見できるはずです。ロンは「辞めたはずないし」と少し心配そうでした。

しかしハリーの「例の」ダンブルドアの任務から戻って来ていないのかも?しれないという言葉を聞いてロンは納得したようでした。一方ハーマイオニーは引き続きハグリッド不在の確固たる理由を探しているようでした。

やがて1年生を引率したグラブリー・プランク先生が今まではハグリッドが座っていた席に着いたのでハグリッドの不在はもはや決定的な事実としてハリーたち3人に示されたのでした。

さらにダンブルドアもハグリッドが「いつ戻って来るのか?」の把握はできていないようでした。何故ならダンブルドアはグラブリー・プランク先生が「いつまで教えるのか?」を言わなかったからです。

翌日朝食のために大広間に下りて行っても自然に教職員テーブルのほうに目が行ってしまうのは「ひょっとしたら?」という気持ちがあったからに他ならないでしょう。

グラブリー・プランク先生は「天文学」のシニストラ先生と話していました。むしろハグリッドはいないことで目立っていたのでした。

3-3.ようやく帰って来ました
ハリーにとってハグリッドのいない2ヵ月余りは魔法省からホグワーツに派遣されたドローレス・アンブリッジのお陰で最低・最悪の暗黒の日々が続いたのでした。

魔法省のネガティブ・キャンペーンのせいでホグワーツの生徒の半分はハリーのことを情緒不安定の目立ちたがり屋で時には暴力を振るうかもしれないと考えていたのでした。

おまけにクィディッチの初戦グリフィンドール対スリザリン戦ではフレッドとジョージと共にハリーはクィディッチを終身禁止にされてしまい絶望のどん底に突き落とされてしまったのでした。そんな時!

ハーマイオニーが・・・

「1つだけ、2人を元気づけることがあるかもしれないわ」

ハリーはそんなことあるはずがないと思ったのですが、ハーマイオニーは点々と雪片(ゆきひら)のついた真っ暗な窓から目を離して顔全部に喜びを表しながらロンとハリーを見たのでした。

「ハグリッドが帰って来たわ」

今日の最後に
ハリーは男子寮の階段を全速力で駆け上がりトランクから「透明マント」と「忍びの地図」を持って来たのでした。そのためハーマイオニーが冬の完全装備をして談話室に戻って来た時には・・・

ハリーとロンはとっくの昔に出かける準備ができていたのでした。ロンが遅いぞとばかりに舌打ちをするとハーマイオニーは「だって、外は寒いわよ!」と言い訳をしたのでした。

3人は時々立ち止まっては「忍びの地図」でミセス・ノリスとフィルチがいないかどうかを確かめながら玄関ホールへと急ぎました。幸い「ほとんど首なしニック」に会っただけで他には誰とも出会いませんでした。

玄関ホールから外に出るとハグリッドの小屋の煙突から煙がくるくると立ち昇るのが見えてハリーは心が躍りました。だんだん深くなる雪を夢中で踏みしめながら3人は小屋の戸口に到着したのでした。

ハリーが木の戸を3度叩いて「僕たちだよ」と呼びかけるとハグリッドの嬉しそうな声が聞こえて来たのでした。ところが扉の隙間から見えたハグリッドの姿を見てハーマイオニーは悲鳴を上げたのでした。

何故なら・・・

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