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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

「できねえ、ハリー、極秘だ。漏らしたらクビになっちまう」そう言いつつも話し出したら止まらなくなってしまったハグリッドだったのでした。ところが結果として得られた成果は?骨折り損のくたびれ儲け?どうしてそんなに傷だらけなの?(全3項目)

3-1.ハグリッドの物語、その1
「なんでもねえ。なんでもねえったら!」

ハグリッドは断固としてそう言い張るのですがハリーもロンもハーマイオニーもハグリッドの凄惨な状況を見て驚愕し心配して問い詰めずにはいられなかったのでした。

ハグリッドの髪はべっとりと血で塊まり顔は紫色やどす黒い傷だらけで腫れ上がった左目は細い筋のように見えます。とにかく顔も手も切り傷だらけで歩く様子からハリーは肋骨が折れているのではないかと思ったのでした。

帰って早々に3人と再会できてハグリッドは嬉しそうでしたがハリーたちの鋭い追及に驚き呆れたのでした。そしてしかたなく巨人の所に行って来たことを認めたのでした。

ハグリッドの説明によれば連中(巨人)はやはり図体が大きいので見つけるのは簡単なのだそうです。元気づけに紅茶をがぶりと飲むとハグリッドは話し始めたのでした。

3-2.ハグリッドの物語、その2
ハグリッドは夏休みに入るとマダム・マクシームと共に巨人の居住地に向けて出発したそうです。ただ魔法省の監視の目が光っていることが判っていたので慎重に事を運ばなくてはなりませんでした。

巨人のいる所に到着するまでには1ヵ月もの期間を要しました。魔法省の誰かが追跡していることは判っていたのでハグリッドとマダム・マクシームはまず一緒に休暇を過ごしているフリをしたのだそうです。

フランスのディジョンのあたりで魔法省の尾行を撒いた後は、多少の小競り合いはあったものの旅はほぼつつがなく続き2人はようやく巨人の居住地に到着したとのことでした。

ダンブルドアからあらかじめ教えられていた「その場所」には70~80人の巨人がいました。かつては何百人もいたようなのですが互いに殺し合って今はこんなに少ない人数になってしまったのだそうです。

というのも彼らは本来こんな風に塊(かた)まって暮す性分ではないからだそうです。ダンブルドアは常々巨人がこうなってしまったのには我々魔法使いのほうに責任があると言っていたそうです。

これもまたダンブルドアの助言通り朝になるとハグリッドとマダム・マクシームは貢ぎ物を持って巨人のガーグつまり頭(トップ)に会いに行ったのでした。

初日の「グブレイシアンの火の枝」に続いて2日目に小鬼製の戦闘用の兜を持って行った時には頭のカーカスは2人の話に相当興味を持ってくれたようでハグリッドとマダム・マクシームは・・・

その日帰る頃には英語が解る巨人たちも数人が周りに集まって話を聞いてくれるようになったので、希望を持って明日もまた贈り物を持って来ると約束して「その場」を去ったそうです。

ところがその日の夜・・・

何もかもダメになったのだそうです。

3-3.ハグリッドの物語、その3
その晩それはそれは激しい戦いが起きたのだそうです。ハグリッドとマダム・マクシームは洞穴の入口から谷間を見下ろして戦いの様子を見守りました。そして翌日の朝には何と!

雪が真っ赤になるほどの激しい戦いの果てにカーカスは死に新しい頭(ガーグ)になっていたのだそうです。新しい頭の名前はゴルゴマスでした。さらに2人にとっては不幸なことに・・・

どうやらゴルゴマスはハグリッドたちの言うことには興味がないようでした。それでも来たからにはそう簡単に諦めるわけにはいかないと次の贈り物を持って2人は行ったのですが・・・

口を開く前にハグリッドは「こりゃダメだ」と思ったそうです。ゴルゴマスはハグリッドたちがカーカスに贈った戦闘用の兜を被っていました。次の瞬間2人の仲間にハグリッドは足を捕まれて逆さ吊りにされていました。

マダム・マクシームがハグリッドを逆さ吊りにした2人の巨人の両目に「結膜炎の呪い」を浴びせたので何とかハグリッドは逃げることができたのですが事態は極めて厄介なことになってしまったのでした。

というのも巨人たちが魔法使いを憎んでいるのはまさにこういうことなのです。巨人たちは魔法が好きな一方で魔法使いが自分たちに不利な魔法を使うことを極端に嫌っているのです。

もはや彼らの居住地に堂々と戻ることはできなくなってしまい2人は策を練り直す必要性に迫られました。そこで2人はゴルゴマスを頭(ガーグ)にしたくなかった巨人たちを説き伏せることにしたのでした。

ハグリッドたちの話に耳を傾けてくれそうな巨人たちは谷の周囲の洞穴に隠れてゴルゴマスに出会わないようにしていました。そこで2人は夜の内にそういった洞穴を覗いて回って・・・

いわゆる「反ゴルゴマス派」と思(おぼ)しき連中を説得してみようと思ったのでした。こうして2人の説得工作は功を奏して一時期は6~7人の巨人の説得に成功したのですが・・・

ゴルゴマスの一味がハグリッドたちが説得した巨人たちを襲撃したため生き残った巨人たちも2度とハグリッドたちと関わろうとはしなくなってしまったのでした。

こうして万策尽きて巨人の居住地を離れたハグリッドとマダム・マクシームだったのですが、ハグリッドはハリーたち3人に「俺たちはやるべきことをやった」と自負したのでした。

とにもかくにもダンブルドアの言葉も伝えたし耳を傾けた巨人も何人かはいた。だからその連中が多分としか言えないがダンブルドアが友好的だということを憶えているだろうと思うと。

そういうゴルゴマスと一緒にいたくない巨人たちが山から下りて来たらダンブルドアのことを思い出して来るかもしれないとハグリッドは3人に言ったのでした。自分たちのした努力は報われるかもしれないと。

今日の最後に
こうしてハグリッドの4ヵ月余りに及ぶ旅の報告が終わって再び「ハグリッドはどうして顔も手もそして全身が傷だらけなの?」という話に戻ったのですが・・・

「あの女だ!」

そこに乱入して来たのが「あの」ドローレス・アンブリッジだったというわけです。ハグリッドが扉を開けると「入ってもいい」と言ってもいないのにアンブリッジはずかずかと小屋の中に入って来たのでした。

ハグリッドとアンブリッジはしばらくの間は押し問答をしていましたが、アンブリッジは最後に高等尋問官として私は同僚の先生方を査察する義務があると言って小屋を出て行ったのでした。

ハグリッドは3人に俺のことは心配しなくていい。俺が帰って来たからには本当に素晴らしい魔法生物を用意しているからと言って3人に城に帰るようにと言い渡したのでした。

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