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昨日と今日の2日間は7巻の中から「呪文学」の授業シーンを抜き出して紹介しています。人や物が激しく行き交うということで勝手なおしゃべりを楽しむのには「呪文学」は絶好の機会というわけです。しかしハーマイオニーが呪文を唱えると?(全3項目)

3-1.黙らせ呪文
昨日の記事の最後の「追い払い呪文」の時もそうだったんですが結局「呪文学」の授業はハリーたち3人が勝手なおしゃべりを楽しむために登場することとなったのでした。

たいがいは人や物がさかんに動いているので盗み聞きされる危険性はほとんどありませんでした。この日の授業は「黙らせ呪文」を練習するためにウシガエルのゲロゲロとカラスのカーカーで満ち溢れていたので・・・

加えて外は土砂降りで雨が教室の窓ガラスを激しく叩いていたのでハリーたち3人が話していることに気づく人は誰もいませんでした。

それでもハーマイオニーが「黙らせ呪文」の練習に使ったウシガエルは急に声が出なくなって恨めしげにハーマイオニーに目を剥いたのでした。ところがハリーとロンのほうはと云えば?

ハリーはあまり気持ちを集中せずに杖を振ったのでウシガエルは膨れ上がって緑の風船のようになりピーピーと高い声を出したのでした。ロンのワタリガラスもまた嘲るようにカーと鳴いたのでした。

ハーマイオニーが批判的な目でロンを観察しながら「あなたの杖の動かし方が問題よ」と突っ込みを入れるとロンは癇に障ったように「ワタリガラスはカエルより難しいんだ」と反論したのでした。

そこで2人は練習台のカラスとカエルを取り替えたのですが、ハーマイオニーが呪文を唱えたワタリガラスは鋭い嘴(くちばし)を開けたり閉じたりしていましたが決して鳴き声は出て来なかったのでした。

結局ロンとハリーの2人はフリットウィック先生に「黙らせ呪文」の追加練習をするという宿題を出されてしまったのでした。

3-2.走るカップ?
フレッドとジョージがホグワーツを去ったことを受けての「呪文学」の授業は2人がいなくなった後の学校の混乱ぶりを巡っての話し合いになったのでした。

ハーマイオニーは監督生としてあくまでも公正中立の立場で意見を言ったのですが、ハリーもロンもアンブリッジにとっては問題が増えたということで「別にいいじゃん!」という見解でした。

ハリーもロンも呪文をかけるハズのティーカップを杖で叩いていました。ハリーのカップには4本の脚が生えてはいましたが短か過ぎて机に届いておらず空中で脚を虚しくバタバタさせていたのでした。

ロンのカップはと云えば細い脚が4本ひょろひょろと生えていて机からカップを持ち上げ切れずに2~3秒ふらふらしたかと思うとカップを支え切れずに「ぐにゃりと」曲がって真っ二つになってしまったのでした。

しかしロンはハーマイオニーにアンブリッジのことではなく自分のことを心配して欲しいと言ったのでした。何故ならフレッドとジョージが学校を出て行ったのは僕のせいだとママが言い出すかもしれないからと・・・

ロンはママはきっと僕が2人を止めるべきだったと言うに違いないと言うのです。例えば箒の端を捕まえるとか?ぶら下がるとか?してでも何とか止めるべきだったと・・・

しかしハーマイオニーは本当にウィーズリーおばさんがロンにそんなことを言うのなら、それは理不尽な話だとロンを弁護したのでした。もしダイアゴン横丁に2人の店があるのなら・・・

フレッドとジョージは前々から店の計画をしていたに違いないと言ったのでした。そこでロンとハーマイオニーの間で議論の対象になったのが「2人は店を出す資金をどうやって工面したのか?」という問題でした。

2人の議論が「フレッドとジョージはマンダンガスに説得されて盗品を売っていたのでは?」などという怪しげな方向に向いてしまったのでハリーはついに告白する時が来たと思ったのでした。

ハリーは少し迷いましたが2人に犯罪の疑いがかかるのなら沈黙を守る意味がないということで去年の6月に三校対抗試合の優勝賞金をあげたことをロンとハーマイオニーに告白したのでした。

ロンは自分のせいにはならないということで大喜びでしたがハーマイオニーは相当不満のようでした。その後しばらくの間ハーマイオニーはハリーと口をきこうとはしなかったのでした。

3-3.無言呪文
ハリーたちが6年生になると「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師セブルス・スネイプを筆頭に「呪文学」でも「変身術」でも「無言呪文」なるものが要求されるようになったのでした。

談話室や食事の場でハリーが周囲を見回すとクラスメートが顔を紫色にして、まるで「ウンのない人」を飲み過ぎてしまったかのように息張っているのをいるのをよく見かけるようになったのでした。

それは実は声を出さずに呪文を唱えようとしているからでした。しかし当然のことと云えばそれまでなんですがハーマイオニーは学期が始まった時には既に無言で呪文を唱えられるようになっていたのです。

ロンが無言で呪文を唱えられるようになったのは学期も終盤に差し掛かった「呪文学」の授業の時でした。ハリーがスラグホーンの記憶を回収して2人にヴォルデモートの分霊箱のことを説明している時でした。

ハリーが全てを話し終えるとロンは自分が何をやっているのかを全く意識せずに天井に向けて杖を振っていたのでした。

ロンは偽の雪をハーマイオニーの肩から少し払ったのでした。そしてハリーにラベンダー・ブラウンと別れたことを告げたのでした。そしてハーマイオニーもまたハリーに訳知り顔の目つきで・・・

昨日の晩はロマンスにとっては色々と受難の夜になったと告げたのでした。ジニーとディーン・トーマスも別れたと言うのです。

ハリーは自分の胸の中に湧き起こった気持ちをグッと抑えてハーマイオニーにできる限り何気ない声で「どうして2人は別れたのか?」を訊いたのでした。

最後に
こうして改めて第1巻から順番に「呪文学」の授業シーンを振り返ってみると巻が進む毎にフリットウィック先生の存在感が薄くなって行くような気がしますね。(苦笑)

この「各科目の授業風景」シリーズはまた順次関連ができた時にやろうと思っています。
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