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さて!先回の記事の最後に予告した通り今週の金曜日10月30日が誕生日ということで今週はウィーズリーおばさんを取り上げることにします。頭脳明晰で成績優秀!ホグワーツ在学中は非の打ち所がない完璧な息子2人だったのですが全てがモリー母さんの思い通りにはならないようです。(全3項目)

3-1.夫アーサーとの関係
ご存知のようにウィーズリー夫妻が「カカア天下」であることは周知の事実で当サイトでは今年の2月にアーサー氏を単独で取り上げた時にも指摘済みなんですが・・・

それでも折り目折り目の「ここぞ!」という時にはアーサー氏が決断しておばさんがその指示に従うという場面も結構あるんですよね。ここでそういったシーンを拾い上げてみることにしましょう。

●アズカバンの囚人86ページ(携帯版93ページ)
ウィーズリーおばさんが本当のことを言ったらハリーは怖がるだけだし知らないほうがハリーは幸せなのよと言うのに対してアーサー氏はハリーはもう13才なんだから知る権利があると主張していたのでした。

さらにおばさんがハリーは無事保護されたのだからいいじゃないのと言うのに対してアーサー氏はハリーに惨めな思いをさせたいわけじゃない。私は自分自身でハリーに警戒してもらいたいんだと言って・・・

翌日ホグワーツ特急に乗る直前にアーサー氏はハリーに何を知っても決してシリウス・ブラックを探したりしないと約束してほしいとハリーに言ったのでした。

●不死鳥の騎士団上巻148ページ
ハリーが騎士団本部に入ったからといって何でも好きなことを聞いてもいいというわけじゃないでしょう。何とか言ってやってくださいなとウィーズリーおばさんが言うのに対して・・・

ウィーズリーおじさんはダンブルドアはハリーの立場が変化したことを既に承知している。今ハリーは本部にいるのだから「ある程度」は情報を与えるべきだと認めていると慎重に言葉を選びながら反論したのでした。

結局ルーピンの後押しもあってハリーは騎士団の活動状況についての説明を受けることになったのでした。

●謎のプリンス上巻169ページ
学校に必要な物を揃えるためにダイアゴン横丁に来たハリーたち一行でしたがアーサー氏がおばさんに全員がマダム・マルキンの店に行くのはあまり意味がないと言い始めたのでした。

アーサー氏はハリー、ロン、ハーマイオニーの3人はハグリッドと一緒に行って、我々つまりアーサー、モリー、ジニーの3人がフローリシュ・アンド・ブロッツに教科書を買いに行ってはどうか?と提案したのでした。

ウィーズリーおばさんは買い物を早く済ませたい気持ちと全員が一緒にいたい気持ちの間で迷っていましたが結局はおじさんの指示通りにすることにして一行は二手に分かれて買い物をすることにしたのでした。

3-2.長男ビルとの関係
モリー母さんにしてみれば頭脳明晰にして成績優秀さらに温厚な性格と非の打ち所がない長男のビルは当家一番の自慢の息子でしょうね。おまけに「いい男」で勤め先が銀行ということで「鬼に金棒」とはこのことです。

あとは「こんな非の打ち所のない完璧な息子」にふさわしい良い嫁さえ来てくれれば何も言うことはないということになるのですが、そんなビルが婚約者として連れて来たのがフラー・デラクールだったというわけです。

フラー・デラクールは確かに「美人」ではありましたが、それ以外はウィーズリー夫人の思い描いていたビルの嫁のイメージとは大きくかけ離れた女性だったのです。

私が思うにウィーズリーおばさんはビルの嫁にふさわしい女性と云えば清楚で控え目で気立てがよくて優しい人つまりどちらかと言えば地味な女性がいいと思っていたようです。

実際プリンス上巻140ページでウィーズリーおばさんはビルは勤勉で地味なタイプなのによりにもよってどうしてあんな派手な女性に惹かれてしまったのかしら?と言っていますね。

いったいどんな共通点があるというの?というわけです。

やはり「例のあの人」が戻って来たから「明日にも死んでしまうかもしれない」ということで婚約を急いだに違いないと言ってはみたものの、それでもウィーズリーおばさんは自分を納得させることはできていないようでした。

そんな母親に対してジニーはビルは「呪い破り」なんだから地味じゃないと反論したのでした。少し冒険好きでワクワクするようなものに惹かれる。だからヌラーに参ったんだと・・・

ウィーズリーおばさんは「そんな呼び方(ヌラー)は止めなさい」とジニーを厳しくたしなめた後は悩み疲れたような様子でハリー、ロン、ハーマイオニーとジニーのいる部屋を出て行ったのでした。

そんなウィーズリーおばさんとフラーだったのですが・・・

ビルは狼人間のフェンリール・グレイバックに襲われて無残な姿になってしまったのにフラーはビルを見捨てなかったのです。ビルがどんな顔でも私は気にしないと言ってくれたのです。

傷痕はビルが勇敢だという印なのだと・・・

フラーは激しい口調でそう言うなり軟膏を奪ってウィーズリー夫人を押し退けビルの傷を拭っていたのでした。ウィーズリーおばさんはそんなフラーの姿を何とも奇妙な表情で見つめていたのでした。

そして長い沈黙の後にフラーに言ったのでした。

「大叔母のミュリエルがとても美しいティアラを持っているわ。ゴブリン製のよ。あなたの結婚式に貸していただけるように大叔母を説得できると思うわ。大叔母はビルが大好きなの」

「それにあのティアラはあなたの髪にとても似合うと思いますよ」

3-3.三男パーシーとの関係
モリー母さんにしてみれば頭脳明晰にして成績優秀さらに生真面目な性格の三男パーシーは当家自慢の息子というわけです。かねてからの母親の希望通り魔法省に就職してくれました。

しかし!そんな非の打ち所のない自慢の息子の状況が何だか怪しくなって来たのは「例のあの人」が復活して不死鳥の騎士団が再結成された頃からでした。パーシーは父親のアーサー氏と言い争いをしたのです。

ヴォルデモート卿の復活を受けて一家は夏休みに入ると騎士団に加わる準備をしていました。するとパーシーが家に帰って来て家族に昇進したことを告げたのだそうです。

パーシーは昨年度配属された国際魔法協力部の部長のクラウチ氏がヴォルデモート卿に「服従の呪文」をかけられて、それが原因で尋問を受けることになるなど随分面倒なことになっていたので・・・

大臣付下級補佐官というホグワーツを卒業して1年のパーシーにとっては異例の抜擢人事に家族全員が「どうしてそんないいポストに?」と驚いたのだそうです。

そこでパーシーは完全に頭に来てひどいことを色々言ったそうです。魔法省に入って以来父さんの評判がパッとしないから戦うのに苦労したとか父さんは何にも野心がないとか・・・

挙句の果てにパーシーは父さんがダンブルドアと結託しているのは愚かだとかダンブルドアは大きな問題を引き起こそうとしていて父さんはダンブルドアと落ちる所まで落ちるんだなどと言って・・・

ついには父さんと母さんが魔法省を裏切るのなら自分はもう「この家」の者じゃないってことを判らせてやるんだと言って荷物をまとめて「隠れ穴」を出て行ってしまったのでした。

それでもウィーズリーおばさんはパーシーと話をしようとしてロンドンのパーシーの住まいを訪れたのだそうです。しかしパーシーは自分の母親と会うことさえ拒絶したそうです。

たとえ家族と仲違いしていても自分の息子であることに変わりはないとウィーズリーおばさんはクリスマスには毎年恒例の手編みのセーターを贈ったのですがパーシーは送り返して来たのでした。

ところが1年後に魔法大臣コーネリウス・ファッジが魔法省内でヴォルデモート卿を目撃してハリーにダンブルドアしいては父親と母親のほうが正しかったことが証明されてしまったのでした。

パーシーはすっかり立場を失ってしまったのでした。それでも息子パーシーを思うモリー母さんの気持ちが変わることはなかったのです。翌年度のクリスマスにはパーシーとウィーズリーおばさんは・・・

新魔法大臣のルーファス・スクリムジョールの計らいで再会を果たすことができたのでした。ウィーズリーおばさんはパーシーの腕に飛び込み新大臣は微笑みながら心温まる情景を眺めていたのでした。

しかしパーシーとモリー母さん以外の家族との和解が成立するまでにはさらに1年以上の月日がかかったのでした。

今日の最後に
こうして改めてウィーズリーおばさんと年長の息子たちとの関係を振り返ってみるとホグワーツ在学中に手がかからなかった息子たちはむしろ学校を卒業してから色々あったんだなということが判りましたね。

唯一在学中も卒業後も苦労がなかったのは次男のチャーリーだけだったというわけです。
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