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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

一人娘のジニーには上の兄たちを見習って品行方正で真面目な女の子に育って欲しかったのに残念ながら下の兄弟たちフレッド・ジョージ路線のほうに行ってしまったようです。しかし最終的には?(全3項目)

3-1.シリウスとの関係
それは敵方の死喰い人にも云えることなんですが同じ騎士団員同士でも決して一枚岩ではないということを顕著に現しているケースの1つがウィーズリーおばさんとシリウスだったというわけです。

ヴォルデモート復活を受けて再結成された不死鳥の騎士団だったのですがハリーが本部に入った直後にはウィーズリーおばさんとシリウスの間でハリーを巡っての激しい主導権争いが繰り広げられたのでした。

シリウスとしてはハリーの名付け親としての責任を果たさなくてはならないという気持ちからハリーが「何を知るべきか?」を決めるのは自分だと主張したわけです。

ハリーがヴォルデモートの復活を目撃し直後にそれをダンブルドアに報告したからこそ今不死鳥の騎士団が結成されているのだから騎士団の活動状況を教えるのは当然だというのがシリウスの考えでした。

しかしウィーズリーおばさんの考えはハリーはまだ未成年なのだし騎士団員でもないのだから何でも聞いて来たことの全てを教える必要はないということでした。

結局この場ではウィーズリーおじさんとルーピンがシリウスの意見に賛同したのでウィーズリーおばさんは負けを認めハリーは騎士団の活動状況の説明を受けることができたのですが・・・

そんなしっくりしない関係のウィーズリーおばさんとシリウスだったのですが1度だけおばさんがシリウスに感謝の言葉を言ったことがあったのです。それは夫のアーサー氏が騎士団の任務中に蛇に襲われた時でした。

おばさんはハリーに感謝の気持ちを言った後にシリウスのほうに向き直り一晩中子供たちを見てくれたことへのお礼を言ったのでした。シリウスもまた役に立つことができて嬉しいと答えたのでした。

しかし!このことがあってもウィーズリーおばさんのシリウスに対する全幅の信頼が構築されたということには至らなかったようです。クリスマスを過ぎて急速に元気をなくして不機嫌になり・・・

ハリーがホグワーツに戻る日が近づいて来るにつれて無口になって気難しくなって行くシリウスを見ておばさんは「むっつり発作」が始まったと言ったのでした。

3-2.ジニーとの関係
何故ウィーズリー家は「7人」もの子沢山一家になったのか?

私を含めた読者の多くが「多分そういうことだったんだろうな?」と思っていたんでしょうが第7巻で「やっぱりそうだったんだ!」ということが明らかになったというわけです。

死の秘宝上巻547ページでヴォルデモートの魂の欠けらが「母親は娘がほしかったのだ」と言っています。つまりウィーズリー夫妻は「どうしても女の子が欲しい!」ということだったのですが・・・

生んでも生んでも生まれて来るのは全て男!ということで、7人目にしてようやく待望の女の子が生まれたというわけだったんですよね。さぞかし嬉しかったでしょうね。

ただ大きくなってからのジニーはモリー母さんが望むような女の子にはならなかったようです。ウィーズリーおばさんは当然上の兄たちのように品行方正で真面目な子になって欲しかったみたいですが・・・

騎士団下巻367~368ページではハリーが今僕が会いたいのはチョウではなくシリウスなんだ。しかしできないことは判っていると言うとジニーはそんなハリーに「本気でシリウスと話したいなら」やり方を考えられると・・・

さらにジニーはジョージやフレッドと一緒に育って良かったと思うのは度胸さえあれば何でもできると考えられるようになったと考え深げにハリーに言ったのでした。

つまりジニーはビル、チャーリー、パーシー路線ではなくジョージ、フレッド路線のほうに行ってしまったというわけです。どうやら監督生にもなれなかったようですからね。

しかし母親の望むような娘には成長しなかったものの結果としてジニーはハリーと結婚してくれたので最終的には「終り良ければ全て良し」という所なのでは?ないでしょうか。

3-3.ルーピンとトンクスとの関係
謎のプリンス上巻122ページでハリーがスラグホーンの説得を終えてダンブルドアと共に「隠れ穴」の台所に入ると夜も遅いのにウィーズリーおばさんは一人ではなかったのです。いたのはトンクスでした。

トンクスはおばさんに「お茶と同情をありがとう」と言って帰って行ったのでした。おばさんはリーマスとマッド・アイも来るから週末の夕食に来ない?と言ったのですがトンクスは断ったのでした。

翌朝ロンにハーマイオニーさらにはジニーも加わってトンクスの話になったのですがジニーによるとウィーズリーおばさんはビルがフラーではなくトンクスのほうを好きになってもらいたいから・・・

トンクスを何度も夕食に招待しようとしていると言ったのでした。ジニーもまたフラーなんかよりトンクスのほうが断然性格がいいから家族にするならトンクスのほうがいいと言うのでした。

しかしロンはそんなジニーの意見には否定的でした。最近トンクスは元気がなくてあれじゃあビルが惚れるわけがないと言うのでした。そんなロンにハーマイオニーは・・・

トンクスが最近落ち込んでいるのはシリウスが死んだのは自分のせいだと思っているからだと反論したのでした。あの時トンクスはベラトリックス・レストレンジと戦っていました。

だからトンクスは自分がベラトリックスを倒してさえいればシリウスは死なずに済んだんだと思っている。そのためトンクスは得意の「変化術」が使えなくなって今までのように姿形を変えることができなくなってしまった。

とハーマイオニーは言っていたのですが・・・

実はウィーズリーおばさんがトンクスを何度も夕食に誘っていたのもトンクスが落ち込んでいたのも『全く別の理由と事情』からだったのです。ハリーたちが本当の理由を知ったのは学期末の時でした。

「でも、わたしも気にしないわ。気にしないわ!」

トンクスは狼人間のフェンリール・グレイバックに襲われて無残な姿になったビルを目の前にルーピンのローブの胸元をつかんで揺さぶりながら言ったのでした。百万回もあなたにそう言ったのにと・・・

私は君にとって歳を取り過ぎているし貧乏すぎるし危険すぎると言うルーピンに対してウィーズリーおばさんは「あなたのそういう考え方はばかげているって私は最初からそう言ってますよ」と言ったのでした。

ウィーズリーおばさんが何度もトンクスを夕食に誘っていたのは「こういう理由」だったというわけなんですよね。

今日の最後に
先週の記事の冒頭でウィーズリー家は「最大の血を裏切る者たち」ということで夫婦揃って純血であるのにも関わらず差別意識が全くなくてマグル生まれのハーマイオニーとも普通に付き合っていますし・・・

魔法界の大多数の人たちが嫌っている狼人間のルーピンも夕食に招待したり、さらには驚くべきことにためらう本人に結婚を勧めたりしていますよね。こういった所にも・・・

ウィーズリー家のそういった考え方が色濃く反映されていますよね。(笑)

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