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明日10月30日が誕生日!ということで今週はウィーズリーおばさんを取り上げています。最終日の今日は主人公ハリーとの関係に絞って考えてみたいと思います。1才の時に両親を亡くして孤児になったということでモリー母さんの同情モードは100%全開!という感じなのですがハリー本人にとっては「ありがた迷惑」と云えなくもないようです。(全3項目)

3-1.ハリーとの関係、その1
先週の記事でも紹介した通りハリーとウィーズリーおばさんが最初に顔を会わせたのは今日ハリーがホグワーツに入学するという日にキングズ・クロス駅で9と3/4番線への入り方を訊ねた時でした。

そして2度目は翌年の夏休みにロン、フレッド、ジョージのウィーズリー3兄弟に助け出されて初めて「隠れ穴」に来た時でした。空飛ぶフォード・アングリアを降りて4人が寝室に行こうとしていたら・・・

ウィーズリーおばさんが庭の向こうから鶏を蹴散らしながら猛然と突き進んで来るのが見えたのでした。おばさんは4人の前でぴたりと止まり両手を腰に当てて3人の我が子を睨みつけたのでした。

おばさんはひとしきり3人の息子を怒鳴りつけた後ハリーのほうに向き直ったのでした。思わず後ずさりしたハリーだったのですが一転しておばさんは優しい声でハリーに声をかけて来たのでした。

「まあハリー、よく来てくださったわねえ。家へ入って朝食をどうぞ」

かなり狭苦しい台所に4人が入るとおばさんは自分の息子たちには怒りの眼差しを投げつけつつもハリーには「あなたのことは責めていませんよ」と念を押しながらハリーの皿に8本も9本もソーセージを滑り込ませたり・・・

次には目玉焼きを3個も投入しながら夫のアーサー氏と2人でハリーのことを心配していたことや昨夜も金曜日までにロンへの返事の手紙が来なかったら自分たちがハリーを迎えに行こうと思っていたと説明したのでした。

食事が終わるとおばさんは「あなたが車を飛ばせてくれって頼んだわけじゃないから」と言ってハリーだけに上に行って休むようにと言ったのでした。そして息子たちには庭小人駆除を命じたのでした。

3-2.ハリーとの関係、その2
5年生の夏休みにはハリーはいとこのダドリーと共に吸魂鬼に襲われるというアクシデントが勃発して、その時ハリーの見張り当番だったマンダンガス・フレッチャーが盗品の鍋の取引きのために・・・

ハリーの見張りをサボってしまったためハリーは学校外で使用を禁止されている魔法を使わざる負えない状況となり魔法省で懲戒尋問を受けることになってしまったのでした。

その事態を受けてロンドンの不死鳥の騎士団の本部に入ったハリーだったのですが、ハリーを待ち受けていたのは名付け親のシリウスとウィーズリーおばさんの対立という予期せぬ出来事だったのです。

ウィーズリーおばさんに「息子も同然です」と言われて胸打たれるハリーでしたが、おばさんに子供扱いされることに我慢できなかったのも確かでした。

「思春期」「第2反抗期」ということで以前からウィーズリーおばさんの過保護とも云える世話の焼き方に戸惑いを感じていたハリーだったのですが「この時期」は特に負担にすら感じられるようになって来たみたいですね。

懲戒尋問の前日ウィーズリーおばさんから明日の朝のために一番良い服にアイロンをかけておいたと言われた時ハリーは胃の中にレンガが落ちて来たような気がしたのでした。

翌日の朝ウィーズリーおばさんがハリーの前に置いてくれたトーストを何とか食べようとしましたが絨毯を噛み締めているようでした。おばさんは尋問の時の印象を少しでもよくしようと・・・

ハリーの隣に座ってTシャツのラベルを内側に入れたり肩の皺を伸ばしたりと面倒を見始めたのですが、そんなことはしなくてもいいと思うハリーだったのでした。

そんなハリーとウィーズリーおばさんの気持ちが微妙にすれ違うということがハリー最終学年の年度の時にも起こったというわけなんですよね。

3-3.ハリーとの関係、その3
その事態はハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出るため学校には戻らないと宣言したことから始まったのでした。

当然3人が何故学校に戻らないと言い始めたのか?の本当の理由を騎士団の面々は誰も知りません。アーサー氏やルーピンはハリーはダンブルドアからロンとハーマイオニー以外には話さないようにと言われていると・・・

説明したら聞かなくなってくれたそうですがウィーズリーおばさんだけは諦めていないんだそうです。だから次は君の番だから覚悟をしておけとハリーはロンに言われたのでした。

ロンの予想は言われてから数時間も経たない内に的中したのでした。おばさんはハリーのリュックサックから出て来たと思われる片方だけの男物の靴下がハリーの物かどうかを確かめて欲しいという名目で・・・

台所の隣にある小さな洗い場にハリーを誘い込んで追究を始めたのでした。最初の内おばさんは何気ない軽い調子で始めたのですがハリーが言葉を濁(にご)していると・・・

やがて遠回しをかなぐり捨てて「あなただって行く必要はないわ」と言い始めたのでした。3人とも成人に達したばかりだしダンブルドアが何か仕事をさせる必要があったのなら・・・

騎士団全員が指揮下にいたじゃないですか!きっとあなたはダンブルドアに言われたことを誤解して理解したに違いないとおばさんはハリーに言ったのでした。しかしハリーはきっぱりと「誤解なんかしていません」と・・・

この使命は僕がやらなくてはいけないことなんだと言ってハリーは男物の片方の靴下を「これは僕のじゃないです」と言っておばさんに返したのでした。

その際おばさんとハリーはビルとフラーの結婚式の準備を手伝う約束をしたのですが、その時を境におばさんはハリーたち3人を結婚式の準備で大童にしてくれたのでした。忙しくて何も考える時間がないほどでした。

「ママはね、3人が一緒になって計画するのを阻止すれば、あなたたちの出発を遅らせることができるだろうって考えているんだわ」

3日目の夜一緒に夕食の食器をテーブルに並べながらジニーがハリーにこう囁いたのでした。それを受けてハリーはジニーにこう呟いたのでした。

「でも、それじゃおばさんは、そのあと、どうなると思っているんだろう?」

「僕たちをここに足止めしてヴォローヴァン・パイなんか作らせている間に誰かがヴォルデモートの息の根を止めてくれるとでも言うのか?」

深く考えもせずそう言った後でハリーはジニーの顔が青ざめるのに気づいたのでした。そしてジニーはハリーに「あなたがしようとしていることはそれなのね?」と言ったのでした。

ハリーはとっさに「冗談さ」と言ってごまかしましたが、結婚式当日にはそんなおばさんの努力(?)も水泡に帰すことが起こってしまったのです。結婚式を死喰い人集団が急襲したのです。

ハリーたち3人は混乱のどさくさに紛れて結婚式場を脱出して、そのままヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出たのでした。

最後に
ウィーズリーおばさんと7人の子供たちにハリーとハーマイオニーとの関わり方をこうして振り返ってみると要するに「いい意味」でも「悪い意味」でも子供って親の思い通りにはならないってことなんですよね。

ウィーズリーおばさんも学校に在学中は何の問題もなかったのに卒業してから反抗されたり親が思い描いていたような女性と結婚してくれなかったり・・・

逆に親が望んでいた職業に就かなかったのに大成功した子供がいたり期待していなかった末息子のロンが監督生になったりと・・・

子供には裏切られてばかりいたというわけです。

「いい意味」でも「悪い意味」でも・・・
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