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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

去年の暮れから1年がかりで巻ごとにハグリッドを取り上げていますが今週は第6巻「謎のプリンス」のハグリッドをお届けすることにします。闇祓いの大部隊に囲まれてダイアゴン横丁で買い物をするのはいかがなものかと思っていたハリーだったのですが・・・「漏れ鍋」でハリー一行を待ち受けていた追加の警護員はハグリッドでした。(全3項目)

3-1.久々夏休み中に・・・
ハグリッドと云えばハリー11才の誕生日にはハリーに魔法界からの手紙を一切受け取らせまいとしていたバーノン叔父さんの元にホグワーツの入学許可証を持って現れたり・・・

翌年の夏休みには初めての煙突飛行粉で夜の闇横丁に迷い込んでしまったハリーを無事ウィーズリー一家の所に送り届けてくれたりして、ハリーとハグリッドは2年連続で夏休みに顔を会わせていたんですよね。

しかしそれ以降は夏休み中に会うことはなく今回久しぶりにハリーたちは夏休みの期間中に追加の警護員としてハグリッドと会うことができたというわけです。

車の窓から外を覗いたハリーはパブ「漏れ鍋」の入口の前で待っていた追加の警護員の姿を見て心臓が小躍りしたのでした。そこにいたのが闇祓いの大部隊ではなくハグリッド1人だけだったからです。

ハグリッドはハリーを見つけると通りすがりのマグルたちがびっくり仰天して見つめるのもお構いなしにニッコリと笑いかけ大音声でハリーの名前を呼んだのでした。そして骨も砕けそうな力でハリーを抱き締めたのでした。

それはハリーが死刑判決を受けたヒッポグリフのバックビークの命の恩人だったからです。2年前に処刑される寸前のバックビークをハリーが連れ出してシリウスと共に逃亡させたのです。

シリウスの死を受けてバックビークは名前をウィザウィングズと改めてハグリッドの元に戻って来たのでした。

3-2.ウィーズリー・ウィザード・ウィーズにて
今にして思えば「この時点」で既にハグリッドの大恩人アルバス・ダンブルドアはセブルス・スネイプによって「余命はあと1年」と宣告されていたんですよね。

さらにヴォルデモート卿にダンブルドア校長殺害を命じられたドラコ・マルフォイに代わってダンブルドアを殺すのはスネイプだということもダンブルドア自身によって決められていたというわけです。

そこでダンブルドアは何の前触れもなく自身の死をハリーに迎えさせるわけにはいかないということで措置を講じ始めたというわけです。ハリーには新学期には自身の個人教授を受けて欲しいと申し渡す一方で・・・

そのハリーにはドラコ・マルフォイの不穏な挙動を察知させるために魔法省が闇祓いをごっそり派遣させるのを止めさせて警護員としてハグリッド1人を送り込んだというわけだったんですよね。

ハリーたち一行は必要な買い物を済ませた後最後にフレッド・ジョージがダイアゴン横丁に開店させたウィーズリー・ウィザード・ウィーズに向かったのでした。

回ったり跳ねたり光ったり弾んだり叫んだりと目も眩むような商品の数々を見てハリーとロンは大喜びしたのでした。店内は客で満員でハリーは商品棚に近づくことすらできない状況でした。

そんな大混雑する店の中からハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が見たのはドラコ・マルフォイが1人でウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店の前を通り過ぎて行くところでした。

ハリー「あいつのお母上はどこへ行ったんだろう?」
ロン「どうやら撒いたらしいな」
ハーマイオニー「でも、どうして?」

「あの」ドラコ・マルフォイのことだから無邪気な理由で母親の元を脱出したわけではないはずだ。ハリーは周囲を見回すとバックパックから「透明マント」を引っ張り出して被り・・・

3人は店を抜け出してドラコ・マルフォイを追ったのでした。ハリーは鼻歌を歌っているハグリッドには聞こえないように低い声で「こっちの方向に行った」と2人に言ってドラコの姿を探したのでした。

3-3.新学期初日に・・・
こうしてドラコ・マルフォイに対する疑念を抱えたまま学期初日を迎えたハリーだったのですが、そんなハリーがハグリッドと再会したのもやはり9月1日の新入生歓迎会の時でした。

ホグワーツ特急内で聞いたマルフォイの自慢話をハリーがロンに話して聞かせている時でした。いつもの通りハリーが「ヴォルデモート」の名前を口にすると2人の背後で咎めるような声が・・・

振り返るとそこにいたのがハグリッドでした。ハリーが「ダンブルドアはその名前で呼ぶよ」と頑として言うとハグリッドは「それがダンブルドアちゅうもんだろう」と謎めいた言い方をしたのでした。

ハリーが「ハグリッドはどうして遅れたの?」と宴会に遅刻した理由を訊ねるとハグリッドは異父兄弟で巨人のグロウプと話し込んでいたためだったと2人に説明したのでした。

グロウプと楽しくしゃべくっている内についつい時間の経つのを忘れてしまったんだそうです。今では山の中にダンブルドアが設(しつら)えた新しい家があるんだそうです。おっきないい洞穴なんだそうです。

ハグリッドは得意げにグロウプは本当に進歩したと2人に言ったのでした。2人とも会ったら驚くとのことでした。さらに踏み込んでハグリッドはグロウプを訓練して助手にしようと思っているとまで言ったのでした。

俺の小屋に来ればバックビーク改めウィザウィングスにも会えるぞとハグリッドは片腕を挙げて上機嫌で小屋に戻って行きましたが、ハグリッドを見送ったハリーとロンの心中には複雑なものがあったのでした。

「魔法生物飼育学を取らないんだろう?」

「それにハーマイオニーも取らないよな?」

ハグリッドお気に入りの生徒ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が3人ともハグリッドの授業を取らないと知ったらハグリッドはいったい何と言うのだろう?どう思うのだろう?

ハリーは考えたくもなかったのでした。

今日の最後に
翌日ハリーとロンは大広間で朝食を食べながら前夜のハグリッドとのバツの悪い会話の内容をハーマイオニーに話して聞かせたのでした。2人の話を聞いてハーマイオニーもまた気落ちした顔になったのでした。

ハーマイオニーも私たちが「魔法生物飼育学」を続けるなんて考えるハズがないのにハグリッドがそう考えているなんて理解できないといった感じでした。

そもそもハリーたち3人が「魔法生物飼育学」の授業で頑張ったのはハグリッドのことが好きだったからでした。この3人でさえこの有り様なのですから同学年に「この科目」を取る生徒がいないことは明らかでした。

それを受けてハグリッドは?

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