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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

2009.11.09

セストラル

何故昨年度まで見えなかったものが見えるようになったのか?5年生になってセストラルが見えるようになり戸惑いと困惑を隠せないハリーだったのですが「魔法生物飼育学」の教職に復帰した最初の授業でハグリッドが答えを教えてくれたのでした。(全4項目)

4-1.セストラルとは?
セストラルというのは天馬・ウィングド・ホースの一種で例のホグワーツ指定教科書「幻の動物とその生息地」には少し詳しく説明してあります。以下の3種類が挙げられていますが他にも色々いるようです。

1.限りなく強力で巨大なパロミノのアブラクサン
2.栗毛でイギリスとアイルランドによく見られるイーソナン
3.灰色で俊足のグレニアン

ということで第4巻「炎のゴブレット」ではボーバトン校の馬車が天馬に引かれてホグワーツの校庭に降り立っていますが、おそらくは一番最初に挙げられているアブラクサンという種類の天馬でしょうね。

4-2.ハリーとセストラル
ご存知のように1年生は新学期の初日はボートに乗って湖を渡ってホグワーツ城に入るので、馬車に乗っての移動は2年生からということになります。ところがハリーが初めて馬車に乗って城まで移動したのは3年生の時でした。

それはやはり知っての通り2年生の時ハリーはロンと共に空飛ぶフォード・アングリアで暴れ柳に突っ込むという形で学校に到着したのでセストラルが引っ張る馬車を初めて利用したのは翌年度になったというわけですね。

したがって事実上のセストラルの初登場シーンはアズカバンの囚人115ページ(携帯版125ページ)ということになります。しかし当時ハリーはまだセストラルが見えない状態だったというわけです。

そして不死鳥の騎士団上巻313ページでハリーは初めてセストラルが見えるようになりビックリすることになるのですが、この時には見えるようになった理由を知らなかったので・・・

ハリーは戸惑いや困惑を隠せず「幻なのか?」とさえ思ってしまったというわけなんですよね。

4-3.どうして見えるようになったのか?
「どうしてハリーは5年生になったらセストラルが見えるようになったのか?」これについては最近第5巻のハグリッドを取り上げた時にも紹介していますが改めて確認をしておくと・・・

死を見たことのある者だけがセストラルを見ることができる。

つまりハリーは4年生の学期末にセドリック・ディゴリーの死を見たからセストラルが見えるようになったというわけなんですが第5巻が出た直後には「このこと」を巡ってちょっとした論争が沸き起こったそうなんです。

1才3ヵ月の時ハリーは目の前で母親をヴォルデモート卿に殺されているのに何故ホグワーツ入学時からセストラルが見えるようにならなかったのか?という疑問に対してローリングさんは・・・

それは当時ハリーはまだ赤ん坊で死を認識することができなかったためなんだと答えたんだそうです。さらにハリーは1年生の時にはやはり目の前でクィレルが死んでいますが・・・

クィレルが死んだ時にはハリーは気を失っていてクィレルが死ぬ瞬間を見てはいないので、この時もセストラルが見えるようにはならなかったのだそうです。しかし・・・

それならハリーはセドリックの死を見た直後の4年生の学期末にセストラルが見えなかったのはどうしてなのか?という疑問に対してはローリングさんは・・・

セストラルが見えるようになるには最初のショックを克服して「死とはどのようなものなのか?」を本当に理解するまでは見えないのだそうです。しかし少々(かなり?)苦しい言い訳と言えなくもないですよね。(苦笑)

ローリングさんとしては第4巻の終盤ではなく第5巻の序盤にセストラルを初登場させたかったので苦心して「こういう理由(理屈?)」を作り上げたということのようですね。

4-4.意外な所で役に立っていた?
ご存知のようにセストラルは第5巻「不死鳥の騎士団」でハリーがホグワーツからロンドンの魔法省に行くのに使われたわけですが実は私は「もう1つ」意外な場面でも使われていたと見ているんですよね。

騎士団下巻47ページではハグリッドがダンブルドアが遠出をする時に「姿現し」を使わない場合はセストラルを使って移動すると言っているんですよね。

騎士団上巻230ページでダンブルドアはハリーの懲戒尋問に証人として連れて来たフィッグばあさんを「一緒に連れて来ておる」と答えているんですよね。いったいどうやって連れて来たのでしょうか?

フィッグばあさんはスクイブの魔女なので当然「姿現し」もできませんし箒にも乗れません。だから私はダンブルドアがフィッグばあさんをリトル・ウィンジングからロンドンに運ぶのにセストラルを使ったと見ています。

ダンブルドアはフィッグばあさんをロンドンの魔法省に連れて行くためにホグワーツからセストラルに乗ってリトル・ウィンジングまでフィッグばあさんを迎えに行って・・・

折り返しリトル・ウィンジングからロンドンの魔法省に入ったというわけです。だから「一緒に連れて来ておる」と答えたんですよね。こんな意外な所でもセストラルは・・・

役に立っていると私は推測しています。

最後に
死を見たことのある者だけがセストラルを見ることができる。

騎士団下巻54ページではハーマイオニーが「私にも見えたらいいのに」と言っているのに対してハリーが「そう思う?」と問いかけてハーマイオニーがハリーに謝っていますよね。

確かにハリーが「どうしてセストラルが見えるようになったのか?」の理由を考えれば見えるようになったことが必ずしもいいことだとは限らないですよね。

しかし第7巻「死の秘宝」ではロンもハーマイオニーもホグワーツの戦いでフレッドが死ぬ所を見ているわけですから今は2人ともセストラルが見えるようになっているはずです。

やはり喜べるものではありませんよね。

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