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今週は月曜日からはシリーズに登場している魔法生物を紹介して来ましたが最終日の今日はシリウスからロンに贈られた新ペットの豆ふくろうビックウィジョンを取り上げることにしました。けたたましく鳴くというインパクトのあるキャラクターだったので当初はハリーにとっても目立つ存在だったのですが・・・(全3項目)

3-1.シリウスからロンへ
初登場シーンはアズカバンの囚人563ページ(携帯版633ページ)で最初に見つけたのはハーマイオニーでした。帰りのホグワーツ特急で窓の外に何か小さくて灰色のものが見え隠れしていたのでした。

よくよく見るとそれは本当に小さなふくろうだったのです。走る汽車の気流に煽られてふらふら飛んでいたのでハリーが急いで窓を開け腕を伸ばして豆ふくろうを捕えたのでした。

豆ふくろうはシリウスからのハリー宛ての手紙を持っていました。手紙をハリーの席に落とすと任務を果たせたことが誇らしくて嬉しくて堪らないらしくコンパートメントの中をブンブン飛び回っていたのでした。

シリウスの手紙の最後には私のせいでロンのペットのネズミがいなくなってしまったので代わりに「このふくろう」を飼って欲しいとの申し入れが書き込まれていたのでした。

こうして豆ふくろうはロンの新しいペットとなり名前はピッグウィジョンと決められたのでした。名前を考えたのはジニーでした。

3-2.登場シーン
と!いうわけでここで改めてロンの新ペット豆ふくろうのピッグウィジョンの登場シーンを私が思い出せる範囲内で拾い上げてみました。当然初登場直後の第4巻「炎のゴブレット」での出番が多くなっていますね。

●炎のゴブレット上巻54ページ(携帯版52ページ)
めでたくクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦できることになりハリーが2階の自分の部屋に戻ると小さな灰色のふかふかしたテニスボールのようなものがハリーの頭の横にぶつかったのでした。

それがロンの新ペットの豆ふくろう「ピッグ」だったのです。ピッグはハリーの足下にロンからの手紙を落としていたのでした。

●炎のゴブレット上巻85ページ(携帯版81ページ)
ハリーが2年ぶりに「隠れ穴」に来てロンの部屋に行くとネズミのスキャバーズの代わりにいたのがピッグだったというわけです。小さい鳥籠の中で興奮して飛び上がったり飛び下がったりしていました。

ここでハリーはピッグの名前が本当は「ピッグウィジョン」だということを初めて知ったのでした。エロールとヘルメスの他のふくろうたちがうるさがるのでロンの部屋に置いているのだそうです。

●炎のゴブレット上巻240ページ(携帯版221ページ)
夏休みも最終日となり明日はハリーたち在校生がホグワーツに戻るという8月31日の夜にロンとハリーが部屋に戻るとピッグウィジョンがピーピー鳴き始め籠の中をビュンビュン飛び回ったのでした。

荷造り途中のトランクを見て興奮したらしいのです。そこでロンが「それで黙るかもしれない」とのことでハリーに「ふくろうフーズ」を一袋投げてよこしたのですが・・・

ピッグウィジョンは大き過ぎる「ふくろうフーズ」が口に詰まって咽(むせ)込んでしまいロンが取ってやらなくてはならなかったのでした。

●炎のゴブレット上巻254ページ(携帯版233ページ)
9月1日となりハリーたち在校生がホグワーツに戻る日がやって来ました。9と3/4番線に入って霞の彼方から聞こえる他のふくろうの鳴き声を聞きつけてピッグウィジョンは・・・

前にも増してうるさく鳴くようになったのでした。

●炎のゴブレット下巻6ページ(携帯版506ページ)
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は第1の課題を終えた後ピッグウィジョンを探しにふくろう小屋に行ったのでした。最初の課題をクリアしたことをシリウスに知らせるためでした。

ピッグウィジョンは手紙を運ばせてもらえそうなので大興奮していました。しかしロンが窓からピッグウィジョンを放すと豆ふくろうは途端に4~5メートル墜落してから何とか舞い上がったのでした。

脚にくくりつけられたハリーの手紙が普段より長くて重たかったからです。ハリーはシリウスに詳しく話したいという気持ちを抑え切れなかったのでした。

●炎のゴブレット下巻71ページ(携帯版563ページ)
クリスマス休暇に入り夕食を食べ終えてハリーたち3人が大広間から出て来るとピッグウィジョンが氷柱(つらら)の下がった階段の手すりの一番上で愛嬌を振り撒いていました。

近くを通り過ぎる女子生徒たちは「かっわいいー!」とピッグウィジョンを指差していましたがロンの反応は正反対でした。「あのバカ羽っ子!」と怒って階段を駆け上がり豆ふくろうをパッとつかんだのでした。

ロンはピッグに手紙は受取人にまっすぐ届けるもんだ!と言いながらピッグを握ったまま手を高く掲げましたがピッグは「高い、高い」をしてもらったように嬉しそうに鳴いたのでした。

●不死鳥の騎士団上巻162ページ
ハリーとロンが寝室に入るとヘドウィグとピッグウィジョンが洋箪笥の上でカタカタ動き回り落ち着かない様子で羽根を擦り合せていたのでロンは2羽に「ふくろうフーズ」を投げたのでした。

ロンの説明によるとダンブルドアが「この広場の付近で沢山のふくろうが飛び回ると怪しまれる」とのことで毎晩2羽を狩りに出してやるわけにはいかないのだそうです。

●不死鳥の騎士団下巻169ページ
ロンは初めての「夜の騎士(ナイト)バス」ということで乗る前は楽しみにしていたのですが少なくとも「6回」は椅子もろとも引っくり返らされたということで「2度と乗りたくない!」とのことでしたが・・・

ピッグウィジョンは籠から飛び出してピーピーとやかましく囀りながらバスの前方まで飛んで行って今度はハーマイオニーの肩に舞い降りて嬉しそうにハーマイオニーの肩の上でゆらゆらしていたのでした。

飼い主のロンとは違ってピッグウィジョンは「夜の騎士(ナイト)バス」での旅を満喫したようでした。

●謎のプリンス上巻332ページ
ハリーが6年生になって初めてヘドウィグが運んで来たのは手紙ではなくフローリシュ・アンド・ブロッツ書店からの「上級魔法薬」の教科書でした。その直後には同じ包みがロンの前に着地しましたが・・・

疲労困憊した豆ふくろうのピッグウィジョンが「上級魔法薬」の教科書の下敷きになっていたのでした。ピッグウィジョンにとっては少々(かなり?)荷が重かったようです。

●死の秘宝上巻160ページ
ハリーは「隠れ穴」の相変わらず散らかってむさ苦しいロンの部屋でめでたく17才の誕生日を迎え大人の仲間入りを果たしたのでした。これで学校の外で魔法を使ってもお咎めなしというわけです。

成人になったことでハリーは有頂天になりロンの持ち物を部屋中に飛び回らせたのでした。すると眠っていたピッグウィジョンが目を覚まし興奮して籠の中をパタパタと飛び回ったのでした。

3-3.ロンの思いとハリーの印象
ロンがシリウスからピッグウィジョンを譲り受けての最初の夏休みにハリーが「隠れ穴」に入った時ロンはハリーにピッグウィジョンのことをこう話していますよね。

「ここに置いとかないとエロールやヘルメスがうるさがるんだ。それを言うなら僕だってうるさいんだけど」

ロンにこう言われてもハリーはロンの言葉を額面通りには受け取らなかったのでした。何故ならネズミのスキャバーズのことも文句や不平不満ばかり言っていたからです。

またハリーのほうも前述の登場シーンを見れば判るように第4巻「炎のゴブレット」つまり4年生での印象が強いものの第5巻「不死鳥の騎士団」つまり5年生以降での登場シーンは極端に少なくなっていますよね。

それはもはやハリーも1年以上も経つとピッグウィジョンの存在が当たり前になり「やかましく鳴くことに慣れてしまった」からだと私は思いますね。

最後に
よくよく考えてみれば結局ピッグウィジョンはハリーたちが6年生の時にロンの「上級魔法薬」の教科書を届けて以降は手紙も荷物も運んではいないんですよね。

したがってほぼ2年間はピッグウィジョンは配達ふくろうとしての仕事を全くしなかったということになりますよね。それはそれで寂しかったでしょうね。だって配達できると知ると物凄く喜んでいましたからね。しかし・・・

ピッグウィジョンはヘドウィグと違って戦争に巻き込まれることもなく生き残ったわけですから今はハリー・ジニー夫妻の家とロン・ハーマイオニー夫妻の家の間を何度も往復しているのではないでしょうか?
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