FC2ブログ
ビルとフラーの結婚式で初めてゼノフィリウス氏を見たハリーだったのですが、その後2人はハーマイオニーの強い希望で顔を会わせることになったのでした。そこで3人を待ち受けていたものとは?やっぱりゴドリックの谷の二の舞だったのか?(全3項目)

3-1.ようやく本人登場
そんなわけで娘のルーナから数々の不可解な持論や見解を散々聞かされていたハリーが初めてゼノフィリウス氏と対面したのはビルとフラーの結婚式の時でした。

ジョージ、フレッドにロンと共にポリジュース薬でバーニー・ウィーズリーに変装して招待客を席に案内する係を勤めていたハリーが結婚式場の入口に戻ると・・・

そこではロンが飛びきり珍妙な姿の魔法使いと向き合っていたのでした。片目がやや斜視で綿菓子のような白髪を肩まで伸ばし帽子の房は鼻の前に垂れ下がっていました。しかし何と言っても目を引いたのは・・・

着ているローブが卵の黄身のような目がチカチカする黄色だったからでした。首にかけた金鎖のペンダントには三角の目玉のような奇妙な印が光っていました。それがゼノフィリウス・ラブグッド氏その人でした。

ルーナに「こんにちは、ハリー!」と声をかけられてギョッとするハリーだったのですが、ルーナが「どうして真っ黄色の衣装を着ているのか?」の理由を説明してくれたのでした。

この後ハリーはパーティが始まってから意外な人物からゼノフィリウス氏のことを質問されることになったのでした。それはかつての三大魔法学校対抗試合の代表選手だったビクトール・クラムでした。

クラムは恐い表情を浮かべてゼノフィリウス氏を睨みつけながら言ったのでした。あいつは胸に汚らわしい印をぶら下げている。あれは闇の魔法使いグリンデルバルドの印だとクラムは言うのです。

ハリーはこんがらがった気持ちでした。ルーナの父親が闇の魔術の支持者などとは到底思えなかったからです。しかし後にハリーは意外な形でゼノフィリウス氏から『あの印』の意味を聞くことになったのです。

3-2.死の秘宝
「ゼノフィリウス・ラブグッドに会いにいきたいの」

こう言われてハリーは目を丸くしてハーマイオニーを見つめたのでした。何故ならハリーが思ってもみなかった予想外のハーマイオニーの申し出だったからです。

ハーマイオニーは例の『あの印』をハリーに示しながらビクトール・クラムが「この印」のことをグリンデルバルドの印だと言っていたのは判っているけど・・・

ゴドリックの谷の古い墓にも間違いなく「この印」があった。だからこれは絶対に大事なことに違いないとハーマイオニーは言うのです。ハリーはまたゴドリックの谷の二の舞はごめんだと言ったのですが・・・

結局ハーマイオニーとロンに押し切られる形でハリーはゼノフィリウス氏に会いに行くことになったのでした。ラブグッド親子の家は世にも不思議な縦に長い巨大な黒い塔のような作りの家でした。

「なんだ?何事だ?君たちは誰だ?何しに来た?」

ゼノフィリウス氏の視線がハリーに向けられると口がぱっくりと開いて斜視でない目のほうがハリーの額の傷痕へと走りました。ハリーが手を差し出しましたがゼノフィリウス氏は握手をしませんでした。

当初ゼノフィリウス氏はハリーが家の中に入ることを拒否しました。ハリーはゼノフィリウス氏の到底温かいとは云えない対応に少し失望したのでした。お尋ね者のハリー・ポッターが来たのでびびったようです。

一旦姿を消して再び現れたゼノフィリウス氏は少し落ち着きを取り戻しているようでした。そしてハリーに「何をすれば良いのかな?」と訊ねて来たのでした。

そこでハリーはビルとフラーの結婚式の時にゼノフィリウス氏が首からかけていた「あの印」の意味を訊ねたのでした。するとゼノフィリウス氏は両方の眉を吊り上げて答えたのでした。

「死の秘宝の印のことかね?」

3-3.最後の最後には?
さて当サイトでは折りある毎にハリーは極めて優秀な開心術士だと指摘しています。ハリーは当然対面した「その瞬間」にルーナがいないことを含めたゼノフィリウス氏の嘘を全て見抜いていたというわけです。

ハーマイオニーが「吟遊詩人ビードルの物語」の朗読を終えてゼノフィリウス氏が「死の秘宝」についての説明をした後ゼノフィリウス氏は夕食を作るためにキッチンに姿を消しましたが・・・

ハリーはハーマイオニーがゼノフィリウス氏がいないのに勝手に家の中を見て回っちゃいけないわと咎めているのにルーナの部屋に足を踏み入れています。それはつまり・・・

ハリーはゼノフィリウス氏が嘘をついていることを確認するためにルーナの部屋に入ったというわけなんですよね。事実ルーナの部屋の様子はルーナが長期間不在であることを裏付けるものでした。

ルーナが母親と写っている写真は埃を被っていました。淡い水色の絨毯も同様に厚く埃が積もっていました。洋服箪笥には一着も服がありませんしドアが半開きのままでした。

ベッドは冷えてよそよそしく何週間も人の寝た気配がありません。一番手近の窓には真っ赤に染まった空を背景にクモの巣が1つ張っていました。そして決定的な証拠はゼノフィリウス氏が持って来た・・・

「それじゃ、なぜお盆に4人分しかないんですか?」

最後に
最初に3人の前から姿を消した時ゼノフィリウス氏はハリーが自分の家にいることを手紙で魔法省に知らせていたのです。しかし当然ハリーはそのことを見抜いていたというわけです。

ハーマイオニーが「ビードルの物語」の本を読んでいる間も4人で議論している時にもハリーはゼノフィリウス氏が頻繁に窓の外を見ているのを確認しています。ゼノフィリウス氏の思いを見透かしていたのです。

だからハリーはお盆にスープ皿が「4人分」しかないことも即座に指摘しました。ルーナが川でプリンピー釣りをしているなんて真っ赤な嘘だということも判っていたというわけです。

3人が訪問したお陰でゼノフィリウス氏はエルンペントの角が大爆発して家はメチャメチャになるわアズカバンに収監されるわで散々な目に遭ったわけですが1つだけいいことがあったんですよね。

それはハリーの写真と共に「問題分子ナンバーワン」の文字が入ったザ・クィブラーを発売せずに済んだということです。裏切り者の汚名を着ずに済んだんですよね。

だからゼノフィリウス氏が投獄されたことは「ポッターウォッチ」で報告されたというわけなんですよね。
Secret

TrackBackURL
→http://tokimekiboy.blog43.fc2.com/tb.php/679-c0f6ac25